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【矯正治療における抜歯か非抜歯についてとても大事なこととは?】|【町田駅】目の前の矯正歯科・歯医者|土日診療-町田駅前矯正歯科

【矯正治療における抜歯か非抜歯についてとても大事なこととは?】

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【矯正治療における抜歯か非抜歯についてとても大事なこととは?】

矯正治療をするのを決心し、いくつかクリニックの初診カウンセリングを行ってみたところ1つの矯正専門クリニックで抜歯しないと治らないと言われ、もう1つの矯正専門クリニックではが非抜歯でも治せると言われたが、どっちを選んで良いか迷う方は意外に多いはずです。どちらも矯正認定医で矯正専門医であるためとても迷ってしまうと思います。

今回は矯正治療における抜歯非抜歯について矯正認定医の現場の声としてお話ししていきたいと思います。

まず大前提の話として、抜歯と非抜歯を選択するのは、矯正の精密検査を終えて、分析と治療計画が立つ際に診断した後にしっかりと分析を行えば、自然と抜歯か非抜歯は決まります。100%抜歯の診断なのに非抜歯にしてほしいというのは、実際に非抜歯にするのは難しくなります。つまり診断結果によって非抜歯か抜歯がほとんどが、決まっていくことになります。しかし多くはないですが、非抜歯でもIPR(歯の大きさを小さく調整すること)や1番奥の歯を後ろに下げてあげる(遠心移動)ことでスペースを作り、抜歯をしないケースもあるために担当医としっかりカウンセリングをする必要があります。

 

 


 

抜歯か非抜歯が選択できるケースは多くはないですが、どのようなケースがそうなるのかを説明していきます。

ケース①

『永久歯のスペース不足でも非抜歯(IPRあり)で治療できる場合』

 

IPRは、歯と歯の間のエナメル質を最大0.5mm削ることができます。例えば上顎の14本の歯をIPRするとすれば、歯と歯の間なので13箇所❌0.5m m(最大量)削ることができます。つまり6.5mmのスペース不足の改善であれば小臼歯抜歯をしなくてもIPRの非抜歯矯正で対応ができます。6.5mmといいうと上顎右側3.25mmなので片側で約1本分のガタガタ(叢生)は改善できたす。全体で考えると4本のガタガタ(叢生)最大のIPR量で軽度から簡単な中程度のガタガタ(叢生)を治すことができます。逆にこれ以上の叢生量の場合には抜歯しないとスペースが足りないので、並んだとしても良くない方向に歯が並んでしまうので、やらないほうがよいです。

 

ケース②

『奥歯を後ろに下げて全体的にスペースを作り歯を並べる場合』

 

上下左右の1番奥にある歯である第二大臼歯を後ろに移動させてスペースを作り全体的に歯を並べる方法を遠心移動による治療といいます。この場合には、一定の条件をクリアしないと治療はうまくいきません。それは親知らずが1番後ろにないこと(第二大臼歯を後ろに動かすのに邪魔になる)、後方にしっかり骨があり歯が動くだけのスペースがあることなどがあります。全てをクリアして奥歯を後ろに送って並べていきます。この際に注意が必要です。骨格的面長の人は構造上後ろの奥歯が当たってきて顎関節に影響がでてくるので、骨格的な診断も重要です。

 


 

◎抜歯すべき症例を非抜歯で治すリスクとは?

 

 

診断→抜歯、非抜歯の決定になるとお話しせましたが、どうしても歯を抜きたくたくて抜歯ケースを非抜歯でもし治療した場合には、良くないことが起きます。それを以下に記載します。

 

良くないこと①

 

前歯がスペース不足を補うために歯列の外側に

並ぶ。つまり上下ともに前歯が外側に傾斜して出っ歯になり、加えて口元がモッコリ(口ゴボ)の状態になります。

 

良くないこと②

 

歯槽骨(歯を支える骨)の外側に並ぶので、砂山に例えると砂山の真上に歯が立つのではなく斜面の骨の少ないところに歯が並ぶので歯肉退縮(歯肉が下がること)が強くでることがある。要するに骨の外側に出て歯が並ぶので骨がついてこないということです。安価なマウスピース矯正で矯正治療でよく拡大することがあるが、そゆことそれによって歯肉退縮を増悪させることがあるので、『非抜歯』の聞こえは良いがなかなか実際にはリスクもあるので、しっかりリスクを聞いた上でどうするかを決めた方が良いでしょう。また一度歯肉退縮をするとそとんどのケースで元には戻らないので、最初が肝心というこです。もし歯肉退縮がひどい場合には遊離歯肉移植術などの歯周外科(歯肉を貼る手術)を行う必要がでてきます。

 

 

良くないこと③

 

抜歯が必要なケースを非抜歯で行うと歯は骨の器の外側に並んで行きますが、それ以上にスペースが不足している場合には、歯の頭だけが外側に向いてきます。これは非常にかみ合わせが作りづらくなります。よく非抜歯で矯正をした人でかみ合わせが気になるとのことで、矯正相談を受けることがありますが、歯の頭が外側をむいてしまっているので、治すには結局抜歯が必要になってきてしまいます。最初から抜歯をしていれば、費用も期間も2倍にならなかったと思うので、とても残念な気持ちになります。何事も最初が肝心といいますが、矯正治療も最初が肝心だと思います。

 


 

【まとめ】

☑抜歯や非抜歯を選択するのではなく、診断によって必然的に抜歯か非抜歯かは決まっていくものである

☑非抜歯か抜歯かを迷うケースによってはどちらかを選択できるケースはあるがそこまで多いことではない

☑無理やり非抜歯を行うことによるダメージは非常に大きいので安易に非抜歯を選択するのは怖いことである

 矯正治療には、表側矯正、裏側矯正、インビザライン、その他マウスピース矯正などいろいろな種類の装置もあり選択できますが、抜歯非抜歯は、ある程度最初の診断で決まってしまいます。抜歯も非抜歯も自由に選べる場合には、治療の質も下がる可能性もあるので、注意が必要です。

 

町田駅前矯正歯科 医院長

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