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『口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)の矯正治療にはどんな装置が適しているの?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)の矯正治療にはどんな装置が適しているの?』

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『口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)の矯正治療にはどんな装置が適しているの?』

『口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)の矯正治療にはどんな装置が適しているの?』

町田駅前矯正歯科医院長 渡邉 博人

 以前のブログで口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)を説明させていただきましたが、今回は矯正治療で口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)を治す場合の表側矯正、マウスピース矯正、裏側矯正のメリット、デメリットを説明していきたいと思います。

 

 

 その説明の前に口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)をしっかりと適切に治療費するにはほとんどの場合抜歯(2〜4本)、抜歯(2〜4本)+歯科矯正用アンカースクリューが必要の可能性が高いです。非抜歯で口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)を治すようなことはほぼないと思って良いと思います。つまり治すには、それだけダイナミックに歯を動かすためのスペースが必須になってくるというのことです。

 


①表側矯正

 

昔ながらのスタンダードの装置で歯の表側につく装置になります。昔は金属の装置でしたが今はセラミックブラケットや白いワイヤーなど審美的な装置が多々出て来ており、昔よりもずっと目出しにくくなっております。

 

 

メリット)

マウスピース矯正、裏側矯正よりと1番コストパフォーマンスが良いです。

 表側についているので、ドクターにとって矯正装置が見やすく操作がしやすい。それに加えて矯正装置の中でも装置自体の大きさも大きいですので、見やすいので、さらに操作性が良いです。患者さんにとっても表側に装置が付いているので、汚れなどを鏡をみれるので、歯ブラシやデンタルフロスができ、衛生的にも良いです。

口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)の場合には、叢生量(ガタガタの量)が少なく、抜歯したスペース分前歯を内側に入れるので、トルクコントロール(上下の前歯の軸の調整)が必須になります。表側矯正はトルクコントロールが、3つの装置の中で1番調整しやすいです。もし歯軸が倒れたとしても、比較的早めに立て直すことができます。また重度の口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)を治す場合には、歯科矯正用アンカースクリューという小さなネジを上下の歯肉(歯槽骨)に埋めてあげて、上下の前歯を内側にダイナミックに内側に下げていきます。表側矯正は歯科矯正用アンカースクリューとの相性は連結するのが得意です。歯科矯正用アンカースクリューは見た目はみなさんびっくりされますが、実際やられた方の反応を伺いますと『思ったよりも全然大丈夫でした』と、そのギャップに驚かれる方がほとんどです。

 

デメリット)

 表側矯正は、表側にブラケットがついておりますので、目立ちやすいのが唯一の欠点です。この点については、ホワイトワイヤーやセラミックがありますので、昔よりは確実に目立ちにくくはなってきております。また稀に口ゴボの方だとただでさえ口元の前突感があるのに表側に、ブラケットがついているせいでその前突感が僅かに増すのが気になられる方もおります。口ゴボのほとんどのケースで抜歯が必要ですので、そのブラケットの厚み分の前突感は前歯が下がるごとに気にならなくなってきます。


②マウスピース矯正(インビザライン)

 

ここでいうマウスピース矯正は、インビザラインのことを指します。今のところインビザライン以外で全体的な矯正治療ができるマウスピース矯正治療はありません。

 

 

メリット)

審美的でとても目立ちにくい装置です。一枚のマウスピースは装着はしておりますが、日常的に使っていても矯正をやっているかわからないくらい自然な矯正ができます。また口ゴボの場合には抜歯ありきの矯正治療の可能が高いために、抜歯したところが気になることが多いのですが、マウスピース矯正だとそこにマウスピースのダミーがあるので、目立ちにくいメリットがあります。マウスピースを外せば、アタッチメントはついてはいますが、矯正前とほとんど変わらないくらいに自然に歯ブラシができる利点もあります。

 

デメリット)

口ゴボの矯正の場合には抜歯した歯の大きさ分上下の前歯を移動しなければなりません。その場合には、約7.5ミリ(第一小臼歯の大きさ)丸々動かす必要があるため、インビザラインのみで動かそうとすると、歯軸が内側に倒れ込むリスクが高くなります。そのためインビザライン単独では厳しい場合(上下の前歯が倒れ込みが著しい場合)にはワイヤーを全体的につけたコンビネーション矯正を行う必要がでてきます。そのため患者さんは、ワイヤー矯正も必要なことを念頭にインビザラインの治療が必要になります。イメージ的には、インビザラインでできるところは治療し、難しいところをワイヤー矯正を行い、マウスピースの使用している期間を増やして、なるべく目立たない期間を長くしていくような治療プランになるというのとです。またマウスピース矯正は最低20時間から22時間の使用が必須になりますので、付けられないとうまく治りません。さらにアタッチメントという歯の表面にプラスティックの粒々を歯につけますので、それも許容できる方でないとマウスピース矯正を行ってもあとで後悔してしまいます。


③裏側矯正(舌側矯正/リンガル矯正/ハーフリンガル矯正)

 

言葉の通り裏側にブラケットをつける矯正になります。

 

 

 

メリット)

目立ちにくい装置になりましので、上下ともに裏側だと矯正しているのがほとんどわかりません。またブラケットが裏側についているので、表側よりもブラケットの厚さを気にせず矯正ができます。

 

デメリット)

マウスピース矯正とも関連しますが、トルクコントロールがしずらいので、歯が内側に倒れ込んでしまうのと、裏側矯正だと前歯の軸を立て直すのにに非常に時間がかかります。そのためそうならないように慎重に調整していくので、1アポイント当たりの時間や治療期間が長くなる傾向があります。また費用のほうも表側矯正→マウスピース矯正→裏側矯正(ハーフリンガル→フルリンガル)の順に上がってきます。舌側に装置がついているので、慣れるまでは発音に違和感がある方もいらっしゃいます。また裏側の装置ですと、歯ブラシがしづらくなりますので、時間をしっかりとかけて、鏡を見て磨く必要があります。当院ではジェットウォッシャーなどの水流でプラークを一気に流す機器をおすすめしております。裏側矯正の場合には歯肉が一度大きく腫れてしまうとなかなか元に戻らなくなってしまうので、歯肉を切除するなどのが必要になる場合があるので、日頃の歯ブラシは注意が必要です。

 

 


【まとめ】

☑口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)は、すべての装置で治療は可能であるがその装置に特徴があり、得意不得意があります。1番確実なのが、表側矯正ですが、それが許容できない場合には、デメリットを理解した上でマウスピース矯正、舌側矯正で治療をしていった方が良いと思います。

☑口ゴボの矯正治療を行う際には(上下顎前突、上顎前突)歯科矯正用アンカースクリューと抜歯の可能性は高いと思います。歯科矯正用アンカースクリューを打たなかったとしても抜歯はほとんどのケースで必要になってきます。

 

 口ゴボ(上下顎前突、上顎前突)を矯正治療を治すと劇的に口元が改善されます。患者さんによっては、『整形したの?』と言われるくらいダイナミックな変化を起こします。矯正治療で歯だけではなく、口元も改善される典型だと思いますので、矯正治療を行う価値が大いにあると思います。

 

 

 

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