おとなの矯正
Medical
おとなの矯正
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永久歯がすべて生えそろった時点(計28本)で大人の矯正治療が可能です。開始時期としては1番早くて12歳~14歳くらいには大人の矯正治療がスタート可能です。永久歯すべてをコントロールし、見た目も機能的にも将来的に安定した咬み合わせを作っていきます。
従来から行われているワイヤー矯正の方法です。表側にブラケットというワイヤーを通す粒を歯につけていきます。その後ワイヤーを細いものから徐々に太いものへ変えていきそのワイヤーの弾力の力で歯を並べていきます。昔はすべて金属でしたが、今は、ブラケット白いセラミックの材質のものやワイヤーが歯の色に近い白でコーティングしたものが新しく出てきており、目立たなく治療を進めていくこともできるようになっております
最近の方法で、マウスピースを1~2週間に1回交換することによって歯を動かす方法です。特にマウスピース型矯正装置(インビザライン)に関しては、症例によってはすべてマウスピースのみで治療が終了してしまうものもあります。歯を効率的に動かすためにアタッチメントという小さな突起を歯につけたうえで、マウスピースを使ってもらいます(1日20時間~22時間は使用必須です)。とても目立ちにくく、歯ブラシも今まで通りできますので、しっかり毎日管理できる人であれば効率的な装置です。注意しなければならないので、抜歯するケースには不向きであること。細かいところに関してはワイヤーも併用していく必要があることです。
表側の反対で裏側に装置とワイヤーをつけて治す方法です。最大の特徴は、矯正やっていることがほぼ気付かれないことです。どうしても表側で装置がつけられない職業の方に向いています(CA(キャビンアテンダント)さん、芸能関係の方)目立たない最大のメリットはありますが、デメリットもあります。費用が高額になります。裏側矯正は1人1人装置をオーダーメイドして作っていきますので、装置代の費用が上がってきます。また治療も裏側からのアプローチになるので、1アポイント当たりの治療時間が長いこと。裏側からの歯の動きがとても繊細で、一気には動かせません。そのためトータルの治療期間が長くかかる傾向があります。そして個人差はありますが、滑舌が一時的に悪くなることがあります。その後ほとんどの方は時間とともに慣れてきます。また表側矯正に比べて歯ブラシが難しくなります。また下あごだけ表側にするハーフリンガル治療も行っております。下の前歯はあまり装置がついていてもあまり目立ちません。ハーフリンガル治療によって費用も治療時間、期間も少し抑えることができます。裏側矯正治療でも必要に応じて表側にも部分的つけることがあります。
当院では精密検査の際に、従来の2次元のレントゲン写真(セファロ写真)に加えて3次元の低被爆CTレントゲン写真を導入しており、他の病院に依頼せずとも本クリニックで低被爆CTレントゲン撮影が行えます。いままでの2次元の分析法に加え3次元の要素も加えて様々な方向から患者さんの現状の歯並び、骨格、歯を支える骨、歯根の状態を確認し、外からは目視できない部分もしっかり把握して確実な診断が行えます。それにより患者さんにあった最終的なゴールを設定し、短期間でそのゴールに到達できるように最適な装置を選択し、効率よく安心な治療を行っていきます。
またカメラスキャンのみで型取り可能な口腔内スキャナーを設置しています。従来マウスピース矯正の治療には、お口の中に粘土のような材料を入れて上下で10分ほどの時間を要して型取りをする必要がありました。これは患者さんにとって苦痛なものでしたが、この口腔内スキャナーを入れることによって数分のスキャンで済むようになりました。とくに不快な感覚もありませんので、嘔吐反射がきつい患者さんでもストレスを少なくデータを取ることが可能になりました。またこのスキャナーは、患者さんのお口の歯のデータをその都度記録しておくことができます。その都度どのように歯が動き、経時的な歯肉の状態も把握でき、患者さんにもとても分かりやすく患者お見せできるようになっております。その他には、歯と歯の間の虫歯もレントゲンを用いずに把握する装置を導入しておりますので、虫歯の判断には極力レントゲンの撮影回数を減らしてできるようになっております。
お口の中、お顔を拝見させていただいて、現状と治療についてお話させていただきます
お口とお顔のお写真、各種レントゲン、型取り、i tero 5D(デジタル口腔内スキャナー)と3DCT(デジタル三次元立体画像レントゲン)
かかりつけ医(一般歯科)の確認、検査結果と治療方針の詳しいお話
1年半~3年半
精密検査と同じ検査を致します
2年