『矯正は、なぜ自費なのか？』｜町田の矯正歯科専門の歯科医院｜土日診療-町田駅前矯正歯科

記事制作と記事編集：矯正専門歯科衛生士　O
監修：渡邉　博人　日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

 

 

『矯正治療は、なぜ自費なのか？』

 

 

 

 

 

 

みなさん、こんにちは！町田駅前矯正歯科でございます。
今回のお題は『矯正治療は、なぜ自費なのか？』です！！
矯正治療を始める際に、痛みや治療期間などの不安要素があると思います。

特に気になるのは治療費ではないでしょうか？矯正治療は高額なイメージがあります。保険適応ではできないのか？と一度は思ったことがあるのではないでしょうか？わたしもその1人です！^_^

今回は保険診療と自費診療の違い、高くても矯正治療をする価値について考えていきます！！

 

 

 

 

 

 

【目次】
Ⅰ:矯正治療が自費なのはなぜ？
II:矯正治療で保険適応のケースはあるのか？
Ⅲ:矯正治療にかかる費用の相場
Ⅳ:高くても矯正治療をするメリットとは？
⭐︎まとめ⭐︎

 

 

 

Ⅰ:矯正治療が自費なのはなぜ？

 

 

 

 

 

歯科矯正は保険診療に適応されていない自由診療になります。
みなさんが納めている健康保険料は「医療費の支払いや健康の維持・増進、高齢者の医療費」などに使用されています。病院にかかった際の自己負担が３割となり、残りの７割が国やみなさんと事業主が納める健康保険から支払われています。
そのため医療費の財源には限りがあり、病気や怪我など緊急性の高い治療にあてられます。

歯科治療ですと虫歯や歯周病など健康に影響があるため保険治療が適応しています。その為、予防接種などの予防治療や、見た目の改善目的の美容医療には適応されていません。
矯正治療は審美的な目的が強いと考えられているため、基本的には自由診療となり患者さんが全額自己負担になります。

 

 

 

II:矯正治療で保険適応のケースはあるのか？

 

 

 

 

 

矯正治療は審美的治療のため保険適応にはならないことを説明しました。しかし、一部の症例では保険適応のケースがあります。

 

・厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常
・前歯及び小臼歯の永久歯のうち３歯以上の萌出不全に起因した咬合異常
・手術を必要とする顎変形症

 

が挙げられます。気になる場合にはお近くの歯科医院にてご相談ください。ただし上記の保険適応となる矯正治療を行えるのは、厚生労働大臣が定める施設基準に適合している医療機関のみとなります。

参考サイト：日本矯正歯科学会【矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは】https://www.jos.gr.jp/facility

 

 

 

Ⅲ:矯正治療にかかる費用の相場

 

 

 

 

 

 

矯正治療にかかる費用は高額のイメージがあるのではないでしょうか？矯正治療は自由診療になるので、料金設定は個々の歯医者で決めています。費用の相場としては

 

表側ワイヤー矯正→６０〜１００万円
裏側ワイヤー矯正→１１０〜１８０万円
部分矯正→１０〜６０万円
マウスピース矯正→８０〜１２０万円

 

症例や医院によって費用に差はありますが、矯正治療の平均額と言えるでしょう。

支払い方法も医院によって違います。当院では銀行振込、クレジットカード、デンタルローン、院内分割の中から選択していただいております。

 

 

 

Ⅳ:高くても矯正治療をするメリットとは？

 

 

 

 

 

ここまで矯正治療がなぜ自費が多いのか、矯正治療における料金の相場について説明してきました。
実際に矯正治療を始めたいと考えていても、費用が高額のため矯正を迷っている方も少なくないのではないでしょうか？
高くても矯正治療をすることでのメリットはたくさんあります！！

 

★笑顔に自信が持てる

★フェイスラインが綺麗に見える

★肩こり、頭痛の解消に繋がる可能性がある

★虫歯、歯周病のリスク軽減

など他にもたくさんのメリットが挙げられます。

 

特に『歯は一生もの』と言われているくらいです。一度失ってしまった歯は元に戻りませ
ん。歯並びを綺麗にすることで見た目の変化だけではなく、歯のお手入れが楽になり、虫歯や歯周病の予防がしやすいです。
矯正は見た目を治すだけでなく、健康にも繋がります！！それだけでも十分に矯正をする価値があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

☆まとめ☆

 

Ⅰ:保険診療は健康に影響がある、緊急性の高い治療に適応される。予防治療や美容目的での治療は自由診療になり全額自己負担となる。矯正治療も見た目の改善が目的とされているため自由診療となる。
Ⅱ:国が定めた一部の疾患により保険での矯正治療が可能になるケースもある。
Ⅲ:矯正治療の料金の相場は使用する矯正装置によって変わる。自由診療のため料金設定は個々の歯医者で決められている。
Ⅳ:矯正をする価値あり。歯は一生もの！見た目の変化だけでなく、健康にも繋がる！

 

いかがでしたか？今回は『矯正治療は、なぜ自費なのか？』についてでした。
自身でも高額でも矯正治療をする価値などをあらためて考えさせられたお題だったと思います^^!矯正治療の相談がしたい、自分の歯は保険適応なのか、具体的な料金は？など気になる方は、ぜひ一度ご来院ください。