『親知らずを抜くと歯並びは治る?』
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『親知らずを抜くと歯並びは治る?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 W
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『親知らずを抜くと歯並びは治る?』
はじめまして!
町田駅前矯正歯科に仲間入りしました、歯科衛生士のWです。
皆様の素敵な笑顔を作るお手伝いができるよう頑張ります!
よろしくお願いいたします。
急に気温が下がり体調が崩れやすい季節になりましたね。
食欲の秋!沢山食べて免疫力を高めていきましょう!
さて、今月のテーマは 「親知らずを抜くと歯並びは治るのか?」 です。
多くの方が一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
特に、矯正治療を検討している方で親知らずが生えてきている場合、
「親知らずが歯並びに影響を与えていないだろうか?」と不安に感じる方もいらっしゃいます。
今回は、親知らずと歯並びの関係について、疑問を持つ皆様にわかりやすくご説明します。
以前の記事でも親知らずに関する内容を掲載していますので、気になる方はそちらも併せて読んでみてください。
それではさっそく見ていきましょう!
Ⅰ. 親知らずとは?
Ⅱ. 親知らずが歯並びに及ぼす影響は?
Ⅲ. 親知らずを抜くと歯並びが治るのか?
<まとめ>
まず「親知らず」について少し詳しく見ていきましょう。
親知らずとは、最も奥に位置する大人の歯、つまり「永久歯」のことを指します。
個人差がありますが、通常は17~21歳頃に生えてくるため、「親が知らぬ間に生える」ことから親知らずと呼ばれています(諸説あり)。
この親知らずには、以下の4つの生え方があります。
親知らずは埋まっている場合、目には見えないため、かかりつけの歯科医院でレントゲンを撮影し確認することが可能です。
親知らずが生えているか気になる方は、定期的なメインテナンスの際に担当のドクターにご相談されることをおすすめします。
また、親知らずは最も奥に位置するため、磨きにくい箇所でもあります。
虫歯や歯周病になりやすいため、健康な親知らずを保つためには丁寧な歯磨きと定期的な一般歯科でのクリーニングが重要です。
親知らずが歯並びに影響を与えるケースがあることをご存知でしょうか?
特に影響を与えやすいのは、
「半分埋まって斜めに生える」「歯茎に埋まって生えない」場合です。
例えば、斜めに生えてくる親知らずは、隣接する歯を圧迫してしまい、歯並びが乱れる原因となることがあります。
また、矯正治療を行う際に親知らずが邪魔になることがあります。
これは、歯を動かす過程で親知らずの位置が干渉するためです。
さらに、矯正治療後に歯並びが再度乱れる「後戻り」の原因になることもあり、治療の一環として親知らずを抜くことが推奨される場合もあります。
親知らずがどのように生えているか、抜歯が必要かどうかは、精密な検査と歯科医師の診断が重要です。
気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
ここまで親知らずの生え方や影響についてご紹介しましたが、
結論としては、親知らずを抜くだけで歯並びが自然に治ることはありません!
親知らずの抜歯のみでは、歯並びが改善することは少ないです。
しかし、親知らずを抜くことで、矯正治療を行う際に歯を動かしやすくなる場合があります。
また歯の移動がスムーズになるため、矯正治療がより効果的に進むケースがあります。
つまり、親知らずを抜くこと自体が治療の一部になることはありますが、それだけで美しい歯並びを得られるわけではありません。
いかがでしたでしょうか?
今回は「親知らずを抜くと歯並びが治るのか?」について、親知らずが歯並びに与える影響も交えて詳しくご紹介しました。
結論として、親知らずを抜くだけで歯並びが自然に治ることはありませんが、
矯正治療をスムーズに行うために抜歯が必要となる場合が多いです。
「親知らずが原因で歯並びが悪くなっているかもしれない・・・」
「矯正治療を検討しているけど、親知らずが気になる・・・」
といったお悩みがあれば、ぜひカウンセリングでご相談いただくことをおすすめします。
皆様がより良い治療を受けられるよう、親知らずに関する不安や疑問を解消しながらサポートしてまいります。
次のブログもお楽しみに!
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