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『食いしばりはなぜ起こるの?TCHについて』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『食いしばりはなぜ起こるの?TCHについて』

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『食いしばりはなぜ起こるの?TCHについて』

ふとした時、ぐっと上下の歯で噛みしめていることありませんか?
それが持続的に続いてしまうと、歯だけではなく身体の様々なところに支障をきたしてしまうかもしれません。

 

食いしばりの原因としては、歯ぎしりと似ている部分があります。

 

①噛み合わせの悪さ

その他にも顎の位置が影響していたり、治療後期間が経ち経年劣化してしまった詰め物・かぶせ物が不適合であることもあげられます。

 

 

②スポーツ選手や運搬業などの職業の方
普段から思いっきり力を出すために、習慣として食いしばることが多いためです。

 

 

③乳歯から永久歯に生え変わるお子様
歯が生え変わる時は不快感を感じやすく、このタイミングでの食いしばりも起きやすいです。

 

 


いくつかあげましたが、一番の原因は…
歯ぎしり同様ストレスだと考えられています。

かといってストレスは目に見えるものではなく、ストレスをなくすことは容易ではありません。
ストレスを持続的に感じることで、胃に穴が開いてしまったりじんましんがでてしまったり全身的な病気になる可能性もあります。

歯ぎしりや食いしばりは習慣になってしまうとなかなか治すのは難しいので、症状をいかに緩和するかが大切だと考えます。

 

 


 

 

TCHとは?

 

 

歯ぎしりや食いしばりをする方がなりやすいとされる顎関節症の患者様の約8割にこのTCHがみられるといわれています。

Tooth Contacting Habitの頭文字からとっている言葉で、
持続的に上下の歯を無意識にくっつけている癖のことをいいます。

通常は口唇は閉じていても上下の歯は数ミリの隙間が空いており、長くても1日約20分くらいしか上下の歯が接しません

それに対してTCHの方は常に歯が接している状態にあります。

常に歯が接していると歯に持続的な圧力がかかり、歯を支えている歯槽骨にも大きな負担がかかります。

この癖を放置すると、歯に亀裂が入ることで割れてしまったり、歯肉・歯周組織に炎症が起こり歯周病を進行させるリスクや、知覚過敏の悪化につながることもあります。
また、歯以外にも全身に悪影響のおそれがあります。

 

 

TCHの起こりやすいタイミング

・精神的なストレスや緊張したとき
・毎日の習慣化した作業や家事をしているとき
・細かい精密作業をしているとき

 

TCHかどうかのセルフチェック

・舌の先端、もしくは舌の周りの縁の部分に歯の跡がついている
・ほっぺの粘膜に噛んだような線が入っている
・唇と上下の歯を別々に動かすことが難しい

 

TCHの治療法

TCHは癖なのでなかなか簡単ではないですが、意識させることが必要です。
治していく方法としては2種類あげていきます。

 

①日常生活のなかで自分の視界に入りやすいPCやリモコン、トイレ、冷蔵庫、洗面台などに

上下の歯を離してリラックス】等のコメントを書いたメモを貼ったりして意識しやすい環境をつくります。

 

意識することを3~4ヶ月ほど続けると自然と改善していきます。

 

②正しい舌の位置を知ることも方法の一つです。
正しい舌の位置は舌の先端は上顎の前歯の付け根に当てながら舌全体が口蓋にくっついているところです。これをスポットといいます。

しっかり舌の根元から口蓋に持ち上げることで、噛みしめ癖が改善すると考えられています。

 

 

TCHによる矯正治療への負担

歯科矯正治療を行っている方は少なからず治療にも影響があります。

・噛み合わせが深くなってしまう
・前歯のデコボコがでやすい
・歯が当たるところ(特に奥歯)が動きにくくなる
・ブラケットダツリや装置破折の原因
・歯根吸収の原因
・動かす力と噛む力により歯根に負担がかかり痛みの増加が起こる

 


 

実は私も歯ぎしり・TCHがあります

 

私スタッフN自身も、以前から睡眠時の歯ぎしりに悩んでおりました。
朝起床時の顎の疲れも感じていて、歯のすり減りも自覚するほどだったので毎朝寝ていても疲れた感じが残っていました。

 

そんなとき通い始めた歯科医院でTCHではないかといわれました。
上下の歯は接しているものだと思っていたので、それが通常ではないことを知ったときの衝撃が大きかったのを覚えています。

 

そこから改善すべく、意識的に歯を浮かすように心がけていました。
最初は気づいた時には上下の歯が接していてなかなか上手くいきませんでしたが、
意識するようになってからは少しずつ触れなくなっていきました。

 

歯科矯正を始めるタイミングで舌の正しい位置を知ったので実践したところ、

今では、日中はほとんど上下の歯が当たることはなくなりました。

意識することは本当に大切ですし、意識するだけでもこうして結果が現れるとうれしかったです。

 

しかし、睡眠時に関してはいまだに歯ぎしり・食いしばりがあり、起床時は顎の痛みや歯の痛みを感じることがあります。

寝ている間はどうしても意識することができず、睡眠時の改善は諦めておりますがそれでも歯に負担はかけたくないので上手く緩和できる方法を模索しています。

 

 

【まとめ】

☑食いしばりには大きく4つの原因があります

☑食いしばり・TCHは誰にでも起こりえます

☑今までの習慣を簡単には治せません
ただ、意識することで緩和することはできます

歯ぎしりやTCHがあると、歯科矯正治療に支障が出てしまうこともありますが、歯科矯正が出来ないわけではありません。

歯ぎしりや食いしばりをすることをストレスに感じてしまわぬように、
負担を少なくして、いかに治療の妨げにならないよう上手く付き合っていくかが大切だと感じました。

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