町田駅前矯正歯科
町田駅前矯正歯科
MENU
WEB予約 042-732-5775

『裏側矯正治療(リンガル矯正)の注意すべきところとは!?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『裏側矯正治療(リンガル矯正)の注意すべきところとは!?』

Blog

『裏側矯正治療(リンガル矯正)の注意すべきところとは!?』

 『裏側矯正治療(リンガル矯正)の注意すべきところとは!?』

町田駅前矯正歯科医院長 渡邉 博人

目立たない矯正の代名詞でもある矯正装置に裏側矯正(リンガル矯正)があります。表側矯正の意味で派生した裏側矯正ですが、表側矯正とは明らかに異なる部分があり、特に注意すべきところがあるので、今回そのことについて説明していきます。裏側矯正は表側矯正、マウスピース矯正の中で費用が1番高いので後悔しないようにスタートすることが重要です。

 

 


 

 

①1枠のアポイントの診療時間が長い

 

 裏側矯正の装置は、もちろん裏側についているので、視野が表側矯正よりも狭く、患者さんがある程度大きく口を開けて診療に臨むことになります。裏側矯正専用のブラケットも表側矯正よりも小さく、裏側自体覗き込みながらの処置のため時間がかかります。そのため1アポイント自体60分前後はかかってきます。当院でも45分~75分で十分に時間をいただき処置をしております。特に顎関節症の患者さんはその時間の間ずっと患者さんがお口を開いているのは大変なので、休み休みやる必要があります。短い時間で処置にできる場合がありますが、しっかりとした丁寧な処置を考えるとやはり時間は必要になります。また当クリニックでは、裏側矯正の患者さんには毎回お掃除をさせてもらってできる限り虫歯や歯周病ならないにをコンセプトにやらせてもらっておりますので、他のクリニックよりも少し長い診療時間を採用しております。

 


 

②治療期間が長めになる傾向がある

 

 裏側の矯正治療は装置は、表側に較べて動きが鈍い傾向があります。そのため矯正自体の治療期間も長くなります。また裏側矯正特有の前歯の倒れ込みが起きてしまうと、立て倒すまでに時間がかかるためにトータルの時間がかかってきます。それに加えて、裏側矯正にの装置は裏側の特性がゆえにしっかり咬み合わせを上げないと上下のブラケットが干渉して簡単に外れてしまいます。またブラケットが外れると裏側矯正の場合には個人個人でブラケットのベースの部分が違います(カスタムメイド)。そのためブラケットを技工所に、送って毎回新しく作ってもらわないといけません。その間は歯を動かせないためにそのタイムラグが生まれ治療期間の延長したを招きます。裏側矯正のブラケットの再作製の時間は平均で1ヶ月くらいはかかってきます。

 


 

③歯ブラシに時間がかかる

 

 裏側矯正は、裏側なのでほとんど磨いてるところを目視できません。そのために手指の感覚がとても重要になります。ワンタフトブラシ、歯間ブラシ、フロスなどを駆使しますがやはり時間がかかります。この歯ブラシをしっかりやらないとひどい歯肉炎になってしまって、裏側のブラケットが埋まってしまって治療がうまくできなくなります。最悪歯肉切除などの処置が必要になってきます。このことは意外に知られておりませんが非常に重要です。個人的におすすめなのはドルツ(パナソニック)ジェットウォッシャーです。これは水流で汚れを落としますので裏側で見えない箇所の汚れを一気に吹き飛ばします。細かいところはやは一つ一つやる必要がありますが、歯ブラシがだいぶ楽になりますし、時短にもなります。当クリニックでは、裏側矯正の方に関してはエアーフローでしっかり汚れを落としてからワイヤーの処置に入っております。しかしその場かぎりのお掃除では効果が薄いために、実際に衛生士さんにブラッシング指導を徹底的に行ってもらい治療を進めるようにしております。プラークコントロールの状況が良ければ治療する人もされる人もどちらもハッピーで有益なことなので、積極的に虫歯予防に努めております。

 

 


 

④滑舌が最初は悪くなる

裏側矯正は、歯の裏側に装置が付くために、滑舌が最初の頃は悪くなりますが1か月~2か月でほとんどの方が適応し話せるようになります。そのため裏側矯正の装置セットの日から1か月は滑舌が悪くて大丈夫なスケジューリングにするようにしましょう。テストや面接、発表会などがある場合にはあらかじめ担当にそのことを知らせておきましょう。付けてしまってから、再度外すことになると費用も発生してきてしまうので、とても注意が必要です。また最初の頃は、舌の口内炎になる可能性も高いので、さらに話づらい状況になるので、ある程度の覚悟は最初はしておいた方が後悔はないと思います。よくCAさんが表側矯正が禁止されているので裏側矯正をすることがありますが、慣れてきてしまうと英語の発音などは違和感なくできるというのを聞いたことがあります。

 

 


 

【まとめ】

1枠のアポイントの診療時間が長い

⇒表側矯正よりも装置も小さく、繊細な装置なので時間が必要になります。

治療期間が長めになる傾向がある

⇒裏側矯正は装置の性質上表側矯正よりも歯の動きが大きくない。

歯ブラシに時間がかかる

⇒表側なら鏡を見ながらお掃除を行えますが、裏側矯正だと、手指の感覚に頼ることが大きく慣れが必要になります。

☑滑舌が最初は悪くなる

⇒最初の1~2か月は滑舌が悪くなるのでスケジュールをしっかり管理して余裕を持って裏側矯正をしていきましょう。

 

 

診療のご予約・無料相談

町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正

町田駅前矯正歯科:
https://machida-kyosei.com/
電話番号:042-732-5775

診療のご予約・各種治療のご相談は下記よりお気軽にご連絡ください。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