【矯正治療が長くなる原因とは!?】
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【矯正治療が長くなる原因とは!?】
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【矯正治療が長くなる原因とは!?】
矯正装置をつけている患者さんにとって、早くきれいな歯並びになるのが待ち遠しい方がほとんどだと思います。逆になかなかきれいな歯並びにならないとヤキモキしてしまうことがあるかもしれません。今回は矯正治療の期間が長くなる原因を説明していきたいと思います。
①忙しくて定期的に来院できない
矯正治療は力で歯を動かします。例えば1ヵ月に1階の来院を逃してしまうと、力を加えるタイミングを逃すため、歯の動きは遅れます。また、ワイヤー矯正の場合には、ブラケットが外れてしまうと、その歯が後戻りを起こします。そうすると、先月の歯並びに戻ってしまいますので治療のスピードも2ヶ月遅れてしまいます。そのため定期的に来院することやブラケットが外れたりするトラブルの場合にはすぐクリニックに行くようにしてください。
②体質的に歯の動きが遅い
歯の動きには個人差があります。骨の代謝であったり、咬む力の違いによって歯の動きは大きく変わってきます。この動きに関してはどうすることもないできないですが、極力定期的に来院してもらい、効率よく歯を動かしていくことが必要です。また年齢によっても歯の動くスピードが変わる場合があります。特に初期の歯の移動するまでの期間は年齢が若いほど早く動き出すと言われています。実際の治療でも子供さんの方が歯の動きがよいことを感じます。
③歯と骨が癒着している
通常はと骨の間には歯根膜と言う1枚の膜が介在しています。その歯根膜の中には端を動かす細胞が多数含まれております。例えば歯をぶつけて、歯根膜が傷つくと、歯と骨が癒着してしまう現象(アンキローシス)が起こります。アンキローシスが起こったら、歯はまったく動きません。そのため歯の脱臼や骨ごと切ってブロック体にして動かすことが必要になります。特に、子供の頃にぶつけたことある永久歯は注意が必要です。厄介なことに、歯の癒着はなかなか鑑別診断が難しく、歯を動かしてみないとわからないことがほとんどです。個人的な経験からですが、癒着している歯と正常な歯は軽くたたくと音が違うことが良くあります。これから矯正治療を始めようとする患者さんは、矯正治療前に担当医の先生にあらかじめ過去に歯の外傷がなかったか教えていただくと治療期間のロスを防ぐことにつながります。
④舌の力が歯の動きを邪魔している
舌が端を押す力で前歯が下がる動きを邪魔していることがあります。この舌の動きを舌癖といい矯正治療を妨げる原因の1つとなります。この舌癖を取り除くには舌の位置を意識するトレーニングであるMFT(舌の位置づけや舌の筋トレ)が重要となります。
矯正をしている方は誰しもが早く装置が外れることを希望しています。体質的なことはどうしようもないですが、定期的に来院したり、舌の運動を頑張ることはご自身でできることだと思いますので、これらのことを意識して早くきれいな歯並びをゲットしていきましょう。
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
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