『エアフローとは何か?』
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『エアフローとは何か?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 T
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『エアフローとは?』
みなさんこんにちは!厳しかった暑さも少し和らいできました。
いかがお過ごしでしょうか?
体調など崩しやすい時期です、気をつけて過ごして下さいね。
さて今回のブログは、『エアフローとは?』です!
歯科医院で使用される機械的な歯面清掃に使用される機械の一つで、
パウダーを使用して汚れを落としていきます。
エアフローにはどんな効果、メリットがあるのか。デメリットはあるのか?
分かりやすく説明できたらと思います!
【もくじ:目次】
Ⅰ:エアフローの特徴?
Ⅱ:エアフローの効果
Ⅲ:エアフローのメリット,デメリット
Ⅳ:どんな機械を使うの?当院での取り組み
Ⅰ:『エアフローの特徴』
エアフローの特徴はいくつかあげられます!
1:『多量の着色が一気に取れる』
2:『プラークやバイオフィルムを効果的に除去』
3:『パウダーの種類も豊富にある』
一般的に、歯科医院では主に歯の着色汚れやヤニ除去として使用されています。
パウダーの粒子が細かいので、歯周ポケット内の歯周病細菌除去にも効果が期待できます。
エアフローは喫煙中でタバコのヤニ汚れが気になる方、コーヒーや紅茶のお茶渋汚れ(ステイン)が気になっている方や、くすんだ歯の白さを取り戻したい方に効果的です。
また、微細な粒子のパウダーによって、歯周病菌やむし歯の元になる細菌達を積極的に除去することで、
歯の健康が保たれます。
また、矯正治療中などお口の中に装置がついていると歯ブラシなどでは届き切らないところにアプローチが可能なのでおススメです。
当院では、EMS社のエアフローを採用しており、調整時に着色など気になる所に使用しております。
矯正装置と同様に、詰め物被せ物やインプラントなど人工物がある方にも適しています。どうしてもご自身では届きにくい所にアプローチしていきます。
エアフロー後は歯の表面もツルツルになりますのでスッキリです!
表面がツルツルであれば、ご自身での歯ブラシをする際にも汚れが落としやすいですから歯ブラシをするのが楽になります。
Ⅱ:『エアフローの効果』
エアフローとは、歯の表面の着色を積極的に落とすと同時に歯周病菌などバイオフィルムも取り除くことができるのが特徴です。
エアフローは機械的紙面清掃の一種で、細かな粒子のパウダーをジェット噴射で歯の表面に吹き付けます。
そうすると、歯にこびりついた汚れや、細かいところまで行き届くので、効率的に汚れを落とすことができます。
Ⅲ:エアフローのメリット・デメリット
パウダーで落とすエアフローですが、メリット・デメリットがあります。
表にして紹介していきます。
メリット | デメリット |
・短時間できれいにできる。 ↪︎従来のブラシを用いて着色除去をするよりも、短時間且つ効率的に落とすことが可能です! |
・痛みを感じることがある
↪︎痛みの少ない設計になっていますが、歯肉や舌にあたってしまうと、ピリピリしてしまうことがあります。 |
・着色汚れを効果的に落とすことができる。
↪︎タバコのヤニ汚れや、コーヒーや紅茶によるしつこいお茶渋汚れ(ステイン)をブラシの届きにくい部位まで落とすことができます。 |
・重度または不安定な上気道感染症、慢性気管支炎、喘息等の呼吸器疾患を罹患している患者さんはエアフローは使用不可です。 ↪︎その際は当院では従来のブラシを用いた機械的歯面清掃を行なっております。 その際は担当医、担当衛生士にご相談下さい。 |
・むし歯や歯周病の予防にも効果がある。 | ・自由診療なので自費診療で費用が高くなることがある ↪︎当院では矯正中の方で汚れが多くついてしまっている方にエアフローを使用しています!もちろん、調整料に含まれていますのでご安心ください!! |
・歯や人工物の被せ物に傷を付けずに優しくクリーニングが出来る。 ↪︎パウダーが超微粒子なので傷がつきづらいのが特徴です! |
・歯の本来の色を変えることはできない。 ↪︎着色除去は可能ですが、本来の色は変えることができません。 歯の本来の色を明るく白くする事が目的であれば、お薬を使って歯の本来の色を白くするホワイトニングに移行していきます。 当院では矯正後にホワイトニングが可能です!興味がある方は是非一度ご相談ください! |
Ⅳ:当院での取り組み 紹介
\ 当院ではEMS社のエアフローを採用しております。 /
\パウダーはモリタを採用しており、ミントの味がします。/
https://do.dental-plaza.com/search/item/detail/id/5278930000/
当院は矯正専門の歯医者さんですので
お口の中に装置が付いている患者様がほとんどです。
特にブラケット装置など装置がついていると歯ブラシだけでは届き切らない細かいところにも汚れは付いてしまいます。
ご自身で取れない細かい所や、色汚れがついてしまっている方に使用をしております。
★まとめ★
毎日の歯ブラシはとても重要です。
フロスや歯間ブラシの併用を矯正開始時にお話をさせてもらっています。
難しいところはサポートさせていただきますので安心して矯正治療にのぞめます!!
“キレイな口腔内環境を作っていきましょう!!!”
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
町田駅前矯正歯科:
https://machida-kyosei.com/
電話番号:042-732-5775
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