『矯正用のゴムは最終段階でおこなうの??』
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『矯正用のゴムは最終段階でおこなうの??』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 K
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『矯正用のゴムは最終段階でおこなうの??』
みなさんこんにちは!町田駅前矯正歯科でございます。
秋が近づいております、いかがお過ごしでしょうか。
たくさんおいしい季節ですね。
いろいろな食材を楽しみたいです。
食べた後は歯磨きを忘れずに!!
さて今回のお題は
『矯正用のゴムは最終段階でおこなうの??』です。
矯正中の方で、上下にゴムが付いている方を見かけたことはありませんか?
はじめて目にする方で、そのインパクトの大きさにびっくりするかたも多いかもしれません。
ある程度進んだ段階でゴムを使用することが多いのですが、そのタイミングや効果などを
お話していきたいと思います!
【もくじ:目次】
Ⅰ:矯正用のゴムかけとは
Ⅱ:矯正用のゴムかけは最終段階??
Ⅲ:矯正用のゴムかけの効果と不安なこと
Ⅳ:矯正用のゴムかけの期間は??
★まとめ★
Ⅰ:矯正用のゴムかけとは
矯正用のゴムかけはご自身で取り外しのできる物になります。
ゴムの力を利用して歯を動かし、しっかりと噛めるようにするという目的で使用します。
また、様々な症例で使用することがあります。
Ⅱ級ゴムは出っ歯さんで用いられます
多く用いられるケースは、上顎犬歯付近から下顎第一大臼歯付近にフックなどをつけてゴムかけしていきます。
Ⅲ級ゴムは受け口さんで用いられます
多く用いられるのは、上顎第一大臼歯から下顎犬歯付近にゴムかけをすることで効果が期待できます。
垂直ゴムは開咬やきちんと噛みあっていない場合に用いられます
多く用いられるのは、上顎犬歯から下顎犬歯で垂直方向にゴムかけをしていきます。
ブラケットを使用する表側矯正や、裏側矯正、また、アライナーを用いるマウスピース矯正いずれもゴムかけを行う事があります。
マウスピース矯正の場合はボタンのような装置を付けてゴムかけを出来るようにしていきます。
Ⅱ:矯正用のゴムかけは最終段階??
矯正用のゴムかけは中期〜後期にかけて行っていきます。
ゴムの力を利用して歯をしっかり噛ませたり、動かしたい方向へ動かしていきます。
ゴムかけをしっかりとすることで、歯が動きますので治療期間が短縮するケースもあります。
また、矯正治療の後期のゴムかけは、最終段階での微調整になります。付けている時間が短いとなかなか効果が期待できません。
しっかりと、ゴムかけを行えていない場合、治療期間が延びてしまいます。
協力性が第一になってきます。理想のゴールへ向かっていくための最終の微調整なので
頑張っていきましょう!
Ⅲ:矯正用のゴムかけの効果とは
矯正用のゴムかけをすることで、歯の移動を促進します。
矯正治療の進行を助けます。歯同士に力がかかり、動かしたい特定の歯の位置やかみ合わせを調整することが可能です。
かみ合わせの改善や保持にも効果的です。
ゴムかけを開始するにあたって、ストレスを感じる方もいらっしゃいます。
ストレスの種類も様々で、歯が引っ張られる、きちんとできるのか?など様々ですが
引っ張られる感覚については、1-2週間で慣れてくるかたがほとんどです。
まれに顎が痛くなってしまう方もいらっしゃいますので、その時は無理をせずに、担当医にご相談ください。
付けはずしに関しても、はじめは戸惑いますが取り外しをする回数を重ねるごとに上手く取り外しができるようになります。
はじめは一緒に練習をするのでご安心ください。
ご自身の協力性や根気が大変重要になってきます。
頑張っていきましょう!
Ⅳ:矯正用のゴムかけの期間は??
ゴムかけの期間は個人差があります!
歯並びやかみ合わせで大きく変わってきます。
矯正の最終段階で使用し数週間で終わるケースもあれば、治療開始から最終段階まで使用することもあります。
また使用時間も大きく関わってきます。なるべく長い時間使用することで期間が短くなったりします。
一見地味なゴムかけですが、矯正治療において重要な段階で使用します。
目指すゴールに向かうためにはコツコツと積み重ねが大切です。
【★まとめ★】
Ⅰ:矯正用のゴムかけは、歯の動きを助けます
Ⅱ:矯正用のゴムかけは最終段階で行うことが多いが例外もある
Ⅲ:矯正用のゴムかけは慣れるまで時間がかかります
Ⅳ:矯正用のゴムかけの期間は様々です
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