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『矯正治療中のストレスとは!?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『矯正治療中のストレスとは!?』

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『矯正治療中のストレスとは!?』

今回は『矯正治療中のストレスとは!?』というテーマでブログを書かせていただきたいと思います。

歯並びが気になったとき、歯科矯正について興味を持たれると思います。

調べてみるといろいろな情報を目にすることができますが、メリットだけではなくデメリットもあるため痛みや矯正治療中の様々なストレスについてなどの不安を持つ方もいらっしゃると思います。

Anxiety『不安』は大敵です。不安がストレスになります。不安を解消するためには、正しい情報と理解が重要大切です。焦らず情報収集をしていきましょう。

 

治療前に、どんなことが起こりうるのか、メリット・デメリットも含めて矯正について知っておくのはとても大切なことです。

治療を開始してから、こんなはずじゃなかったと後悔したり治療を途中でやめてしまったりすると上手く歯列を並べることができなかったり、治療にかけた期間が無駄になってしまいます。

 

今回は歯科矯正治療中のストレスと改善方法について紹介していきたいと思います。

 

大金もかかる矯正治療は『やらなきゃよかった』などの後悔が出ない様にあらかじめ入念な下調べをすることにより安心して治療へ進むことができます。

【目次:もくじ】

①痛みからのストレス

☑歯の移動に伴う痛み(プロスタグランジンE2)

☑装置が何度も擦れることによる口内炎

②装置がついたことで起こるストレス

③装置が見えてしまうことのストレス

④治療開始から終了までの期間のストレス

【まとめ】

 


 

①痛みからのストレス

 

歯を理想的な位置まで動かしていく矯正治療ですが、個人差はあるもののやはり『痛み』が伴います。

歯の根の部分に痛みを感じたり、歯が浮いているような感じがあったり痛みを感じる場所はいろいろありますが、大きく分けて2種類あります。

☑歯の移動に伴う痛み(プロスタグランジンE2)

☞歯が移動する際には歯を支える骨を作り変えながら、徐々に動いていきます。その際に歯の周りにある膜(歯根膜)から痛み物質であるプロスタグランジンE2というものが出てきます。これが『痛み』の原因になります。

初めて装置をつけたその日や翌日、調整した日は痛みが出やすいとされています。文献的には23時間後に痛みが出始めると言われております。

『痛み』の原因であるプロスタグランジンE2の分子構造

 

この『痛み』ですが、3日目をピークとしてだいたいの方が1週間も経たないうちに痛みが収まっていますのでご安心ください。

具体的な対処法とはロキソニン、カロナールなどの市販のものでも構いませんので鎮痛剤(痛み止め)を服用することが1番手っ取り早いです。

ロキソニンは単独で服用すると胃炎を起こすことこともありますので、注意が必要です。何かお腹に入っている状態で頓服しましょう。飲み合わせも悪い物もありますので用法・容量を守り適切に服用するようにしましょう。

 

鎮痛剤は用法・容量を守って正しく服用しましょう。

☑装置が何度も擦れることによる口内炎

矯正装置は歯の表側、裏側に何かしらの装置が少なからず付きます。そうしますと、頬粘膜や舌が何度もその部分に擦れると傷になり、最終的に口内炎になります。口内炎は靴ズレと似ており、何度も起きると口腔粘膜が丈夫になり、徐々になりづらくなってきます。

 

口内炎が何度も治って最終的には丈夫になりますが、それまでに痛い場合には装置の上にワックスでカバーををしてもらいます。

 

矯正がすべて原因ではなく、体調不良によっても口内炎はできます。口内炎にはいろいろな要因があります。

当院では粘膜や舌の粘膜が丈夫になるまでは、固定式の装置を装着した日にワックスをお渡ししています。

ブラケットなどの装置が口内の粘膜に当たって痛いところや、口内炎になりやすいところなどの装置に貼り付けてカバーの役割をするものです。

こちらを使用することで痛みを和らげることができます。

 

『ワックス』は米粒大に乾いた手で取っていただき、装置自体もティッシュで拭いてもらい、水分がない状態で押し付けて装置を上から覆っていきます。清潔に保つために、毎食後は、外し新しい物を使うようにしましょう。

