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『保定期間の大切さ』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『保定期間の大切さ』

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『保定期間の大切さ』

記事制作と記事編集:歯並びコーディネーター N
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

歯科矯正治療は、大きく分けて

歯列を並べる動的治療その後の歯列を維持させるための保定治療

の2つがあります。

 

今回は、保定治療の大切さについてお話したいと思います。

 


 

【目次】

①保定治療について

②保定装置について

③保定装置の装着期間や装着時間について

④保定装置の料金について

⑤他院で歯科矯正治療されていた方のリテーナー制作について

★まとめ★

 

 


 

①保定治療について

 

歯科矯正を開始すると装置をつけることで歯列を理想の位置まで動かし綺麗に並べることができます。この期間を動的期間といいます。
歯を動かしていくために装置を使いながら力をかけていますが、歯が綺麗に並び装置を外して力をかけるのをやめたとしても、

歯や歯の周りの組織はまだ安定していないため、動きやすい状態にあります。
ここで大切になってくるのが、動的期間後に行なわれる保定期間です。

 

この安定していない状態で何もせずに放置してしまうと、歯が元の場所に戻ろうとして後戻りという事態になったり、

元々舌の使い方に癖のある方はその舌の力によって、せっかく綺麗に並べた歯列が乱れてしまうリスクがあります。

 

この保定期間は綺麗になった歯列を治療後も保っていくために重要な期間です。
矯正をされている方の多くが保定に約2年間程度要しますが、指示通りにしっかり保定装置を使用することが大切です。

 


 

②保定装置について

 

保定装置とは装置を外したあとに用いられる装置でリテーナーとも呼ばれています。
この保定装置には様々な種類があり、治療箇所や治療の方法等によって使い分けられています。

どんな種類があるのか、ご紹介致します。

 

★クリアタイプのマウスピース型リテーナー

 

 

非抜歯での歯科矯正や、インビザラインの方をメインに使用することが多い装置になります。

 

インビザラインの方がそのままクリアリテーナーになることが多いのでマウスピースに慣れた状態でお使いいただけます。
リテーナーの厚さはその方によって変わるものの、透明で目立ちにくく簡単に外すことが可能なので、

発音を気にせず会話がしやすかったり、食事や歯のお手入れは楽に行なえるのもメリットになります。

場合によってはベッグリテーナーとの併用になることもあります。

 

★ベッグリテーナー

 

こちらも取り外しができる保定装置で表側が金属のワイヤーで裏側がプラスチックになっています。
ベッグリテーナーは、表側の金属のワイヤーが歯列全体にかかるのが特徴です。
歯の移動を防ぎ、後戻りするのを防ぎます。

最初は入れ歯を入れたような感覚で話すときに違和感を感じることがありますが、

1週間ほどですこしずつ慣れていきます。

 

 

★ホーレーリテーナー

 

 

ベッグリテーナーと同じように、表側が金属のワイヤーで裏側がプラスチックになっている矯正装置です。
ホーレーリテーナーは前歯のみにワイヤーがかかります。
主に前歯部の後戻り防止のために使用します。

 

 

★QCMリテーナー

ベッグリテーナーに似た形状をしていますが、一部ワイヤーを使用しているものの、表側の金属のワイヤーがプラスチック製になっているため透明で、装着していても目立ちにくくなっています。

 

★リンガルリテーナー

 

歯の裏側にワイヤーを直接接着して固定するタイプの保定装置になります。
裏側に細いワイヤーを接着するので装置が目立ちにくいです。
主に前歯の叢生(がたがた)の後戻り防止のために使用します。

 


 

③保定装置の装着期間や装着時間について

患者様によって歯を動かしていく期間に個人差があるように、この保定期間にも個人差があります。
目安としては、矯正治療にかかった期間と同じくらいかそれより長い期間の、2年以上かかることが多いようです。

 

 

装着時間としては、保定装置の使用開始時には歯磨きと食事以外はつけたままでいることが理想で、1日約20時間以上装着していただく必要があります。
その後は3ヶ月後、半年後という間隔で来院していただき経過やリテーナーの状態、適合をチェックさせていただいております。

 

その中で必要に応じて少しずつ装着時間を減らして様子をみて、安定してくると最終的には夜間のみの装着になります。

 

 

⚠装着時間は、患者様の状態や経過によって判断しております。
患者様ご自身の判断で、装置をつけずに生活してしまったり指示通りにお使いいただけない場合は、

後戻りが起こってしまい、再治療が必要になってしまうこともありますので、担当医の指示にしたがって正しく保定することが大切です。

 


④保定装置の料金について

 

 

当院では基本的にリテーナー代を含んだ金額でご案内しております。
ただ、目立ちにくいリテーナーであるQCMリテーナーは別途で料金が発生いたします。

〈金額〉

上顎のみ:¥33000  上下顎:¥66000

 

リテーナー紛失による再制作の場合は、追加で費用を頂いておりますので、無くさないよう保管をお願いしております。

 

 

特にクリアリテーナーは透明の為、外した際にティッシュペーパーなどに挟んでしまうと誤って捨ててしまったり、

ペットがいる方だとおもちゃと勘違いして変形が起こるおそれもあります。
装着していない時間は、必ずケースに入れるなど、何か対策をすることをおススメいたします。

 


 

⑤他院で歯科矯正治療されていた方のリテーナー制作について

 

歯科矯正後、保定装置を使っていたけど経年劣化で壊れてしまったので作り直したい などのお声を聞くことがあります。
引っ越しなどの事情で、元の矯正歯科に通うことが出来ない方など、ご希望の際には対応させていただきます。
拝見させていただいて、場合によっては対応が難しいこともありますが、お気軽にご相談ください。

 

 

〈料金〉
・初診料 ¥2200

・プレートタイプのリテーナー
片側 ¥33000
上下 ¥66000

・クリアリテーナー
片側 ¥22000
上下 ¥44000

 

装置の型どりをさせていただいてから装着までには、約1ヶ月いただいております。

 


 

保定の期間も歯科矯正治療の中で大事な行程になります。
綺麗にした歯並びを維持させるため、あともうすこし、頑張っていきましょう!!

 

【まとめ】

□保定することは、矯正治療をする上で必要不可欠であり、大切な期間です。

□保定装置にはいろいろな種類があり、保定したい部位などによってお使いいただく保定装置が異なります。

□保定にかかる期間は動的期間で要した期間かそれ以上が目安といわれています。

□当院では、基本料の中に保定装置代も含まれています。
目立ちにくい種類をご希望の方や、他のクリニック様で治療されていた方の保定装置の作り直しは別途費用がかかります。

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