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『インビザラインがおすすめしない!?といわれる理由とインビザラインが変に誤解されている理由、、、。』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『インビザラインがおすすめしない!?といわれる理由とインビザラインが変に誤解されている理由、、、。』

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『インビザラインがおすすめしない!?といわれる理由とインビザラインが変に誤解されている理由、、、。』

『インビザラインがおすすめしない!?といわれる理由とインビザラインが変に誤解されている理由、、、。』

町田駅前矯正歯科

医院長 渡辺博人

矯正認定医(日本矯正歯科学会)

巷では、マウスピース矯正装置であるインビザラインがおすすめしないというワードをたびたび聞きますが、矯正認定医として、

 

結論からいいますと、

 

インビザラインは、適応を選び使用するととても有用な装置で、それ単独でも十分治る可能があります。もちろん難症例には、補助的な装置も併用しながら治療をすることが可能です。将来的には、ワイヤー矯正に変わる治療になっていくでしょう。

 

しかし、巷では、インビザラインをおすすめしない方という方が一定数いらっしゃいますし、ネットサーフィンをしている中でも多数このような記述がみられます。これはなぜなのでしょう?

 

個人的には、今回は、『インビザラインがおすすめしない!?といわれる理由とインビザラインが変に誤解されている理由、、、。』矯正について、矯正認定医として説明していきたいと思います。

 

 

【目次:もくじ】

①クリンチェックに無理がある

②使用時間が足りていない

③アンフィットの際のリカバリーの仕方が適切ではない

④適応ではないケースに手をつけてしまっている

★まとめ★


 

①クリンチェックに無理がある

 

インビザラインのシュミレーションであり、治療方針でもあるクリンチェックが適切ではない場合には、実際の歯の動きとシュミレーションの動きに違いがでてきてしまい、治療が成功しません。そのため、生体力学を理解したうえでのクリンチェック作成が『命』になります。実際に歯の動きを知っている先生がやるのと知らない先生がやるのでは、大きな差がでてくる治療過程の1つだと思います。

矯正認定医を持ち、毎日歯を動かしている先生であれば、生体における実際のはの動きの特徴を抑えているため、安全な治療を行なえる可能性が高いです。

 年々クリンチェックの機能がアップデートされてきており、実際のシュミレーションとCT(三次元レントゲン立体画像)を連動して、歯がちゃんと骨の上を動くようにシュミレーションされているかも確認できるようになってきてます。インビザラインをやられる方向で考えられている方でしたら、クリニック選びの指標として、CTをすぐ撮影できる環境かも選ぶ基準になると思います。

シュミレーションソフトであるクリンチェック(アライン社)

 


 

②使用時間が足りていない

 

インビザラインは、1日20時間〜22時間の使用が必須です。そうしなければ、歯は動いてきません。

毎日マウスピースの装着ができる方であれば、インビザラインに適していますが、毎日マウスピースが、つけられないようであれば、ワイヤー矯正治療にしていただいた方が、しっかり歯並びは改善します。

ワイヤー矯正でも裏側で行う矯正もありますので、目立たない治療をすることが可能です。初診カウンセリングの時点で、ご自身でどちらの方が適しているかは、なんとなくわかるはずだと思いますので、矯正治療は、年単位での治療になりますので、ご自身とマッチする治療を選ぶことが大事だと思います。


 

③アンフィットの際のリカバリーの仕方が適切ではない

 

インビザラインは、少なからず、歯とマウスピースの不適合『アンフィット』が、起きてきます。その際にどのように対応するするかもとても大事なポイントです。

マウスピース矯正治療であるインビザラインは、上顎側切歯(前から2番目の歯)や上顎大臼歯(前から6番目の6歳臼歯も呼ばれている歯)が不適合になる頻度高いです。その際に、上下で取り外しのゴムが使えるような装置をセットしたり、ワイヤーを部分的に装着できたりするようなリカバリー処置をしっかりできないと正しく治りません。

最終手段としてワイヤーとブラケットで治せるのは、矯正専門でやられている先生の方が長けていると思います。そのため、実際にインビザラインのトラブルに巻き込まれないように最低でも矯正認定医をお持ちの先生に治療してもらうのが安心だと思います。

補助装置である顎間ゴム。マウスピースをしようしている間にゴムかけをしていきます。

 

最終手段はワイヤーで修正していきます。

 


 

 

④適応ではないケースに手をつけてしまっている

単純な抜歯ケースであれば、インビザラインと補助装置の組み合わせで、治療することが可能ですが、骨格のずれが大きいようなケースや歯の移動量が大きいようなケースでは、インビザラインでも対応が厳しい場合があります。その場合には、表側矯正や裏側矯正での治療を選択した方が良いでしょう。無理にマウスピース矯正で行ってしまったことによる矯正失敗のケースが巷であるのは、事実ですし、セカンドオピニオンの相談で当院にも来られる方が一定数おられます。

骨格のズレが大きいケースには、インビザラインは適応ではありません。例えば、受け口や極度の出っ歯、顔面の非対称などがそれに当たります。

 


 

★まとめ★

 

インビザライン単独では、治療の幅に限界があるのは、事実ですが、顎間ゴムや部分的なワイヤー、歯科矯正用アンカースクリューなどを併用することにより、抜歯ケースなど複雑なケースも治療が可能です。

 

しかし、骨格的要因が強いケースなどは、無理せずワイヤー矯正や手術併用の矯正治療(顎変形症)を選んだ方が良いでしょう。無理な矯正治療は、失敗したり、歯根や骨にダメージを残してしまい歯の寿命自体も短くしてしまいます。

 

実際にインビザラインをこれからやられる方には、矯正専門のクリニックで、矯正の経験が多く最低でも矯正認定医をもっている先生に治療したもらうのが、無難でしょう。歯科医であれば、誰でもインビザラインを扱うことは、できてしまいますが、良くも悪くもそれが原因でトラブルになっているケースも多いのは、事実です。

 

今現在は、マウスピース矯正といえば、インビザライン一択の状態ですが、アメリカやヨーロッパでは、自分のクリニックで、マウスピース矯正装置を作製できるインハウスシステムというものが流行ってきており、3〜5年後には、日本も自分のクリニックで、マウスピースを作れるようになってくるのが当たり前の時代になってくると思います。

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