『出っ歯』は、矯正専門用語としては、上顎前突症や下顎後退症とも言われております。
わかりやすく言うと『出っ歯=上下の前歯の差(オーバージェット)が大きいこと』を指します。
数字的には、オーバージェットが約4.0mm以上を指しています。出っ歯といえども、上の前歯が出ているのか、または、下の前歯が出ているのかによって細かい分類が変わってきます。
- 上下の1番前の歯(上顎中切歯と下顎中切歯)の差がオーバージェットと言い、2~3mmが正常と言われています。
- 上下一番前(正中:真ん中)にある歯が上下顎の中切歯という基準になる前歯になります。