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【子供の受け口を治すのにはどうしたらよいの?】|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

【子供の受け口を治すのにはどうしたらよいの?】

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【子供の受け口を治すのにはどうしたらよいの?】

【子供の受け口を治すのはどうしたらよい?】

 

つい先日友人から子供が受け口なんだけど、どうしたらよい?と相談がありましたので、今回は子供の

受け口の治療のタイミングとその後大人になってからの治療について説明していきたいと思います。

①日本人は反対咬合が多い!?

 

まず大前提に日本人には、反対の噛み合わせの患者さんが多いです。

それは上顎の成長が白人などの方に対して弱い傾向があるために、よく反対咬合多い傾向にあります。

また骨格的な遺伝子の影響もありますので、親御さんが反対咬合ですと、その子も反対咬合になる確率

が高い傾向にあります。

 

②1番最初の治療はいつやればよいか?

 

結論から言うと、イメージ的には低学年から4年生くらいの小学校の間に治すのがベストです。具体的

には、上顎の前歯4本の永久歯(左右側上顎中切歯:上顎の1番前にある大きな前歯、左右側上顎側前歯:前から2番目にある前歯)が生え揃ったときのスタートのが良いと思います。

それはなぜかと言うと、その生えてきた永久歯前歯をうまくコントロールして反対の噛み合わせを治す

からです。あまりに早くてもその永久歯が生えてませんし、遅すぎても下顎の成長が著しくでてしまう

と反対の噛み合わせを治すのが困難になります。

そのため身長が著しく伸びる第2次成長期前に前歯の反対をなくすことがとても重要です。それにより

顎が出てくるのをできる限り抑えるようにしていきます。

 

③治療には段階がある!?

 

以下の3つに分けられます

step 1 小児矯正(6歳から9歳頃)

step 2 成人矯正(下顎の成長時期が終了した頃)

step3 手術併用の矯正(下顎の成長時期が終了した頃)

step1に生えてくる上下の前歯の永久歯をブラケット(歯につける矯正歯科装置)をつけてワイヤーを装

着して前歯の反対を直していきます。また反対咬合の方は、上顎の骨の成長が遅いので、幅も狭い場合

もありますので、ブラケットを使う前に取り外しのプレートタイプの装置を使用して歯列の横幅も拡大

していくことも必要になる場合があります。その後下顎の成長がおさまるまで経過観察し、下顎の成長

しきったところで、診査、診断をしてstep2または3の治療に入っていきます。

 

④注意すべき点

 

反対咬合の方の注意すべき点があります。

それは下顎の成長が抑えられない場合があることです。

背が伸びる時の軟骨の細胞と下顎が成長するときの軟骨の細胞の成長のピークはほとんど同じです。つ

まり、これは身長が伸びる時に下顎も前に成長してくるということです。

下顎が出ないように、子供の頃に上下の前歯をしっかり被せてあげるとある程度は下顎の成長は抑える

ことができます。しかし下顎の成長期が著しい方はそれでも抑えることができない場合があります。そ

の際には、下顎の成長のピークが落ち着いた頃に、抜歯を含めた大人の矯正治療(step2)やそれ以上

に下顎が成長してしまった場合には手術併用の顎変形症としての矯正治療(step3)を検討してしなく

てはなりません。step1から2.3までに行くのには6〜8年の下顎の成長を待つタイムラグが生じます。

 このことからも、子供の矯正治療を行なった後から次の矯正を行うまでの期間が長いことがわかりま

す。そのため受け口傾向の方の治療は、長期になること多いので、焦らずしっかり治していくことが重

要になるでしょう。

 しかし見方を変えますと、昔と違って必ず治すことができる歯並びですので、しっかりした治療を行

えば必ず治ります。

 

【まとめ】

 

⬜︎日本人は上顎の成長が弱い人が多く反対咬合になりやすい

⬜︎子供の矯正治療は、上顎の前歯4本が生えそろうあたりで行うのがベストである

⬜︎受け口の治療には3stepある

⬜︎下顎の過度な成長には注意が必要である

何かご不明なことがございましたら、メールでも構いませんおのでご連絡ください。

町田駅前矯正歯科 渡邉

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