 


 

②装置がついたことで起こるストレス

 

ここでのストレスは装置が付いたことによるお手入れの手間やお口の中の違和感(もちろん最終的には必ず慣れます)です。

固定式の矯正装置だと、食事中の外すことができません。

なので食事の際は歯とワイヤーの間だったり、ブラケットのまわりに食べものが引っ掛かりやすくなり、見た目を綺麗に保ったりむし歯にならないようにするためにはこまめな歯のお手入れが大切になります。

ブラケット周りやワイヤーの下にはプラークのよく付着します。日頃の丁寧な歯ブラシが必須です。

 

なかなか外出先でお手入れするのは難しかったり、奥歯に歯ブラシが磨きづらかったり最初は苦労することもありますが、手鏡を持ち歩いてどこにいてもすぐ確認できるようにしたりマウスウォッシュを使ってみたり、少しずつご自身がやりやすい方法が出来てくると思います。

 

装置周りに何かついていないかをチェックするための、手鏡は必須です。男性も必ず持ち歩きましょう。

 

また、装置がつくとしばらくは装置と舌が当たることで、少し話しにくくなることがあります。日を重ねるにつれて舌の使い方に慣れてきて、不自由さを感じなくなります。最終的に装置は外しますが、外した時にも違和感が出てきます。これは逆にお口の中で装置が順応していた証拠で、外した時に違和感を感じる現象で『矯正あるある』の1つです。裏側矯正の場合も同じですが、表側よりも比較的時間がかかる傾向がありますので、裏側矯正の場合にはじっくり時間をかけて慣れていきましょう。

 

ブラケットリムーブ:通称『ブラオフ』後の違和感は矯正あるあるの1つです。

 


 

③装置が見えてしまうことのストレス

 

ここでのストレスは矯正装置が見えてしまうこと(審美性)へのストレスです。

固定式の装置、特に表側矯正の場合は歯の表面に器具がつくため口をあけると人の目に入りやすくなります。

 

昔、東南アジアでは、メタルブラケットは裕福の象徴で、むしろ治療ではなくてもアクセサリーで付ける場合もあったそうです。

 

食事の時装置に食べものがついてしまっているのではと心配になっておいしく食事が出来なかったり、装置が見えないようにと笑わなくなってしまったり、常に口元を隠すようになってしまったり、普段の生活の中でストレスを感じてしまうことがあります。

 

一般的に知られている金属製の装置ではなく、セラミックでできた白いブラケットや白いワイヤーを使用することで歯と馴染み、より目立ちにくくすることが出来ます。

 

白いブラケット+白いワイヤーの組み合わせは審美的で表側矯正でも目立ちにくいです。

 


 

④治療開始から終了までの期間のストレス

 

ここでのストレスは固定式の装置の場合、治療期間が終わるまでは朝から夜まで長期間装置がついていることによるものです。

歯科矯正は、表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正いずれにしても数年単位の治療期間がかかります。スタートしてもなかなかすぐ終わらない治療ですので、断念してしまう患者さんもいるのも事実です。しかし高い費用をかけて行う矯正治療ですので、実際に始める前にご自身の覚悟をある程度決まってから治療を行うことをお勧めいたします。だからと言って矯正治療は怖いものではありません。ご自身の人生をさらに豊かにするための1つの『かたち』です。最終的にきれいな歯並びになった時の感動は何事にも代えることができません。そこに向けて矯正クリニックのスタッフさんやドクターも励まし到達できるようにサポートしてくれるはずです。

この不安を解消するためには、そのクリニックの『ホスピタリティー』も重要になってくるかもしれません。矯正治療へのモチベーションが下がっても支えてくれ温かな人たちであるかも初診カウンセリングの際に確認することが重要かもしれません。

 

そのクリニックの『ホスピタリティー』は長いお付き合いになりますので、とても重要です。相性がどうかの確認は必要です。

 

