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『歯科矯正中に気になりやすい口内炎の原因と予防』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『歯科矯正中に気になりやすい口内炎の原因と予防』

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『歯科矯正中に気になりやすい口内炎の原因と予防』

『歯科矯正中に気になりやすい口内炎の原因と予防』

記事制作と記事編集:歯並びコーディネーター N
監修:渡邉 博人 (町田駅前矯正歯科医院長)

 

歯科矯正の有無に限らず、口の中に炎症が起こると日常生活が少し不便になりがちですよね。
また、痛みに慣れるものでもないので痛みを感じないように、しみないように気を遣わなければなりません。

今回は、そんな口内炎の原因や予防方法についてご紹介していきたいと思います。

 


 

【目次:もくじ】

①口内炎の種類と原因

②口内炎の酷くならないための対策法

③口内炎の予防方法

まとめ

 


①口内炎にはどんな種類があるの?

 

『口内炎』といっても、いろんな種類があってそれぞれ特徴があります。

 

・アフタ性口内炎

 

 

矯正治療の有無関係なく、口内炎で1番知られていて馴染みのある種類です。
潰瘍性口内炎とも呼ばれます。

〈原因〉

ビタミンB2などの栄養不足により発生します。
またストレスや睡眠不足など、免疫力の低下も原因になります。

〈特徴〉

・白くて丸い形をしている
・大きさは約2~10mmで頬や舌、唇の内側、歯茎にでき、複数まとめてできることもある
・約10日ほどで自然と回復する

 

・カタル性口内炎

この口内炎も歯科矯正中には多いかもしれません。

 

〈原因〉

矯正装置や入れ歯などの器具が粘膜に当たって傷ができ、炎症を起こしている状態です。
頬の内側を強く噛んでしまったりして、傷から細菌が繁殖して起こることもあります。
熱湯や薬品の刺激も原因のひとつです。

 

〈特徴〉

・粘膜の一部が赤く腫れていて、腫れたところが熱を持っている
・水ぶくれのようになっている
・傷ついたところと周囲の境界線が分からない
・唾液の量が増加して粘り気が強い
・人によっては口臭がきつくなる、味覚を感じにくいなどの症状もある

 

この2つの口内炎は、粘膜刺激によって起こるリスクが高いため矯正治療中は特に注意が必要です。

 

 

 

ちなみに…

矯正治療方法で口内炎になりやすい場所に違いがあるようです。

 

ワイヤー矯正:食事や会話、笑うことで装置と粘膜がこすれて傷つき、口内炎になりやすい
頬の内側や、唇の裏側に出来やすい
矯正装置の気になるところを舌で触ったりすると、舌にできることもある

 

 

マウスピース矯正:マウスピースの付け外しの際、マウスピースの縁が粘膜に当たると傷つき、口内炎になりやすい
舌にできる場合もある

 

 

 

・カンジダ性口内炎

〈原因〉

口の中を不衛生のままにしているとカビの一種であるカンジダ菌が増殖します

〈特徴〉

入れ歯を使用している方の発症リスクが高いと言われている

 

・ウイルス性口内炎

 

〈原因〉

ヘルペスやクラミジアなどのウイルスが原因です。

 

〈特徴〉

水ぶくれのあとにかさぶたに移行し、痒みを伴うことがある

 

・アレルギー性口内炎

 

〈原因〉

金属アレルギーが原因です

 

〈特徴〉

・アレルギーの元となる金属が触れている部分を中心に赤く腫れる
・場合によっては手足に腫れ、痒みが出ることも

 


②口内炎の酷くならないための対策法

 

 

・矯正用のワックスを使う

 

粘膜に当たってしまう装置に直接ワックスを貼って保護する方法です。

鋭利な部分や摩擦を軽減することができて、口内炎や傷の痛みを緩和することが出来ます。

 

・薬で治療

 

口内炎であれば通常は10日ほどで回復しますが、薬を使うと自然に治るよりも早く回復することがあります。

薬局など市販で売られている薬には、軟膏タイプ、クリームタイプ、パッチなど直接貼るタイプ、スプレータイプなどいろいろな種類があります。

 

 

歯科医院では、軟膏やパッチタイプを使用していることが多いです。

 

 

・かかりつけで調整してもらう

 

ワックスを貼っても緩和されない、同じ場所に装置が当たってしまい何度もできてしまうなど、痛みが続く場合には、かかりつけの歯科医院に相談してみると良いでしょう。
装置が粘膜に当たりにくいように調整してくれたり、改善することがあります。

 

・刺激を与えないように過ごす

 

炎症が起きているところに刺激を与えてしまうのは悪化に繋がります。
気になる気持ちは分かりますが、手で触ると細菌が入るリスクが上がりますので避けましょう。

 

食事の時も注意が必要です。
塩気の多いもの、辛いもの、熱いものなどの刺激物が直接口内炎に当たってしまうと強い痛みを感じます。

炎症が悪化すると、さらに大きくなってしまったり、痛みが強くなり、治るまでにも時間がかかってしまいます。

舌で触ったりせず、完治するまでは安静に過ごしましょう。

 

 

10日経過しても治らない場合や、繰り返しできる場合は別の病気も考えられますので、かかりつけ医や口腔外科を受診してください。

 


 

③口内炎の予防方法

 

・お口の中を綺麗に保つ

 

 

不衛生は、口内炎の原因のひとつです。
不衛生にしていることで口内炎を悪化させることがあります。

普段の歯ブラシでのお手入れに加え、マウスウォッシュや殺菌成分が入った歯磨き粉を使用してみたり、歯間ブラシやフロスを使うのも有効的でしょう。

 

・食生活、生活習慣の見直し

 

 

ビタミンB2をはじめとした栄養素を摂取してみると、予防につながります。
早寝早起きや、日々の生活でストレスをためないことも大事です。
矯正装置が当たることで粘膜を傷つけたとしても、免疫力が高ければ口内炎になりにくくなります。
ゆっくり休息して治癒力のある体づくりをしてみましょう。

 

ビタミンB2が多く含まれる食材

レバー、うなぎ、納豆、牛乳、ぶり、はちみつ、たまご、チーズなど

食事で摂れない場合は、サプリメントで補給するのも効果的です。

 


まとめ

口内炎は偏った生活や疲れ、誤って噛んでしまった傷など様々なきっかけで起こります。

口内炎の種類は複数ありますが、防ぐ方法には共通点があります。
口内炎になってしまった時のために、改善方法も頭に入れておくといざと言う時早く回復をのぞめるかもしれません。

日々の生活の中で免疫力を高めて、口内炎になりづらく、なってしまっても治りやすい身体をつくっていきましょう!

 

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