『インビザラインで後悔しないために知っておくべきこと6つ』
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『インビザラインで後悔しないために知っておくべきこと6つ』
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『インビザラインで後悔しないために知っておくべきこと6つ』
町田駅前矯正歯科医院長 渡邉 博人
インビザライラインはとてもよい矯正ツールですが、よく知らないでスタートしていまうととても後悔してしまうことがあります。インビザラインを始めてしまうとカスタムメイドの装置なのでスタートしてしまうとそれ相応の費用が掛かってきてしまいます。そうならない様に今回はインビザラインを後悔しないためには、知っておくべきこと6つを書いていきたいと思います。
①インビザラインは、自己管理が必須!?
インビザラインは1日20〜22時間使用ができて初めてうまく歯の方が動いてきます。残りの2〜4時間だけ、インビザラインを外してご飯を食べり、歯ブラシすることがですます。よくよく計算するとた4時間でご飯3食と毎食後の歯ブラシと考えるととて外せる時間はそんなに時間はありません。ほぼ日常生活でマウスピースを入れていないと歯は動いてきません。しっかり自分のルーティンを決めて管理できる人であれば、うまくマウスピースを管理し、インビザラインの治療を成功させることができるでしょう。しかし自己管理が難しい方は、逆に取り外しが多いことがストレスになったりと途中で断念してしまい後悔してしまうことがあるかもしれませんので、事前にしっかり使えるのかご自身でイメージしてみてください。毎回の取り外しがストレスになるようであれば、ワイヤー矯正治療の方が適しているかもしれません。
②歯にアタッチメントが着く!?
マウスピース矯正というと、ただマウスピースを入れるだけでよいのかというとそうではありません。インザラインは必ずアタッチメントという歯に似た色のプラスチックを歯につけていきます(下の写真参照)。このアタッチメントはとても重要でマウスピースがしっかり歯を掴むためのひっかかりになります。これをつけないマウスピース矯正もありますが、コントロールする力はインビザラインには劣ります。この粒をイメージできていなかった方は、インビザラインを付けるときにびっくりすることがありますので、あらかじめ知っておく必要があります。このアタッチメントは、口内炎ができる方は注意が必要で、インビザラインを始めた当初は口内炎が起きる時があります。お口の中が、ある程度慣れてしまえば、口内炎は落ち着いてくることが多いです。
③歯を削る!?
インビザラインをやるに当たって必要になるのが、IPRという歯を削る行為です。これは、叢生(スペース不足によって起こる歯のガタガタ)を治療する際にスペースが必要になります。ワイヤー矯正だと歯を抜けば良いですが、インビザラインは抜歯の矯正が苦手です。そのため抜歯以外の方法つまり、各歯を少しずつ削ってスペースを確保する方法です。これをIPRといいます。IPRの限界量は決まっています。歯と歯の間に付き0.5ミリです。これ以上削る必要がある場合には、歯の細かいレントゲンを取って削ってよい範囲(エナメル質)の厚さを確認してからやらなければなりません。どうしても削ることに抵抗のある方にはインビザラインは適応にはなりませんので、注意が必要です。スペースが足りない場合の矯正治療はIPRをするか抜歯をするかの2択を迫られるケースが多いのでどちらかを許容しないといけないのが注意が必要です。
④1クールで終わらない!?
インビザラインは、最初に歯型をスキャンしてマウスピースを30枚から50枚くらいの単位で一気に作ります。これが1クールとすると、3から4クールで治療が完結する場合が多いので、1クールでは治療終了しないことが多いです。そのため、何回か作り直しをする(追加アライナー製作)をすることを念頭に置くことが必要です。じっくりしっかり矯正治療をすることが大事です。
⑤部分的にワイヤー矯正になることがある!?
インビザラインは、すべてマウスピースで終わると思われている方が多いと思いますが、インビザラインで全てが治るケースはありますが、そうでないケースに関しては部分的にワイヤー矯正になる場合があります。そのためもしもの場合には、ワイヤー矯正もやることを頭の片隅に入れておくことも必要です。インビザラインが得意、不得意な症例がありますので、ケースバイケースではありますが、ワイヤー矯正の併用が必要なことがあります。特に抜歯が必要なケースはワイヤー矯正も必要になることがあるので、覚えていく必要があります。
⑥ダイナミックな歯の移動が必要な矯正にはむいていない!?
インビザラインは、歯科矯正用アンカースクリューやオペ併用などのダイナミックに歯を動かすケースの治療には、向いておりません。顕著に悪い出っ歯、受け口、ガミースマイル、オープンバイトは単独では治すことが難しいです。このような歯並びの場合には、表側矯正、裏側矯正ではないと治すことが難しいです。過度な期待は、後悔を生みます。また保険適応である顎変形症にもインビザラインは、適当にならないので、注意が必要です。
【まとめ】
☑インビザラインは、自己管理が必須
☑歯にアタッチメントが着く
☑歯を削る
☑1クールで終わらない
☑部分的にワイヤー矯正になることがある
☑ダイナミックな歯の移動が必要な矯正にはむいていない
以上の6つのことをしっかりと確認し、納得のいくインビザライン生活をしていただければと思います。何事も無理を強いるとどこかで、その影響がでてきます。何でもかんでもインビザラインではなく、正しいインビザラインの矯正を行っていただければと思います。
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
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