また数年かけて理想の歯列まで歯を動かす治療を「動的治療」と呼びますが、その後に重要になるのが歯が元の場所に戻らないようにする「保定治療」という期間になります。

保定治療は動的治療のあとに行っていくので、矯正装置が外れるからといって矯正治療が終わりになるわけではありません。

具体的には、リテーナーと呼ばれるマウスピース型などの保定装置(ご自身で取り外しが可能)を装着していただくことになります。本当に重要なのは、リテーナーを使用しなければ、いままで長い期間をかけて作り上げてきた歯並びが簡単に戻ることです。

保定治療に必要な期間は、矯正装置をつけていた動的治療期間と同じくらいの期間が理想になりますのでしっかり使いましょう。理想的には終日使用で1年、夜間使用で1年です。その後も自己管理で1週間に数回夜間使用で使っていただくとほぼ後戻りはしません。

 


 

いろいろなストレスと改善方法をご紹介させていただきましたが、これらのストレスが少ない傾向にあるのが、【マウスピース矯正:インビザライン】になります。

 

唯一、全体矯正ができるマウスピースは『インビザライン』になります。

マウスピース矯正の場合、抜歯が必要であったり大きく歯列を動かす必要があったりといった場合には使用できなかったり対応できる症例に少し制限がありますが、少しの移動範囲であれば十分に効果を発揮することができる矯正方法です。

歯にワイヤーを固定しワイヤーの形状記憶で大幅に歯を動かしていくワイヤー矯正と比べると、1枚のマウスピースで0.25mmずつ歯を動かしていくマウスピース矯正の方が痛みの感じ方は穏やかになります。

 

また、1日20時間以上マウスピースを装着する必要がありますが、食事中や歯磨きの時は外すことができます。マウスピース自体も透明なので装置が目立つことなくストレスを緩和することができます。

食事のあとも固定式の装置と比較すると歯のお手入れがしやすいのではないでしょうか。

 

 

マウスピース矯正の場合でも、定期的な通院が必要になりますがワイヤー調整などの必要がないのでワイヤー矯正に比べると通院頻度は少なくなります。ワイヤー矯正だと通常1か月に1回ですが、マウスピース矯正ですと、1.5か月~2か月の来院期間になることが多いです。通院のストレスは少なくなります。

お渡しするマウスピースを矯正医からの指示にしたがって定期的に交換することで歯を動かしていきます。

 

『インビザライン』は担当医の指示通りにお使いいただければ、患者さんにとってもとても有益な矯正治療装置になります。

 

ただ、保定が必要なのはマウスピース矯正も変わりません。

治療後は元の位置に歯が動いてしまう【後戻り】をする前にしっかり保定していきましょう。

 

後戻りを起こすのはマウスピース矯正も同じです。担当医の指示通りにマウスピースを装着しましょう。

 

歯科矯正治療には上記以外にもメリットとデメリットがたくさんあります。

前もって頭に入れておくことで、いざという時に落ち着いて行動できると思います。情報を知り、理解することは何事も不安を克服する手段になります。焦らずすこしずつ進んでいきましょう。

 

焦ゆっくりでも、焦らず着実にいきましょう。そうすれば、必ず良い方向にすすみます。

 

また、ストレスの感じ方には個人差がありますので、どこにストレスを感じるかを明確にし、初診カウンセリングの際に初診担当医に確認するのもとても重要なことになるでしょう。

 

 

 

 

 

患者さんによって優先順位は必ず違います。その患者さんにあった治療プランが必要になるでしょう。オーダーメイド的な矯正治療をしてくれるドクターの方が気持ちよく治療を受けられるでしょう。


 

【まとめ】

 

☑歯科矯正中はなにかとストレスを感じることがあるかと思いますが、対処法があったり軽減することができます

 

☑動的治療、保定治療も合わせると期間は長くかかりますが自然と自分のやりやすいやり方が身につくと思います

 

☑どこにストレスを感じるかは10人10色です。ご自身のストレスを感じるポイントを初診カウンセリングの際に担当医にお伝えして、理解してもらうそれに応じた治療プランを提示してもらうようにすれば、有意義な矯正治療を受けれる

 


『矯正治療中のストレスとは!?』

記事投稿および編集:N(歯並びコーディネーター)

記事監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

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