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『歯科矯正中にコーヒーが飲みたいときは、、、!?』|【町田駅】目の前の矯正歯科・歯医者|土日診療-町田駅前矯正歯科

『歯科矯正中にコーヒーが飲みたいときは、、、!?』

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『歯科矯正中にコーヒーが飲みたいときは、、、!?』

歯科矯正治療を開始するにあたって、患者様からよく頂く質問があります。

『矯正中にコーヒーを飲んでも平気ですか?』

 

『コーヒーが大好きだけど矯正中に飲めるのかな?』

 

普段からコーヒーを好まれる方が多いと思いますので、今回はコーヒーと歯科矯正についてお話していきます。

コーヒーに含まれる成分であるカフェインやポリフェノールの効果として集中力や自律神経の働きを高めたり、うつ病・糖尿病予防の効果が知られています。また、リラックス効果もあるため需要が高まっています。

1日の摂取量は、多くても4~5杯程度におさめる必要がありますが、健康を保つためにコーヒーを飲まれている方も多いです。

 

結論としては、注意事項を守れば歯科矯正中にコーヒーを飲んでも大丈夫です

 

 

ただ、コーヒーを飲むことのデメリットとして利尿作用があったり、胃潰瘍・胃炎の原因になったりするなかで、歯科的な内容として口臭が気になる、歯が黄ばむといった支障あげられます。

コーヒーの色の原因は『メラノイジン』という還元糖とアミノ化合物を加熱したときなどに生み出される褐色の物質です。いわゆる『お焦げ』です。具体的には、コーヒー豆の焙煎がこれに当たります。焙煎度合いが浅い場合には茶色のコーヒーが、深い場合には黒色のコーヒーができます。これは焙煎すればするほどコーヒーメラノイジンが増えていくためです。これが矯正治療中の歯面やワイヤー矯正のゴム部分、マウスピースに着色してしまうのです。

コーヒーがなるべく歯に当たらないように飲むことで、最小限に抑えることができます。

 


 

 

〈着色の予防法〉

 

コーヒーに限らず、色素の濃い飲み物で効果のある予防法をご紹介いたします。

 

①口をゆすぐ

『コーヒーを飲む前後のお水が大事です』

コーヒーを飲む前後に口をゆすぐことです。

歯面が乾燥している状態では、水分を吸いやすくなります。コーヒーなどの色素が濃いものを口に含む前に、一度水でゆすぐとその水分によっていくらか希釈され、着色がしづらくなります。スターバックスでガムシロップなどと一緒に置いてあるお水をコーヒーを飲む前に一口飲むのがおすすめです。

同様にコーヒーを飲んだ直後に口をゆすぐことで、コーヒーの色素が歯面に吸着するのを防ぎ、色素を薄めて洗い流すことができます。

水でも十分効果を発揮しますが、コンクールFやネオステリングリーンなどの洗口液を用いると、より高い洗浄効果と口臭予防にもなります。

 

②ストローを使ってみる

 

飲み物や食べものが口の中で歯面と触れている時間が長ければ長いほど色素が付着しやすくなります。よく患者さんの着色を除去しているときには、裏側に着色が多く見られます。コーヒーは口に含むために、裏側に着色する傾向があります。そのため着色が付かないようにするためには、液体が歯面に当たるのを防げれば、とても効果的です。

とても原始的ではありますが、ストローを使って、歯面に触れないように飲むと着色予防につながります。

 

コーヒーの着色の原因であるコーヒーメラノイジンを歯面につけない様に飲むことが重要です。

 


 

〈舌の使い方が大切!?〉

 

ストローを使っても、舌の使い方次第では着色のリスクがあります。

『お口の中に入ったコーヒーを歯に当たらないように飲み込むには、舌の力が必要になります。』

 

飲み込みは食物を口腔内で陰圧にして食道に流し込みます。この陰圧にする際に舌の力が重要になってきます。舌がうまく陰圧にできないと正常な飲み込みができません。コーヒーをストローで飲む場合には、この陰圧をしっかり行えば、歯面にコーヒーを付くことを防ぐことができます。そのためには、舌の適切な筋肉も必要になります。

 

『唾液をごくんと飲み込む時の舌の位置が大切になります。』

 

切歯乳頭部分が『スポット』と言われ、舌尖がスポットにあるのが正常な舌の位置になります。

 

 

正しい舌の位置とは…

☞舌の先端は上顎の前歯の付け根に当てながら舌全体が口蓋にくっついている状態です。

 

飲み込むときは、舌の先がスポット(切歯乳頭)についたまま奥歯で噛んで舌の側方から唾液を集めて舌全体を上あごに押し当てるようにして、舌の後方を動かして飲み込みます。

 

