『歯列矯正とホワイトニングどちらからするのがベスト?』
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『歯列矯正とホワイトニングどちらからするのがベスト?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 K
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『歯列矯正とホワイトニングどちらからするのがベスト?』
みなさんこんにちは!町田駅前矯正歯科でございます。
春が訪れ、あたたかな気候ですごしやすくなってきました。
あっという間に一年も折り返しに近づいてきました。一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
さて、今回のお題は『歯列矯正とホワイトニングどちらからするのがベスト?』です。
お口元をキレイにしたいな、、、矯正もしたいし、歯を明るくキレイに見せたいから
ホワイトニングもしたいな、、どちらからすればいいのだろう??と疑問に思われる方も少なくはないと思います。
当院での流れや、どう進めて行くのがベストなのかをお話していきたいと思います!
【もくじ:目次】
Ⅰ:『矯正 ホワイトニング どちらから進める?』
Ⅱ:『ホワイトニングより矯正をさきにするメリット』
Ⅲ:『マウスピース矯正とホームホワイトニング』
Ⅳ:『矯正中でも出来るホワイトニングは?』
Ⅰ:『矯正 ホワイトニング どちらから進める?』
矯正とホワイトニングをどちらからすすめればいいのか、迷ってしまいますよね。
結論から言うと『どちらからでもOKである』ということです
一般的には矯正からスタートすることが多いです。
歯列を整えてから行うことにより、均一に効果を期待できるからです。
矯正期間中も歯を白く保ちたい方は矯正治療より先にホワイトニングをうけ、矯正治療後にもう一度ホワイトニングをおススメします。
矯正治療期間中は表側に矯正装置が付いていることからホワイトニングの施術を受けることはできません。
インビザラインなどのマウスピース矯正は歯を動かすためのプラスチックの粒(アタッチメント)が付いていますので均一にいきわたりません。
まだらに白くなってしまう可能性があるのでマウスピース矯正中はホワイトニングは控えたほうが良いのではと考えます。
まれにアタッチメントが付いていない方もいらっしゃいますので、ホワイトニングの可否は担当医にご相談ください!
Ⅱ:『ホワイトニングより矯正をさきにするメリット』
ホワイトニングを矯正治療より先にするメリットとしては
ワイヤー矯正の場合は矯正治療中はどうしても、装置が付いている関係でより均一にホワイトニング液を浸透させることが難しくその効果を期待できません。
なので装置が付いていないときにホワイトニングを行わなければなりませんので、
矯正治療前と矯正治療後かになりますが、矯正治療は2年~4年長ければかかってきます。矯正治療中に色戻りしてしまう可能性があります。
このような理由で矯正治療を行ってからホワイトニングを行うタイミングがベストだと考えます。
ただし、ブラケットを裏側に着けるリンガル矯正(裏側矯正)の場合は矯正治療中でもオフィスホワイトニングが可能です。
またインビザラインなどのマウスピース矯正で、アタッチメントがついていない方に関してもホワイトニングが可能です。
一度担当医、担当衛生士にご確認ください!!
Ⅲ:『マウスピース矯正とホームホワイトニング』
マウスピース矯正中にホームホワイトニングが出来るのかが皆さん気になるところだと思います。
結果から言うと「可能であるが推奨はしない」です。
以下の理由があげられます。
①アタッチメントがあるため邪魔になってしまう
インビザラインはアタッチメントと呼ばれるプラスチックの粒を利用して矯正力をかけ歯を動かしていきます。
アタッチメントが付いていると粒が邪魔してしまい色ムラが発生してしまいます。
アタッチメントは矯正終了後外しますので、ホワイトニングのタイミングは矯正終了後がおススメとなります。
②歯の移動で、歯の見える面積が変わる
矯正治療によって歯肉の位置が変化したり、正面から見える面積が変化します。
また、ケースによっては歯肉退縮をおこし歯根が少し露出してしまうことがあります。
露出したところにホワイトニング材を作用させると知覚過敏の症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
③矯正力で歯が外部刺激を受けやすくなり過敏になってしまうことがある。
マウスピース矯正のインビザラインは、ワイヤー矯正と比較して弱い力で歯を移動させるのが特徴です。
弱い力でも、矯正力がかかると痛みが出現することがあります。
歯を動かしていく過程において外部刺激にとても敏感になり、知覚過敏症状が出現する場合があります。
刺激に敏感になっている状態でホワイトニングの薬液を使用すると、かなり沁みてしまうことがあります。
どちらも単独での使用は出来ても併用は避けたほうが良いと考えます。
Ⅳ:『矯正中でも出来るホワイトニングは?』
表側矯正であると表側にブラケット装置がついているので、矯正中にホワイトニングは行えませんが、
舌側矯正であれば、矯正治療中にホワイトニングが可能です。
また、アタッチメントが施術部位に付いていなければ、マウスピース矯正中でもホワイトニングは可能です。
舌側矯正とマウスピース矯正、どちらとも共通しているのは
「オフィスホワイトニングが可能である」
ということです。
ホームホワイトニングは専用のトレーを作成しジェルを流し込んでトレーを装着するのですが、
舌側矯正中であると装置が付いているので専用のトレーを装着できません。また、マウスピース矯正であると、
歯を動かしている最中なので当然歯並びが変わっていきます。
専用のトレーは個人個人にぴったりのものを作製しているので歯並びが変わると合わなくなってしまいます。
であるので、舌側矯正、マウスピース矯正中はオフィスホワイトニングが可能であります。
ただ、上記で説明した通り、外部刺激から弱くなっているので、ホワイトニングを施術する際は痛みや知覚過敏に注意しなければなりません。
担当医や担当衛生士にご相談ください。
また、当院では矯正終了後にホワイトニングの施術が可能です。
ホームホワイトニングも取り扱いがありますので、お気軽にご相談くださいね。
★まとめ★
Ⅰ:矯正とホワイトニングは どちらから進めてもよいが矯正終了後がベスト
Ⅱ:ホワイトニングより矯正をさきにするメリットはより均一に薬液を浸透させることができる
Ⅲ:マウスピース矯正とホームホワイトニングは可能であるが推奨はされない
Ⅳ:舌側矯正と一部のマウスピース矯正であれば、矯正中にオフィスホワイトニングが可能である
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
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https://machida-kyosei.com/
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