『子供さんのマウスピース型矯正装置インビザライン(インビザラインティーン)について』
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『子供さんのマウスピース型矯正装置インビザライン(インビザラインティーン)について』
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『子供さんのインビザライン(インビザラインティーン)について』
町田駅前矯正歯科医院長 渡邉 博人
マウスピース矯正であるインビザラインは、適応症を選んでいただければ、とても有効な治療法の一つです。対象としては、大人をメインに行われてきましたが、近年では『インビザラインティーン』と言って、小児矯正にインビザラインを用いるケースも増えてきました。
今回は子供さんのインビザラインについて、各矯正の先生によっていろいろな考え方ありますので、今回は、町田駅前矯正歯科と矯正認定医の立場から説明していきたいと思います。
【目次:もくじ】
③子供からインビザラインを始めれば、大人の矯正治療はしなくてもよいの?
④最終的に子どものインビザラインをやった方が良いのか?はどう判断すれば良いの?
永久歯と乳歯が混ざっている混合歯列期(11歳~16歳頃)に使用することができるインビザラインで大人のインビザラインの性能にさらに子どもに特化した機能も追加されています。
『インビザラインティーンの4つの特徴』
☑️萌出を考慮した萌出スペースがマウスピースに専用のタブが用意されている
永久歯がしっかりした方向で生えてこれるように、マウスピースにあらかじめ歯の形ができていて、生えてこれるだけのスペースが確保されています。
☑️コンプライアンスアンスインジケーターでマウスピースの使用時間の確認が、ドクター側でできる。
アライナーをしっかり使用できていれば、色が変わるコンプライアンスインジケーターがついており、使用時間の確認をマウスピース自体で行うことができます。
☑️下顎を前方に誘導する突起(プレジションウイング)が着いており、下顎の成長誘導を促す事ができます。(大人のインビザラインには、付いていない機能です。)
☑️マウスピースの破損、紛失の場合には、無償でで6つのマウスピースを作る事ができる。(大人のインビザラインですと費用が別途かかります)
結論から言いますと、子供の矯正治療でスタートする方が大人でインビザラインをスタートするよりも、メリットがある場合には、子供からスタートすべきであると思います。
例えば、反対咬合で、早めに前歯の反対を治さないと上顎の成長時期に成長を阻害して、下顎の成長を助長するような場合には、早期に介入していった方が良いでしょう。
良くあるのが、スペース不足量が大きく、最終的に大人の矯正治療が必要な場合に子供から、やらなくてもよいことがあります。結局子供から治療をしてしまうと、大人の矯正治療の後戻りの経過まで追うとなると、10年単位の治療になることがあります。このような場合には、無理に子供の矯正治療でスタートするよりも大人の矯正治療でやられたほうがメリットが大きいです。
全体的な子供さんの矯正治療を考えると7.8割は大人の矯正治療からやることで、十分結果を出せますし、メリットが大きいです。ただし、子供さんがあまりにも今の歯並びを気にしてしまって社会生活に支障をきたしてしまう場合には、子供の矯正治療で、少しでも症状を軽くするメリットは、あります。もちろん、その後の大人の矯正治療も必要にはなってきます。
その辺りのセンシティブな点については、矯正医とよくコミュニケーションを取るべきだと考えます。
この答えとしては、子供さんの歯の大きさと顎の骨の大きさのバランスや上下歯列の前後関係、上下の顎の成長度合いに、よって変わってくると思います。経験上には、なりますが、子供の矯正単独で終わるケースは、上記の良い条件が揃って初めて大人の矯正をやらなくてもよくなるので、確率的にはそこまで、高くはありません。
これは、明白で、矯正医特に、認定医を持っている矯正医に一度初診カウンセリングを行ってもらい、確認するのが良いでしょう。各先生には、やり方はありますが、日本矯正歯科学会の矯正認定医の先生であれば、適切な対応をしてくれると思います。初診カウンセリングでもなかなか判断がつかない場合には、費用はかかりますが、矯正の精密検査を行ってみるのも良いと思います。
インビザラインティーンで矯正を行う場合には、子供の矯正治療を行うメリットが十分にある場合に行うのが良いでしょう。大人のインビザラインも必要になる可能もあるため、無理に子供の矯正治療から行わずに、大人の矯正治療から行う場合も多々ありますので、インビザラインティーンを始める場合には、矯正専門の先生、特に日本矯正歯科学会の認定医の先生がいるクリニックで初診カウンセリングを行うのが安心です。
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
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