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『歯科矯正中の引っ越しや留学はどうすればいいの?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『歯科矯正中の引っ越しや留学はどうすればいいの?』

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『歯科矯正中の引っ越しや留学はどうすればいいの?』

『歯科矯正中の引っ越しや留学はどうすればいいの?』

記事制作と記事編集:歯並びコーディネーター N
監修:渡邉 博人 (町田駅前矯正歯科医院長)

歯科矯正は、一般的に行なっていく虫歯やかぶせものの治療とは違って、数年にわたって治療が行なわれることが多いです。

歯科矯正治療中に、転勤や進学、結婚などで急な引っ越しをすることになったり、留学で日本を離れなければならない方もいらっしゃるかと思います。

そんな時、治療や通院はどうすればいいのか、今回はこの問題についてまとめていきます。


【目次:もくじ】

★引っ越しが決まった時治療はどうするか?

①そのまま治療中の医院へ通院を継続

②一旦治療を中断する

③転院する

★治療費はどうなるの?

★保定の期間中の引っ越しでも転院先をみつけるべき?

★まとめ


★引っ越しが決まった時治療はどうするか?

引っ越しの事情はやむを得ません。
引っ越しが決まってから実際に転居するまでに今後どうしていくのか、一番は担当医との話し合いが大切ですが、選択肢としてはいくつかあります。

①そのまま治療中の医院へ通院を継続

治療開始前に撮った写真・模型・X線写真を基に分析して、お一人お一人に合った治療方針を計画してそれに沿って治療が進んでいますので、一か所の歯科医院で最初から最後まで治療を行なえるのであれば、一番最善の方法です。

カルテを作成して進み具合や状況を管理しているので、何か問題やトラブルが起きたときでも柔軟に対応しやすくなります。

通院していただく頻度はだいたい月に1回のペースです。
保定の時期に入っている方については2ヶ月に1回や半年に1回などもう少しゆとりがあるため、比較的通いやすいと思います。

デメリットとしては少し距離が離れてしまっていると、装置が外れてしまったり、急に診てほしい時にすぐ来院しづらい点です。

②一旦治療を中断する

出張や短期間の単身赴任などで、通うことが困難で中断せざるを得ない場合、一時的に治療を中断できることがあります。

中断した期間分は何も治療できていないので、さらに治療期間は伸びてしまいますが、治療を途中でやめることなく再開できます。

一度装置を外すのか、そのままでいいのか、余計な動きをしないように保定装置はつけておくのかなど、方針について担当医との相談は必須です。

③転院する

今までの居住地から離れたところへ引っ越す場合には転院を検討することがあるかと思います。

歯科矯正中の転院は、そのまま治療を引き継いでもらえる訳ではありません。

矯正治療の方法には様々あり、治療法は医院や医師によって異なるため、今まで通っていた矯正歯科と同じ治療が受けられるとは限りません。

また、今までと治療法を変えたり、装置の付け替えなどでまた1からのスタートになる場合があったり、医院によって治療費用が異なるために再度高額な金額を支払うことになる場合もあります。

転院先がスムーズに見つからなかったり、通い始めたとしても現状の確認やそれをふまえた上で計画のたてなおしなど行う必要があり、その間は治療がストップします。
リテーナーなどを一時的に使って後戻りしないようにしたとしても、そこからまたスタートするので期間はどうしても延長されてしまうことが多く、最初の計画よりも長くなることが予想されます。

通ってる歯科医院によっては、転院先を紹介してくれたり、情報を提供してくれるところもあります。
転院が決まった際は、速やかにご連絡してください。
今後の方針や、転院時に必要な資料の確認も行えて、事前に準備をすることができます。

いずれの場合も、転居先の近くの病院や歯科医院、また、転院先の歯科医院さんをよく調べておくといざというとき安心でしょう。

★治療費はどうなるの?

歯科矯正にかかる費用は、比較的高額です。
今通っている歯科医院に支払っている治療費がどうなるのか、不安になる方も多いと思います。

矯正治療の進み具合は矯正装置の種類によりますが、5段階(5ステップ)に分かれています。

治療のステップ 返金の目安
前歯部の整列(初期) 60~70%
犬歯の移動 40~60%
歯列の空隙閉鎖 30~40%
歯列咬合の仕上げ 20~30%
保定 0~5%

〈公益社団法人日本矯正歯科学会 参照〉

多くの場合、治療が済んでるステップまでは医院に支払い、その先のステップ分については返金対象になります。
医院ごとに対応が異なるとは思いますが、当院では日本矯正歯科学会の返金ガイドラインに則って対応いたします。

返金については、かかりつけの医院へご連絡ください。

★保定の期間中の引っ越しでも転院先をみつけるべき?

保定の期間は個人差はあるものの、数年〜ずっと付けておく必要のある方がいます。

その間に不具合やリテーナーが壊れてしまうこともあります。
保定の期間であっても、転院先の目星を立てておくといざという時安心です。

保定中の通院は、当院の場合だと3ヶ月後、半年後、1年後と間隔があいていますので、当院に通われている方の中には遠方から来院してくださる方もいらっしゃいます。

矯正治療をしている方、していない方、皆様に共通ですが、歯の定期検診は大切です。
矯正治療が一段落しても、ぜひ3〜4ヶ月に1度は定期検診に行かれてください。
虫歯の早期発見や自分では取り切れない部分のクリーニングなど、健康な歯を守るためにメリットがたくさんあります。

矯正専門の歯科医院に通う方は、併せて一般歯科の転院先をみつける必要があります。

★まとめ

お引越しが決まると、準備が忙しくなかなかお時間をつくるのも難しいと思いますが、歯科矯正治療は先を見越して計画している治療になります。

担当医としっかり今後について相談して頂くことが、成功させるためには大切なことです。

急な引っ越しは誰にでも起こりえます。
まずは、担当医に相談してみてください。

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