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『ドライソケットとは?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『ドライソケットとは?』

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『ドライソケットとは?』

記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 O

監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

『ドライソケットとは?』

 

 

 

 

 

 

みなさん、こんにちは!町田駅前矯正歯科でございます!今年も元気に診療していきますので、よろしくお願いいたします⭐

さて、今回のお題は『ドライソケットとは?』です。

ドライソケット??聞きなじみのない言葉になると思いますが、歯科では抜歯をした際のトラブルで聞く言葉になります💦

 

昨年の11月から当院での抜歯を行うことが可能になり、より一層通いやすくなりました!

抜歯をした後は、当日から1週間前後で腫れや痛みが引いてきます。その痛みが引かない場合など、治りが悪い場合に考えられるのが『ドライソケット』になります。今回はこちらのトラブルについてお話ししていきます!

 

 

 

 

 

 

【目次】

Ⅰ:ドライソケットとは?

Ⅱ:ドライソケットの原因を知ろう!

Ⅲ:ドライソケットになってしまった!?

Ⅳ:矯正治療への影響はあるのか?

⭐︎まとめ⭐︎

 

 

Ⅰ:ドライソケットとは?

 

 

 

 

 

 

通常抜歯後は痛みや腫れがでます。しかし、1週間もあれば症状は落ち着いてくるでしょう。もしも、症状が継続するようなら、ドライソケットの可能性があります。

ドライソケットとは、抜歯をしたところの穴を塞ぐ役割をしている『血餅(けっぺい)』という血の塊ができずに抜歯した穴が塞がらず、顎の骨が露出している状態のことをいいます。

血餅はかさぶたのような役割をしており、抜歯したところの穴を保護して、正常な治癒を促進しています。

ドライソケットになりやすいのは下顎智歯(親知らず)といわれています。症状としては以下のようなものがあげられます。

 

*ドライソケットの症状

痛みが増している

食事や空気に触れると痛みが生じる

抜歯したところに血餅がなく陥没している

抜歯したところから嫌な臭いがする

 

 

 

Ⅱ:ドライソケットの原因を知ろう!

 

 

 

 

 

 

ドライソケットは抜歯をした後の注意事項を知ることで防ぐことができます。

抜歯後に注意することを下記にまとめました。

 

⚫︎強いうがい、何度もうがいをしない

→うがいで血餅が流れてしまい瘡蓋の役割ができないため、治癒がおそくなります。抜歯当日は優しくうがいしましょう。

⚫︎抜歯したところを舌や指で触らない

→触った刺激で血餅が剥がれやすくなります。また、細菌が感染する恐れがあります。歯ブラシの際にも抜歯したところを触らずに周囲のみを優しく磨きましょう。

⚫︎飲酒、長風呂、激しい運動控える

→体の血行の巡りが良くなり血が止まりにくくなります。出血している状態が続くと治りが遅くなります。 最低でも、抜歯当日は控えましょう。

⚫︎抜歯後の喫煙

→タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があります。歯ぐきに血液が行き届かなくなることから酸素が運ばれず、治りを遅くします。

抜歯後数日間は上記に気をつけて生活をするとドライソケットになる可能性が低くなります。

 

 

Ⅲ:ドライソケットになってしまった!?

 

 

 

 

 

 

ドライソケットについてや、症状に関して説明しました。もし、ドライソケットになってしまった場合にはすぐにかかりつけの歯科医院へ受診しましょう。

受診する目安としては、抜歯後1日~3日程度、痛みや腫れといった症状が落ち着いてきます。それ以上の痛みや腫れが継続している場合には、ドライソケットの可能性があるため受診をお勧めしています。治療法としては以下ようなものが挙げられます。

 

*ドライソケットの治療法

抗生剤や鎮痛剤の投与

抜歯したところの再掻把

抜歯したところの清掃

軟膏の塗布

 

などが挙げられます。

 

ドライソケットの完治には1ヶ月程かかります。

また、ドライソケットの症状を長期間放置するのはやめましょう!細菌が感染して歯肉や顎の骨の状態が悪くなる可能性があります。

ドライソケットになると顎の骨が露出し細菌感染がしやすくなります。細菌感染が引き起こされると急性歯槽骨炎を起こします。強い痛みのほか、顎の骨が壊死する場合もあります。

 

Ⅳ:矯正治療への影響はあるのか?

 

 

 

 

ドライソケットになってしまった際、歯科医院で適切処置を受けることで、矯正治療への影響はないと言えるでしょう。しかし、矯正器具がドライソケット周囲の歯肉に当たってる場合には治癒が遅くなってしまいます。そのため、一時的に周囲の矯正器具を外し、治癒に専念する必要性があります。

先ほどもお伝えしたとおり、放置はやめましょう。骨が壊死すると、壊死した骨を削る外科処置が必要になります。

 

⭐︎まとめ⭐︎

 

 

 

 

 

 

Ⅰ:ドライソケットとは、抜歯をしたところの穴を塞ぐ役割をしている『血餅(けっぺい)』という血の塊ができずに抜歯した穴が塞がらず、顎の骨が露出している状態。

Ⅱ:ドライソケットの放置は危険。かかりつけの歯科医院への受診をおこない、適切な治療を受けることが大切。

Ⅱ:ドライソケットは防ぐことができる。原因や抜歯後の注意事項を知っておく必要がある。

Ⅳ:ドライソケットは矯正治療への影響はさほど受けない。矯正器具が当たってしまう場合は、一時的に周囲の器具を除去してドライソケットの治療に専念する。

放置は絶対にだめ!

 

いかがでしたか?今回は『ドライソケットとは?』についてでした!また、次回お会いしましょう!!

 

 

 

 

 

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