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『マウスピース矯正中は喫煙できるのか?電子タバコなら大丈夫?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『マウスピース矯正中は喫煙できるのか?電子タバコなら大丈夫?』

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『マウスピース矯正中は喫煙できるのか?電子タバコなら大丈夫?』

『マウスピース矯正中は喫煙できるのか?電子タバコなら大丈夫?』

記事作成および編集:Y(矯正専門衛生士)

監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

 

マウスピース矯正は目立たずに歯並びを良くする治療として人気の矯正装置です。

マウスピース矯正は1日20時間以上装着するため、

喫煙習慣がある人はマウスピースを装着したまま喫煙してもいいのか気になるでしょう。

 

今回はマウスピース矯正中に喫煙をしても良いのか、電子タバコであれば大丈夫なのか解説します。

 

 


 

【目次】

①マウスピースを装着したまま喫煙できるのか?

②マウスピース矯正中に喫煙すると起こる悪影響

③電子タバコなら大丈夫?

★まとめ★

 


 

①マウスピースを装着したまま喫煙できるのか?

 

 

矯正治療自体は喫煙習慣がある方でも受けることができます。

しかし、マウスピースを装着したまま喫煙してしまうのはおすすめしません

マウスピースを装着したまま喫煙すると、マウスピース自体が変色してしまい、

目立たない矯正装置として有名なマウスピース矯正が

それによって目立ってしまう可能性があります。

タバコのヤニはお茶やコーヒーなどの着色と同様、

その上に汚れが付きやすくなってしまいます。

そのため、マウスピースが不衛生になり、劣化に繋がります

 

②マウスピース矯正中に喫煙すると起こる悪影響

マウスピース矯正中に喫煙すると、着色や劣化以外に以下の悪影響が起こる可能性があります。

 

❶歯の移動速度が遅くなる

 

煙草に含まれているニコチンには、血管収縮の作用があります。

歯茎の中にはたくさんの毛細血管があるため、

喫煙によって血流が滞ってしまい代謝が悪くなってしまいます。

歯を動かすためには骨のリモデリング(骨の再生と吸収を繰り返すこと)が必要であり、

骨を作るためには栄養や酸素を送る血液が必要です。

喫煙によって血行が悪くなると、それらの供給が悪くなり、

結果として歯の移動速度が遅くなります。

マウスピース矯正は始めに治療計画を立ててから、

一度に複数枚のマウスピースを作製します。

歯の移動速度が遅くなると治療計画通りに進まず、再作製の回数が増えたり、

当初の予定より治療期間が伸びたりする可能性があります

 

❷口腔内細菌が増える

唾液の分泌が減る理由の一つに、ストレスや緊張などによる自律神経の乱れがあります。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経系からなり、

ニコチンは副交感神経を刺激します。

そうすると唾液が粘度の高いドロドロとしたものになり、量自体も減ります。

唾液にはお口の中の汚れを洗い流す自浄作用がありますが、

喫煙者はそれが働かなくなり口腔内細菌が増える傾向があります。

その結果、口臭が強くなる、虫歯や歯周病のリスクが高くなる、

口内炎ができやすくなりガンに繋がる場合があります。

マウスピース矯正は特に唾液が全体に行き渡りにくいため、

上記の悪影響が悪化してしまうことがあります。

 

③電子タバコなら大丈夫?

 

 

ここまでは最も一般的な紙タバコによる喫煙の影響について解説しました。

次に、電子タバコによる影響について解説します。

電子タバコや加熱式タバコなら悪影響が少ないように感じている方も多いかと思います。

しかし、この2つのタバコにも注意が必要です。

 

電子タバコはタバコ葉を使用せず、

装置内もしくは専用カートリッジ内の液体(リキッド)を電気加熱させ、

発生する蒸気(ベイパー)を愉しむ製品です。

リキッドには、ニコチンを含むものもありますが、

日本国内ではニコチンを含まないものが一般的です。

ニコチンを含んでいないため、口腔内やマウスピースに影響は出にくいです

しかし、比較的新しいものなので身体的影響がまだ分かっていないので注意が必要です。

 

加熱式タバコとして代表的なものはiQOSです。

こちらはタバコ葉を使用し、燃焼させず加熱により発生する蒸気を愉しむ製品です。

タバコ葉を使用しているため、ニコチンやタールが含まれていますので

紙タバコと同じような悪影響が出る可能性があります。

 

以上のように電子タバコや加熱式タバコであっても悪影響が出ないとは言い切れないため、

マウスピース矯正中は注意が必要です。

 

★まとめ★

①矯正治療自体は喫煙習慣がある方でも受けることができます。

しかし、マウスピースを装着したまま喫煙してしまうのは

マウスピースの着色や劣化に繋がるためおすすめしません。

 

②マウスピース矯正中に喫煙すると起こる悪影響はタバコに含まれるニコチンが

血管収縮を起こし、歯の移動速度が遅くなります。

また、ニコチンが副交感神経を刺激して、唾液の分泌量が減り、

口腔内細菌が増える場合があります。

 

③日本国内で販売されている電子タバコはニコチンが含まれていないものが多いですが、

比較的新しいものであるため、身体的影響がまだ分かっていないので注意が必要です。

加熱式タバコはニコチンやタールが含まれているため、

紙タバコと同じような悪影響が起こる可能性があります。

 

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