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矯正治療に伴う一般的リスク・副作用

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矯正治療に伴う一般的リスク・副作用

矯正治療に伴う一般的リスク・副作用

矯正治療には、メリットとデメリットがあります。矯正歯科で治療を当たるにおいて留意するべきことについて、日本矯正歯科学会のガイドラインに準じて以下に列記させていただきます。

矯正治療における留意点

    矯正治療に伴う一般的リスク・副作用
  • 歯根吸収
    歯の根の部分が吸収され、時として根の長さが短くなること。長さが短すぎると矯正治療を中断して、裏側からワイヤー固定する場合があります。
  • 歯槽骨吸収
    歯を支える骨が下がってしまうことがあること。歯の骨が下がる量が多いと、矯正治療を中断して、裏側からワイヤー固定する場合があります。
  • 歯肉退縮
    歯肉が下がってしまうことがあること。歯の根が見えやすくなることがあります。
  • 顎関節異常
    矯正中に顎関節に音、または痛みといった症状がでることがあります。
  • 口腔内清掃困難
    装置の形状のため、非常に清掃が難しくなります。
  • 食事困難
    控えてもらいたい食べ物や食事中ものが絡むといったことがあります。
  • 歯および口腔粘膜の痛みと動揺
    3日~1週間程、痛みがでます。その後は、徐々に緩和されます。
  • 舌の癖
    舌の癖が残っていると後戻りの原因や治療がうまく進まない場合があります。ので、しっかり舌の位置を意識しましょう。
  • 顎の位置
    矯正治療中に顎の位置が著しく変化する場合には、矯正用インプラントを使って治療する方針に変わる可能性があります。
  • 骨の癒着
    矯正治療中に歯と歯を支える骨が癒着する場合があります。その際には脱臼の処置が必要になる場合があります。
  • 歯の神経
    矯正治療中に歯の神経が死んでしまうことがあります。その際には根の治療をしていきます。

※症状が重篤な場合、治療計画の変更または、休止などの措置をとる場合があります。