『歯科矯正の抜歯で抜歯で後悔しないために確認すべきこととは?』
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『歯科矯正の抜歯で抜歯で後悔しないために確認すべきこととは?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 K
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『歯科矯正の抜歯で後悔しないために確認すべきこととは?』
みなさんこんにちは!町田駅前矯正歯科でございます。
夏本番になり、厳しい暑さが続いています。
エアコンの効いた部屋から外に出たら寒暖差すごいですよね。
適度に休暇をとって、ゆっくり過ごしてくださいね。
今回のお題は
『歯科矯正の抜歯で抜歯で後悔しないために確認すべきこととは』です。
矯正治療を進めるために抜歯が必要なケースがあります。
抜歯をするとあとには引けなくなりますし、非抜歯で行った場合の後悔しやすいポイントなど、確認すべきことをお話ししていきます!
【もくじ:目次】
Ⅰ:なぜ矯正治療で抜歯が必要なのか
Ⅱ:抜歯を伴うケースとは
Ⅲ:抜歯のタイミングは?抜歯は痛い?
Ⅳ:抜歯と非抜歯のメリットとデメリット
★まとめ★
Ⅰ:なぜ矯正治療で抜歯が必要なのか
矯正治療では抜歯が必要になる事があります。
抜歯を行う理由として挙げられるのは
『歯がきれいに並ぶスペースを確保するため』です。
矯正をするにあたり、歯を動かすスペースを十分に確保することで、矯正治療をスムーズに行うことができます。
Ⅱ:抜歯を伴うケースとは
矯正治療を進めていくにあたり、抜歯が必要になってくる主なケースが3パターンあります。
①歯の大きさに比べて顎が小さいケース
顎の大きさに十分なスペースがない場合、口腔内に歯が並ぶ場所を確保することができません。
そのため、歯が正しい場所に位置することができず、前後にガタガタと並んでしまいます。
スペースを確保する為に抜歯を行い、十分なスペースを確保する事で綺麗に並べる事ができます。
②親知らずが歯並びに影響を及ぼしているケース
親知らずが横向きに生えている場合、別の歯に力がかかり、
矯正治療ではなかなか歯が動かない事があります。
その場合にも、親知らずの抜歯が必要になってきます。
③顎のズレが大きい場合
上顎と下顎のかみ合わせに大きなズレが生じていると歯並びに影響が
及んでいるケースもあります。
上下のあごのかみ合わせは外科手術によって治療はできますが、できれば手術は避けたい方が多いです。
この場合に抜歯をして矯正治療を行い上下のずれを正していくことができます。
抜歯により歯の位置を大きく移動させることができれば、顎のずれを改善することができます。
Ⅲ:抜歯のタイミングは?抜歯は痛い?
まず矯正を開始していくにあたり、抜歯が必要な場合は主に
『第一小臼歯または第二小臼歯』『親しらず』を抜歯することがおおいです。
基本的にはいずれも矯正装置が付く前に抜歯をするパターンが多いとされています。
(第一小臼歯または第二小臼歯のどちらかを抜歯する際は、矯正治療を開始してからタイミングをみて抜歯するパターンもあります。)
抜歯は歯を並べるためのスペースを確保するために行いますので、抜歯は矯正治療を始める前に行う必要があります。
また、抜歯を伴うケースは始めると後にはひけませんので
矯正を始める段階で、しっかりと検査・診断を行い慎重に進めていく必要があります。
抜歯を行う際は、しっかりと局所麻酔を行ってから施術していきます。
術中に痛みを感じることは比較的少ないですが、麻酔の効きが悪い方も、ある一定数いらっしゃいます。
その時に応じて麻酔薬を足したりしながら抜歯を行っていきます。
抜歯後、2-3日は腫れたり痛みが出てしまう可能性がありますが
痛み止めのお薬や抗生剤などでコントロールしていきます。
お薬が処方された場合は、指示に従って飲んでください。
Ⅳ:抜歯と非抜歯のメリットとデメリット
近年、抜歯、非抜歯と選択肢が増えてきました。
ですが、全てのケースに非抜歯が対応しているわけではありません。
今現在でも、抜歯を伴う矯正治療は主流といえます。
矯正治療における便宜抜歯のメリット、デメリットはあるのか?
メリット デメリットそれぞれをあげて比較していきます。
また、非抜歯でおこりうるメリット、デメリットも挙げていきます。
抜歯するメリット
歯を動かすための十分なスペースの確保が出来ることから、治療計画も立てやすいです。
また、かみ合わせやお口元の全体の見た目、患者さまの求める理想を考慮しながら、
総合的に判断して、どの歯の抜歯が必要かを判断していきます。
抜歯をするデメリット
抜歯後の痛みや腫れが生じる場合がある
前項でもお話ししました抜歯後に痛みや腫れが生じる場合があります。
お薬でのコントロールは可能です。また、腫れや痛みが出現するのは2-3日です。
口腔内を清潔にし、安静に過ごすことが第一になります。
抜歯をしないメリット
健康な歯を抜かずに済む
虫歯や歯周病でない健康的な歯を抜くことに抵抗を感じる方も少なくはないでしょう。
抜歯への恐怖感も強く感じてしまう方は、ストレスを感じてしまうかもしれません。
親不知を抜くことにはあまり抵抗を覚えなくても良いでしょう。
一番奥にある歯ですので、歯ブラシが難しく、虫歯や歯周病のリスクがあります。
まれに矯正治療にあたり手前の歯の代わりに親不知を使うケースもありますから
矯正治療を検討中の方は抜歯してからではなく、一度ご相談頂けたらと思います。
詳しい検査をしてから抜歯を行うのが最適です。
抜歯する時間と費用が掛からない
矯正専門の歯科医院にかかった場合、抜歯は一般歯科や口腔外科にお願いするケース
が多いです。
当院では、抜歯が必要になった場合 紹介状をお渡ししています。
他院での抜歯費用は別途必要になってきます。
矯正歯科と一般歯科が併設されている医院だと、別々に歯科医院に行かなくてもよいですが
別途追加費用は必要になってくるのがほとんどでしょう。
非抜歯でのデメリット
歯が並ぶスペースがないのに歯を抜かずに治療すると様々なデメリットがあります
歯並びはきれいが、口元がでてしまう
歯を並べるためのスペースが不十分の為、お口元が出てしまうことがあります。
また、出っ歯の改善が抜歯した場合より少なくなります。
再検査をして、抜歯が必要になった場合、1-2年程治療期間が延びてしまうことがあります。
矯正治療開始前の検査がとても重要です
しっかりと精密検査をし正しい診断を受ける必要があります。
自分が理想とするキレイな歯並びを実現させるために抜歯が必要か必要でないか
担当歯科医師とじっくり相談をして、理想の歯並びを手に入れましょう!!
【★まとめ★】
Ⅰ:矯正治療においてスペースを確保するために抜歯は必要
Ⅱ:抜歯が必要な場合は、歯の大きさに対して顎が小さい場合、親知らずが影響している場合、顎のずれが大きい場合
Ⅲ:抜歯のタイミングは矯正治療開始前のケースが多い。抜歯は術後に腫れや痛みが出る場合があるが2-3日で治まる
Ⅳ:抜歯をすることでスペースができるため治療計画が立てやすい 非抜歯の場合理想のお口元にならない場合がある
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