【インビザラインとワイヤー矯正のちがいとは？】｜町田の矯正歯科専門の歯科医院｜土日診療-町田駅前矯正歯科

インビザラインとワイヤー矯正のちがいとは？

 

マウスピース矯正の中で今や圧倒的なシェアをもつインビザラインとワイヤー矯正は何が違うのでしょうか？

 

 

 

 

①装置自体がまったく違う！？

～ワイヤー矯正～

　ワイヤー矯正は、歯につけるブラケットとワイヤー、ワイヤーとブラケットをつなぐ結紮線またはモジュールとして構成されています。いわゆる見た目は矯正してますという昔ながらの装置になります。白いブラケットやワイヤーは出てきているものの、基本的な構造はそこまで大きく変わっておりません。

 

 

 

～インビザライン～

インビザラインはご存知の通りマウスピース矯正の一つです。特に特徴的なのは最初から最後までマウスピースで治療できる可能性があることです。部分的にワンポイントで装置はつける可能性はありますが、非常画期的な装置です。

また、歯にはうまく歯をコントロールできるようにアタッチメントという装置が付きます。ブラケットと違って歯の色に違い装置がつくのでとても審美的です。マウスピースとアタッチメントで、ワイヤー矯正と違って目立たない矯正を行うことができます。

 

 

 

②取り外せるかの違い！？

 

～ワイヤー矯正～

ワイヤー矯正は、最終的には装置を外しますが、ブラケットとワイヤーが着いたら患者さん自身では外せません。クリニックへいったときでないと外せません。これはメリット、デメリット両方あると思います。外せないことによってインビザラインのような使用時間を気にしなくて良いことがあります。逆にデメリットとしては、外せないのでお掃除も複雑になりますので、ブラッシングの際には慣れも必要ですし、最初は時間もかかります。

 

～インビザライン～

インビザラインは20時間から22時間の使用が必須ですので、ご飯を食べた後や歯ブラシをした後には忘れずにマウスピースをつけることが必要です。個人の自己管理能力によって治療が決まるといっても過言ではないので、ある意味デメリットもメリットもあると思います。

 

 

 

 

③毎回の調整に違いがある！？

 

～ワイヤー矯正～

ワイヤー矯正は、毎回の調整で、ワイヤーを新しくしたり、微調整を加えて歯を動かして行きます。ワイヤーを調整し終わったら、力をかけるために、ゴムや結紮線（ワイヤーとブラケットを結ぶ鉄のワイヤー）追加で加えたりして目的の歯並びにしていきます。

 

～インビザライン～

インザラインは、歯の表面にアタッチメントをつけて、IPR（計画的に刃を削る）を終えてしまうとあとはマウスピースと歯列の適合をチェックし、アタッチメントが外れていないかをチェックして行きます。特に適合に問題がない場合には、治療も短時間であることもあります。もちろん思ったように歯が動いていない場合には、追加でワイヤーの装置などを付け加える場合には、ワイヤー矯正と同じように調整致します。

 

④痛みの度合いに違いがある！？

 

 

 

 

～ワイヤー矯正～

ワイヤー矯正の場合にはだいたい調整して数日後に痛みのピークがきます。その後数日かけて痛みが改善されて行きます。特に大きなずれを生じている歯の痛みが大きくなりやすく、また治療をする先生の力の掛け方でも大きく変わってきます。つまり痛みの違いのおおきさがあるということです。

 

～インビザライン～

インビザラインの場合にも基本痛みのメカニズムはほとんど同じですが、痛みはワイヤーよりは少ないと言われております。それは、コンピューターによってマイクロ単位で正確にコンスタントに毎回の交換で動くようになっておりますので、ワイヤー矯正のよりも痛みの大きさがほぼ変わらず一定になります。

 

⑤矯正をスタートするタイミングと治療する範囲に差がある！？

 

 

 

～ワイヤー矯正～

ワイヤー矯正の場合には、ブラケットを直接装着するために、スタートする時点で少しずつブラケットをつけて部分的に治療をしていきます。これなぜかというと歯並びによってブラケットをつけるスペースがなかったり、上下の前歯の噛み合わせが深いためにブラケットをつけられなかったりする場合があります。そのため一気に歯列全体を動かせない状態になります。順を追って一つ一つ根気よく歯を歯を並べていく必要があります。

 

～インビザライン～

インビザラインの場合には、クリンチェック（歯の動かすためのシュミュレーション）を承認してから装置が届くまで約10日、世界の流通の状態により3週間から1ヶ月かかります。そのため実際に矯正をスタートするまでに時間を要します。インビザラインを作り直す場合にも同じようなステップを踏まなければなりません。しかし、その反面インビザラインは上下のマウスピースで歯列全体を最初から一気に動かせます。そのため症例にもよりますが、治療はスピードは早まることが多いです。

 

【まとめ】

～ワイヤー矯正とインビザラインの違いのまとめ～

☑装置自体がまったく違う

☑取り外せるかの違いがある

☑毎回の調整に違いがある

☑痛みの度合いに違いがある

☑矯正をスタートするタイミングと治療する範囲に差がある

　このように、ワイヤー矯正とインビザラインの治療は、大きな違いがあります。どの歯並びにどっちが適しているかをかかりつけ医にしっかり診断してもらい、メリットとデメリットを確認してスタートするのが望ましいと考えられます。

 

町田駅前矯正歯科　　　医院長