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『矯正で使う器具について』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『矯正で使う器具について』

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『矯正で使う器具について』

 

記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 A

監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

『矯正で使う器具について』

 

秋の深まりとともに、イチョウ並木を歩く楽しさも増してきました!

秋ならではの楽しみがたくさん出てきましたね!

冬を迎える前に計画をたてて楽しんでいきましょう!

 

さて、本日のお題はこちらです!

 

『矯正で使う器具について』

 

今回は矯正中にどんな器具を使っているのか、どんな用途があるのかを順番にそれぞれお話していきたいと思います!

それではいってみましょう!

 

 

【もくじ:目次】 

Ⅰ∶『矯正で使う器具の主な用途』

Ⅱ:『プライヤーの名前と用途』

Ⅲ:『プライヤー以外の器具』

まとめ

 

Ⅰ:『矯正で使う器具の主な用途』

 

矯正で使う器具には様々な種類があります!主な器具の用途をあげていきます!

 

✦ワイヤーの把持

✦ワイヤーを屈曲させる

✦ワイヤーを切る

✦結紮線を固定する

✦矯正装置を外す

 

などがあります!

次はこの中でメインになる器具の名前と用途説明していきます!

 

Ⅱ:『プライヤーの名前と用途』

 

次に主に矯正中に使っていく上でメインとなってくるプライヤーの名前と用途の説明をしていきます!

 

・ユーティリティープライヤー

このプライヤーは多目的に使われるプライヤーになっています。

ワイヤーの把持、ワイヤーの着脱の操作などに使用します。

ブラケットにワイヤーを通すときなどにはなくてはならないものの一つです。

 

・ディスタルエンドカッター

このプライヤーはワイヤーを切る際に使用します。

臼歯部に余分なワイヤーが出てしまい粘膜を傷つけてしまうことがあるため、このエンドカッターを使って切除します。

このプライヤーは切ったワイヤーを把持することが出来るので、口腔内にワイヤーを残す心配がありません。

 

・ピンカッター

このプライヤーは結紮線などの細い針金やパワーチェーンを切ることに使用されます。

その他上顎についた装置(PLAS)にかけてあるゴムを切ったりすることも可能です。

このピンカッターは表側矯正と裏側矯正で形が違います。

 

・リガチャータイイニングプライヤー

このプライヤーはワイヤーとブラケットを止める際に使われる結紮線を掛けて結紮することに使われます。

このプライヤーで止めることによりより強くワイヤーを結紮することが出来ます。

 

・スリージョープライヤー

このプライヤーはワイヤーを曲げるのに使われます。

プライヤーの先端が三つに分かれてるのが特徴です。ワイヤーの他にPLA Sを曲げたりすることも可能です。

太いワイヤーを曲げるのに使用されます。

 

・シンチバックプライヤー

このプライヤーはワイヤーの先端部分を曲げることが出来ます。

ワイヤーの先端が粘膜を傷つけないようにするためにはこのプライヤーは必須です。

このプライヤーはあまり力をかけずに使うことでブラケットを脱離せずにワイヤーを曲げることが出来るので注意して使用しましょう。

このプライヤーは左右で器具の向きが異なります。

 

・バンドリムーバー

矯正時にはめたバンドを外す際に使用するプライヤーです。

形はレジンリムーバーと似ていますが先端にゴムを使っていないのが特徴です。

 

・PLASフォーセップスプライヤー

アンカースクリューを入れた後にPLASを口蓋のネジにはめるためのためのプライヤーです。

矯正の進みがゆっくりな方や、歯を動かすときに動いてほしくない歯を固定するために

口蓋にPLASという装置を入れる場合があります。

PLASを入れる際に容易に操作できるようにするためのプライヤーです。

 

 

・レジンリムーバー

名前の通りレジンを除去するためのリムーバーです。

このプライヤーはバンドリムーバーと形が似ていますが、片方にゴムがついているのが特徴です。

ブラケットを除去した後は歯面に少量のレジンが残っている場合があり、

そのままにすると着色やプラークがつくことがあったり粘膜を傷つけてしまう可能性があるため

このプライヤーを使用するときがあります。その後はコントラを使って歯面を滑沢にします。

 

 

・コンバーチブルキャップリムーバー

臼歯部についているブラケットにはキャップがついているため、歯の動きに合わせてブラケットのキャップを外します。

このプライヤーはテコの原理を利用してキャップを外します。他のプライヤーに比べると少し変わった形をしているのが特徴です。

 

 

Ⅲ:『プライヤー以外の器具』

 

プライヤーの他にも矯正中には必要不可欠となる器具が存在します。

順番に説明していきます!

 

・モスキート

見た目がハサミのような形をしている器具です。

モスキートはパワーチェーンの把持や結紮線を止める際に使用したり、細かい作業をするときに役立ちます。

矯正歯科だけでなく一般歯科などでも使用されています。

 

・ディレクター

ペンのような形をしていますが両側の先端が少し曲がっていたり二股に分かれているものがあります。

ディレクターは結紮線を切った後に結紮線の先端を押し込むのに使用します。

結紮線が粘膜に引っかからないようにするためです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は歯科関係の方に向けて器具のことをお話していきました!

矯正の器具に関しては最初はたくさんの種類があるため用途や形や名前など覚えるのが大変かとは思いますが、

少しずつ器具の名前と用途を結びつけていくうちに覚えられるようになると思いますのでめげずに頑張っていきましょう!!

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