【飲み込み方トレーニング】

正しい飲み込み方を覚えるためのトレーニングをひとつご紹介いたします。

 

*トラップウォーター

 

・ストローを使って、コップの水を少量吸い上げて口に含みます。

・舌と上あごの間に水をためて、口を大きく開けます。(この時、舌をすき間なく上あごに吸いつけていないとこぼれてしまいます。)コーヒーが歯面に付かないように飲み込むために必要な行為です。

・奥歯で噛みながら舌で喉の奥に送るように飲み込みます。

 

出来るようになってきたら、唇をとじてやってみましょう。

 

無理せずに継続してやってみてください。

『舌が正しい位置にあるメリットはとても大きいです』

 

舌の位置を意識づけは子供の時からの舌の位置を意識することが重要です。

 

舌全体は筋肉でできています。舌筋が弱まると舌癖(舌のクセ)が出てきます。

舌癖があると不正咬合にも後戻りにもつながるので、少しでも改善できると将来的な歯列維持にもつながります。

 


〈着色は完全には防げません〉

 

食事時の着色は、高確率で起こります。そして一度ついてしまった着色は歯ブラシだけで落とすのは困難です。

 

〈ワイヤー矯正の場合〉

ワイヤー矯正で着色するのは、ブラケットとワイヤーを連結しているゴムが着色の物質を吸収して染めてしまいます。そのために、着色を除去するのは、月1回の調整日に新しいゴムに変えてもらうしか方法がありません。ワイヤーやブラケット類は基本的に着色はしません。しかし少し観点は変わりますが、コーティングされたホワイトワイヤーはコーティングが剝がれた際の色の変化には注意が必要です。

ホワイトワイヤーは金属のメタルワイヤーに白い人工コーティングをしています。

ホワイトワイヤーは摩擦などの刺激によって塗料が剥がれて、金属色がみえてしまうことがあります。

着色が気になった時歯ブラシなどで一生懸命こすったりするとワイヤーの白い塗料が落ちてシルバーの部分が露出してしまいます。もし露出しても、治療自体に問題はありませんが、はがれた部分を汚れと勘違いしてこすってしまうことでどんどん塗料がはがれるケースもあります。強いブラッシングはワイヤーのコーティングを剥がす原因になってしまうので、適切なブラッシング圧で歯ブラシをするのが大切です。

 

〈マウスピース矯正の場合〉

 

マウスピース矯正の場合には、お食事の際は外して頂くようにお伝えしております。

飲み物に関しては外さずに飲まれる方が多いですが、コーヒー含め紅茶や赤ワインなどの色素の濃い飲み物は、少量とはいえマウスピースの着色につながります。

期間としては、だいたい7~10日ほどで新しいマウスピースと交換していくので、着色しても気にならないという方もいますが、マウスピースを綺麗な状態に保つためには少量の飲食の場合でもマウスピースを外すことをおすすめいたします。

またインビザラインなどの歯面にプラスティック系の粒々のようなアタッチメントが必要になりますが、元々は歯の詰め物と同じ材料を使用しておりますので、長い期間をかけて着色する傾向があるので、やはり着色のものは注意が必要です。もしアタッチメントが着色した場合には、一層アタッチメントを削るか、アタッチメントの新製する必要があります。

アタッチメントは、レジンを使用しているために長期間をかけて着色した水分がレジンに吸い込んでしまう傾向があります。上顎の前歯のアタッチメントに茶色の着色が見られます。

ただ保定装置については数年単位で使っていただくことが多いので、汚れないようにより意識していただくと綺麗なまま維持することにつながります。

 

矯正装置のゴムの交換可能ですが、ご自身の歯面の着色はセルフケアで落とすのは困難です。

着色汚れにたいして一番効果的なのはエアフローです。

歯の表面に体に影響のない粉を当てて着色汚れを勢いよく吹き飛ばします。通常のブラシとペーストでのクリーニングよりも効果的に着色を落とすことができます。

当院での実証実験の様子です。☞https://www.instagram.com/p/CUelybrgJKH/

また定期的に歯科医院で検診・クリーニングをしてもらうと歯の健康も保つことができます。

着色することで、むし歯・歯周病などの直接的な原因にはなりませんが、着色した歯面をそのまま放置していると汚れがどんどん積み重なり広範囲に黒く着色していくため、不潔な印象を与えてしまうきっかけになる可能性があります。

 

歯科矯正生活の中で少し工夫をすることで、制限なく過ごすことができます。

楽しく乗り越えたいですね。


今回のブログは以下の2名で記事編集を致しました。

『歯科矯正中にコーヒーが飲みたいときは、、、!?』

記事投稿および編集:N(歯並びコーディネーター:日本成人矯正歯科学会)

記事監修:渡邉 博人  日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

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