『インビザライン(マウスピース型矯正装置)が向いている人・向いていない人』
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『インビザライン(マウスピース型矯正装置)が向いている人・向いていない人』
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『マウスピース矯正歯科装置(インビザライン)が向いている人・向いていない人』
記事作成および編集:I(矯正専門衛生士)
監修:渡邉 博人 (町田駅前矯正歯科医院長)
マウスピース矯正の主流である「インビザライン」は透明で目立ちにくく取り外しができる矯正装置です。
2022年12月5日に投稿した「インビザラインの弱点とは」に記載されていますが、
メリットばかりに思えるインビザラインにもデメリットはあります。
今回はインビザラインが向いている人、向いていない人について詳しく解説していきたいと思います。
【目次】
自分で簡単に取り外しができ、ワイヤー矯正に比べて目立ちにくいインビザラインが向いている人はこんな人です。
⒈自己管理ができる人
インビザラインは歯を動かすために、1日20時間以上装着しなければいけません。
装着時間を守れなかったり、正しく装着できていなかったりしてしまうと治療が進みません。
自己管理がしっかりできる人にはインビザラインが向いています。
⒉今まで通りに食事や歯磨きがしたい人
ワイヤー矯正では装置が歯に直接接着してあり、
そこにワイヤーが通っているため、食事に気を付けなければなりません。
例えば、フランスパンやお煎餅などの硬い食べ物を
がぶっと噛んでしまうと装置が外れてしまうことがあります。
また、装置周囲の歯磨きも難しく、
しっかり磨くために多少時間がかかってしまいます。
このようにワイヤー矯正では食事や歯磨きに注意しなければなりません。
⒊金属アレルギーがある人
インビザラインは金属を使用していないため、
金属アレルギーがありワイヤー矯正ができない人に最適です。
⒋コンプライアンスが徹底できる人
インビザラインは施術する歯科医師の技術や経験が必要ですが、
それに加えて患者様自身がコンプライアンス(法令順守)を徹底しなければなりません。
自分で簡単に取り外しができるので、
マウスピースを装着しなければ歯が動きません。
患者様自身の協力が必要不可欠です。
⒌正直な人
当院では毎回の調整時に
インビザラインを正しく使用できているかお聞きしています。
その際に誤った報告をされてしまうと治療が進まなくなってしまいます。
アライナーが全体的に適合していない場合は
装着時間が足りない可能性があり、
部分的に適合していない場合は
歯の移動量が多く治療がうまく進んでいない可能性があります。
上記とは反対にインビザラインが向いていない人はこんな人です。
⒈めんどくさがりな人
インビザラインは1日の装着時間や交換のタイミングを
指示通りに行わないと治療が前に進みません。
外出先で食事した後にそのままアライナーを外しっぱなしにすると
治療が進まなかったり、
歯磨きせずにアライナーをはめると
虫歯になってしまったりする可能性があります。
⒉自分勝手な人
担当歯科医の指示を聞かずに交換のタイミングを早めたり、
装着時間を短くしたりすると
治療がうまくいかず再作製する可能性があります。
再作製することになると、
新しいアライナーが届くまで治療を一時中断せざるを得ません。
⒊習慣的に運動している人
習慣的に運動をしている人は
水分補給にスポーツドリンクを飲むと思います。
スポーツドリンクには糖分が含まれているので、
アライナーをはめたまま飲んでしまうと虫歯になってしまう可能性があります。
また、アライナーを外して飲んでそのままにしてしまうと
装着時間が短くなって治療が進まなくなってしまいます。
⒋頻繁に間食する人
アライナーは食事と歯磨きの時に外していただきます。
頻繁に間食をする人や飲食業で味見をする人は
食べる度にアライナーを外さなければなりません。
⒌せっかちな人
インビザラインは自分でアライナーを交換していくことで徐々に歯が動きます。
ワイヤー矯正とは違って歯の移動速度が緩いため、
一見動いてないように見えます。
歯を早く動かしたいからと勝手に交換のスピードを上げてしまうと、
アライナーだけ先に進んでしまって合わなくなってしまう可能性があります。
上記のことを踏まえ、自分にインビザラインが向いていないと思ったらワイヤー矯正も視野に入れてみるといいと思います。
自身の歯並びにインビザラインが合っていないこともあるので、矯正歯科医にご相談ください。
当院ではインビザラインとワイヤー矯正の併用や切り替えることも可能です。
お気軽にお声掛けください。
①インビザラインが向いている人は自己管理ができ、今まで通りに食事や歯磨きしたい人です。
また、金属アレルギーがある人やコンプライアンスが徹底できる人にも向いています。
②逆にインビザラインが向いていない人はめんどくさがりで指示通りにできない自分勝手な人です。
また、習慣的に運動していたり、頻繁に間食したりしている人にもあまり推奨しません。
③自分にインビザラインが向いていないと思ったらワイヤー矯正も視野に入れてみるといいと思います。
当院ではインビザラインとワイヤー矯正の併用や切り替えも可能ですので、お気軽にご相談ください。
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
町田駅前矯正歯科:
https://machida-kyosei.com/
電話番号:042-732-5775
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