『矯正治療に注意すべきこととは?』
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『矯正治療に注意すべきこととは?』
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『矯正治療中に注意すべきことは?』
駅前矯正歯科医院長 渡邉 博人
矯正治療において以前よりも目立たない装置が出来たり、低価格の矯正治療が増えたりと以前よりも矯正治療が身近になったように思えます。
矯正治療というとどの様なものなのか、大体イメージができる方も多くいらっしゃいます。
身近になったとはいえ、矯正治療には長い治療期間や痛みを伴う期間もございますので、イメージだけではなく具体的な矯正治療における注意点について説明していきます。
①歯磨き
まずは歯磨きについてです。マウスピース矯正においては装置の着脱ができるので、歯磨きのテクニック自体は矯正治療前と変わりません。しかし磨き残しがある中マウスピースを着けてしまうとむし歯になるリスクが高くなります。
その他の矯正装置の種類においては、歯自体に装置が着くことになるので更に歯磨きが難しくテクニックを要することになります。
中々歯磨きに時間を割くのは難しいことですが、鏡をみながら歯ブラシだけではなく様々な道具を使用しながらの歯磨きとなるのでその分時間とテクニックが必要となります。
歯磨きが不十分だとむし歯になってしまい、歯並びが整っても装置の周りにむし歯や白濁などが残ってしまうことになってしまうのでとても重要になります。
②食事
矯正装置が着いたことにより、食事にも注意が必要となります。食べ物や食べ方によっては装置やワイヤーが取れてしまったり、壊れてしまう恐れがあります。
☆粘着性のもの
ガ ム、キャラメル、お餅などの粘着性のお菓子は避けてください。装置に付着して取り除きにくいまたは装置が取れてしまう可能性があります。
☆硬いもの
おせんべい、フランスパン、飴などを大きさを考えずに食べてしまうと装置に当たってしまい、外れてしまいます。できるだけ避けていただくのが良いですが、難しいようであれば、前歯などで噛んだり、奥歯で強い力で噛むのではなく、小さくした上でご自身の嚙み合わせや装置を意識しながらゆっくりと噛むようにしてください。
☆繊維質のある野菜
ほうれん草やえのきなどの野菜はブラケットやワイヤーに引っ掛かりやすく、取り除く際には十分注意が必要です。小さくカットするように食べてるようにしていただくのがおすすめです。
☆着色の強いもの
唐辛子を使用した辛い食べ物や飲み物やカレーなど着色が強いものは避けていただきたい食べ物ではございませんが、ワイヤーを止めているゴムなどに着色するため気になる方は矯正歯科医院を受診される前などタイミングをみていただくことをおすすめします。
③口内炎
矯正装置の角も部分当たったり、歯が動いてワイヤーが飛び出してしまうと、その部分に口内炎ができてしまう恐れがあります。ワイヤーに関しては矯正歯科医院を受信していただければカットして当たらないようにすることもできますが、ブラケットがあたる場合であれば”ワックス”というカバーをご使用いただくと痛みが和らぎ、粘膜にも当たらなくなるため治りがご使用いただかないよりも早くなります。
ワックスをご使用されても治らないようであれば歯科医院で口内炎に効く薬剤を塗布することもできますのでご相談ください。
④痛み
歯を動かす際にはどうしても痛みを伴います。特に矯正装置を初めて着けた際や新しいワイヤーやマウスピースに交換する際にはその方によってはストレスにもなる程3日から1週間痛みが出る恐れがあります。徐々に慣れてはきますが、痛み止めを服用しながら治まるのを待つといった方法での対処になります。
ただし、ワイヤーが刺さったり、当たる痛みやマウスピースによる擦れなどは調整することができますので矯正歯科医院にご来院ください。
⑤矯正装置の脱離や破損
食事の仕方や食べ物などで矯正装置が歯から脱離してしまったり、マウスピース矯正や保定装置においては着脱の仕方などで破損しえしまう恐れがあります。外れてしまったり、破損したまま使用しない時間が長くなると外れた部位のみ歯が動かず、後戻りを起こしてしまうためそう早急な処置が必要になります。
以上が大きく挙げられる矯正治療の注意点になります。矯正治療は治療期間も長く、普段からの食事を気を付けていただいたり、装置の着脱や着用時間など患者様にもご協力いただくことでスムーズな治療に繋がります。
【まとめ】
☑矯正装置の脱離や破損の恐れがあるため、食事の仕方や食べ物を注意していただく
☑矯正装置により歯磨きが難しくなり、歯ブラシだけではなく他の道具を使用していただくためテクニ
ックと時間が必要になる
☑痛みや口内炎など対処の仕方が原因によってその都度異なるため矯正歯科医院にご相談の上、来院し
ていただくことがある
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
町田駅前矯正歯科:
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