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【歯ぎしりと矯正のお話】|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

【歯ぎしりと矯正のお話】

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【歯ぎしりと矯正のお話】

今回は歯ぎしりと矯正のお話をしていきます。

 

朝目が覚めた時、顎が疲れていたり歯の表面がザラザラしていたり、不快な朝を迎えたことはないでしょうか。

そんな時は気付かぬうちに歯や顎に負担がかかっているのかもしれません。

今回は、歯ぎしり・噛みしめについてお話したいと思います。

 

無意識のうちに行っている歯ぎしり・噛みしめを総称してブラキシズムと呼ばれることもあります。

 

私たちの噛む力は、数値にして約40~60kgで自分と体重と同じくらいあると言われています。普段の食事の際は、その約1/2~1/4の力を自然に加減しながら噛んでいますが、歯ぎしり・噛みしめは私たちが無意識のうちに起こることが多いのです。

 

歯ぎしり・噛みしめが起きやすいのは、睡眠時や何かに集中している時といわれていて意識的に改善しにくいのが難点です。

歯ぎしりの種類

 

歯のこすり合わせ方は、大きく分けて3種類あります。

 

〈グラインディング〉

 

上下の歯をギリギリと音を立ててこすり合わせるものです。

この歯ぎしりをする方が多いようです。

 

〈クレンチング〉

 

歯を強く噛みしめるものです。食いしばりとも言われています。

音が鳴るわけではありませんが、相当な負担がかかっています。

 

〈タッピング〉

 

上下の歯をカチカチと音を立てるものです。

 

いずれのものも歯や顎に対する力は強く、悪影響がでてしまいます。

 

歯ぎしりはなぜ起こるのか

 

原因ははっきり分かっていませんが、噛み合わせとストレスではないかと言われています。

 

①噛み合わせ

上下の歯並びが本来の綺麗に収まる位置でないと、歯をこすり合わせた時に正しい位置でロックがかからず歯ぎしりが起こりやすくなります。

 

②ストレス

ストレスを受けると起きやすくなります。ストレスを感じたときは早めに発散方法をみつけたり、解消することが大切になります。

 

歯ぎしり・噛みしめによる悪影響とは

 

慢性的に歯ぎしり・噛みしめを続けてしまうと、歯や顎から悪影響が起こるリスクが高くなります。

 

*歯へのダメージ

とても強い力がかかることによって歯がその力に耐えられず、ヒビが入ったり削れたりします。負担を重ねると欠けることもあります。

歯の表面がすり減ってしまうことを咬耗症(こうもうしょう)といいます。

症状が悪化することで知覚過敏の症状が起き、その後虫歯のリスクが高くなります。

 

*噛み合わせの悪化

上下の歯列は元々良いバランスで噛み合わさっていますが、歯ぎしりなどにより歯に強い力がかかっていくと次第に乱れ、歯並びが乱れたり歯ぎしりの悪化につながることがあります。

 

*歯周組織への影響

歯ぎしりなどによって引き起こされる力は、歯を支えている歯周組織にもダメージを与えます。咬合外傷(こうごうがいしょう)と呼ばれており、歯ぐきや歯根膜、重度の場合は歯槽骨まで破壊することもあります。

また、骨隆起と言って歯ぎしりなどの症状が続いてしまうと不要な所に骨が形成されて盛り上がる症状が起き、場合によっては切除が必要になることもあります。

 

*顎関節症

顎にある関節で噛む時に支点となっているため、歯ぎしりなどによるダメージを受けやすくなります。

顎関節症になると、顎の筋肉が傷んだり、口が開けづらくなったり、口を大きくあけるとパキッと音がなったりします。

 

*口腔内以外でも悪影響が

強い力で噛むことによって、顔の筋肉が発達してエラが張ってるような状態になり顔が大きく見えてしまったり、肩こりや頭痛などの全身症状の原因にもなってしまいます。

 

歯ぎしりの治療法

 

*マウスピースを用いる

マウスピースを使用することによって、歯ぎしりをしても直接負担がかからずに歯や歯ぐきを保護することができます。

 

 

当院では、EFラインをおススメしております。

実際の歯並びによって使用条件は限られますが、表裏のワイヤー・ブラケットに対応しておりますので矯正中でも使用することができます。

 

*噛み合わせを改善する

噛み合わせを調整することで、歯ぎしりなどの症状が改善することがあります。

また、必ずしも治るとは限りませんが矯正治療をして歯並びを整えることも改善の一つだといえます。

矯正治療をすることだけで歯ぎしりを改善することは難しいですが、治療後の歯並び・口腔内の保護の為には歯ぎしりのケアが大切になります。

 

歯ぎしり・噛みしめは、無意識のために自覚症状がない限り、自分自身で気付かないことが多いです。家族や友人など、一緒にいる人に様子を聞いたり見てもらったりするのも、気付くきっかけになると思います。

 

【まとめ】

 

☑歯ぎしり・噛みしめは睡眠時、何かに集中しているときに起こりやすいです

 

☑歯ぎしりの種類は3種類あります

 

☑歯ぎしりはストレスや噛み合わせが悪いことによって起こることがあります

 

☑歯ぎしり・噛みしめは様々な影響を及ぼします

 

☑歯ぎしりは歯科矯正中でも治療可能です!

 

歯ぎしりは、自覚症状に気付いたら放置せずに、早めに歯科医院に相談することをおススメいたします。

町田駅前矯正歯科 N

監修 町田駅前矯正歯科 医院長

 

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