歯と顎のアンバランス
顎が小さく、歯が大きい場合には、永久歯が並びきれずにガタガタ状態になることが多いです。また、歯が正常よりも多い状態(過剰歯)の場合には、これも歯と顎のアンバランスを生じますので、叢生を発症してしまうことが多いです。
顎と歯の大きさはほぼ遺伝的にも、ある程度決まっているので、親御さんが、八重歯であれば、お子さんも八重歯になることが多いです。兄弟で、治療している子に関しても、やはり歯並びや歯の形はとても似ています。
ガタガタ・ガチャ歯(叢生、乱杭歯)とは?
Medical
歯が不揃いでガタガタになっている状態を『叢生:クラウディング』と言います。また昔から、乱雑に打ち込んだ杭を連想させることから、乱杭歯とも呼ばれております。
特に上下の前歯に見られることが多いです。八重歯もここに分類されます。
凸凹の歯並びは、見た目も良くなく、それ以上に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病の原因になりますので、矯正歯科治療の対象になってきます。
顎が小さく、歯が大きい場合には、永久歯が並びきれずにガタガタ状態になることが多いです。また、歯が正常よりも多い状態(過剰歯)の場合には、これも歯と顎のアンバランスを生じますので、叢生を発症してしまうことが多いです。
顎と歯の大きさはほぼ遺伝的にも、ある程度決まっているので、親御さんが、八重歯であれば、お子さんも八重歯になることが多いです。兄弟で、治療している子に関しても、やはり歯並びや歯の形はとても似ています。
歯を隠して笑ったりするなど、思いきり歯をみせることができなくなる方もいます。
プラーク(細菌の塊)の取り残しが出てきてしまい、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
ガタガタの歯並びは、綺麗な歯並びに比べて凸凹が、多いために、頬の粘膜や舌に口内炎ができやすくなります。
発音時に空気が漏れてしまったり、発音に支障が出てしまう事があります。
歯を削ったり、歯列を前方または、側方に拡大してスペースを作り歯を並べていきます。
1年半~2年
マウスピース型矯正装置(インビザライン)がおすすめな理由は、ワイヤー矯正よりも虫歯や歯周病のリスクが低く抑えられることとと違和感が少ないことです。
また軽度の叢生であれば、デジタルシュミレーションを行なったマウスピースで精密に動かせるので、ある程度綺麗に並ぶまでの期間は割と早いことが多いです。
ワイヤー矯正の場合には、全ての歯に装置が着くまでに、ある程度の時間がかかりますので、軽度なケースでは、マウスピース型矯正装置(インビザライン)に軍配が上がるでしょう。
歯を多めに削るかまたは、抜歯をしてスペースを作り歯を並べていきます。歯を抜かない場合には、歯を削るのに加え、歯列の側方や前方拡大などの方法も織り交ぜてスペースを作っていきます。
2年半~3年半
抜歯が必須になります。著しい叢生の場合には、1mmでもスペースの有効活用をしたいので、補助的に歯科矯正用アンカースクリューを用いる場合があります。
3年~4年
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、ワイヤー矯正である程度並べて、重度叢生を中程度、軽度の歯並びにしてから行えば、対応可能です。全体の治療期間の中で半分はワイヤー矯正、半分はマウスピース型矯正装置(インビザライン)になるイメージです。
叢生の症状によってどの装置が有利であったり、若干の違いがでてきます。実際には初診カウンセリングやインスタ初診で拝見させていただければと思います。