『アンカースクリュー埋入時の腫れは舌下免疫療法に影響する?』
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『アンカースクリュー埋入時の腫れは舌下免疫療法に影響する?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 H
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

みなさんこんにちは!
町田駅前矯正歯科です。
今回のテーマは、
『アンカースクリュー埋入後の腫れは舌下免疫療法に影響する?』
です!
「歯並びをきれいにしたい」という矯正治療への熱意と並行して、最近は「花粉症やアレルギーを根本から治したい」と、舌下免疫療法に取り組まれている患者様が増えています。
どちらも毎日の積み重ねが大切な治療ですが、矯正治療で「アンカースクリュー(小さなネジ)」を埋入する場合、少しだけ注意が必要です。
今回は、「アンカースクリュー埋入後の腫れは、アレルギーの薬にどう影響するの?」という疑問についてお話しします。
【もくじ】
Ⅲ:『アンカースクリュー埋入後の腫れは舌下免疫療法に影響する?』

アンカースクリューとは、歯科矯正に用いられるチタン製の小さなネジ状の装置です。
直径1〜2mm、長さ6〜10mmほどと非常に小さく、歯ぐきの下にある顎の骨に固定して、歯を動かす際の支点(アンカー)として使用されます。
これにより、従来のワイヤー矯正やマウスピース矯正だけでは難しかった方向への歯の移動が可能となり、より精密で効率的な治療を行えるようになります。
アンカースクリューはすべての症例で使用されるわけではなく、精密検査の結果や歯並び、治療計画に応じて歯科医師が必要性を判断します。

舌下免疫療法は、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少量ずつ体に取り入れ、体をアレルゲンに慣らすことで、
症状を起こしにくくすることを目指す治療法です。
現在は「スギ花粉症」と「ダニによるアレルギー性鼻炎」に悩む方が対象となっています。


この治療は「お口の粘膜」から薬を吸収させるため、お口の中の状態がとても重要です。
例えば、矯正装置があたって口内炎ができている時や、歯科処置で歯ぐきに腫れがある時などは、一時的に服用を控えるべき場合もあります。
Ⅲ:『アンカースクリュー埋入後の腫れは舌下免疫療法に影響する?』
では、アンカースクリューを埋入して腫れが出た場合はどうすればいいのでしょうか?

埋入した直後は、数日間ほど歯ぐきに赤みや腫れ、痛みが出ることがあります。
ここで気になるのが、「歯ぐきが腫れている状態で、舌下免疫療法の薬をいつも通り服用しても大丈夫なのか?」という点です。

結論から申し上げますと、「埋入部位の腫れが強い場合や、お口の中に傷がある場合は、一時的に服用を休止する」のが一般的なルールです。

舌下免疫療法の薬は、舌の下にある「粘膜」から成分を吸収させる仕組みです。
お口の中に傷や強い炎症(腫れ)があると、そこからアレルゲンが直接血液中に入り込みやすくなり、
普段は出ないはずのアレルギー反応や、副作用のリスクが高まってしまう可能性があるからです。
基本的には、腫れや痛みが落ち着き、お口の中のコンディションが回復すれば再開可能です(数日〜1週間程度が目安となります。)
もし、アンカースクリューを埋入した後に予想以上に腫れが強く出たり、服用を再開して違和感があったりする場合は、
すぐに当院または舌下免疫療法を受けている主治医の先生にご相談ください。

「数日間休むと効果がなくなってしまうのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、数日の休止でこれまでの積み重ねがゼロになることはありません。
むしろ、炎症がある状態で無理に服用し、アレルギー反応が強く出てしまうことの方がリスクとなります。まずは安全を第一に、お口の傷を治すことを優先しましょう!
いかでしたでしょうか?
今回は、「舌下免疫療法」の基礎知識と、矯正歯科での注意点である「アンカースクリュー埋入時の対応」についてお話ししました。
アンカースクリュー埋入後に強い腫れや痛みがある時は、無理に服用を続けず、まずは粘膜の回復を優先させることが大切です。
矯正治療も舌下免疫療法も、どちらも長期間かけて取り組む治療です。
不安や違和感がある際は、自己判断せずお気軽にご相談くださいね。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!

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