『金属アレルギーだと矯正装置で肌は荒れる?』
Blog
『金属アレルギーだと矯正装置で肌は荒れる?』
Blog
記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 K
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『金属アレルギーだと矯正装置で肌は荒れる?』
みなさんこんにちは!
町田駅前矯正歯科でございます
今回のブログのテーマは
『金属アレルギーだと矯正装置で肌は荒れる?』です
当院で矯正治療を開始される患者様で最近増えてきているのが
金属アレルギーです
気になる点や矯正治療を開始していく際の注意点など深掘りして行きます。
どうぞ最後までお付き合いください
【もくじ:目次】
I:『矯正治療中!?なんか痒い‥』
II:『最近気になる肌荒れ‥』
Ⅲ:『歯列矯正中に肌荒れが起こる原因と対策』
Ⅳ:『歯列矯正はできる??』
いざ矯正治療を開始したのに、なんか痒い‥と思い
お肌を確認すると 湿疹が出ている!?となってしまう方がいらっしゃいます。
実際に金属アレルギーの症状がなかった方も、いざ矯正治療を始めてから
症状が出現する方もいらっしゃいます。
矯正治療による金属アレルギーの症状には、
口内炎や口唇の腫れ、湿疹、かゆみ、赤み などがあります。
全身の皮膚炎や全身症状も出る事があります。
金属アレルギーは「遅延型アレルギー」とも呼ばれ、症状がすぐに現れず
24〜48時間経過後に発症するケースが多いです。
矯正治療を開始してから なんか肌荒れする‥
矯正治療中の肌荒れのひとつは 前項でもお話しした
金属アレルギーが原因と考えられます
金属アレルギーは、日本国内でも10人に1人が発症しているとされているほど
一般的なしっかんです。近年患者数は増加しているアレルギーの一種です。
世界的に見ても最も患者数が多いアレルギーです。
歯科領域における金属アレルギーでは、口内にある銀歯や詰め物、
矯正装置などの金属が原因となりアレルギー反応が生じます。
唾液によってイオン化して溶け出した金属が体内に吸収されると、
抗原と呼ばれるアレルギーの原因物質となります。
これに対して、体のなかにある細胞が炎症物質を作り出してしまうのです。
歯科領域における金属アレルギーは、4つに分類されるアレルギー反応のうち、Ⅳ型に該当します。
Ⅳ型アレルギーは、抗原が抗体と反応してからおよそ24〜72時間後に症状が出ることが多く、
遅延型アレルギーとも呼ばれています。
もともと金属アレルギーを持たない人でも、
蓄積された金属によって突然発症する恐れもあるのです。
対策はあるのか??
あります!!
詳しく解説して行きます
①パッチテストの実施
②メタルフリー素材の使用
③マウスピース矯正への切替
①パッチテストの実施
パッチテストとは、金属アレルギーや接触皮膚炎などの原因となる物質を特定するためにおこなう検査です。
原因と考えられる物質を背中や腕などの皮膚に貼付し、反応を観察します。
結果の判定までに2〜3日程度必要です。
パッチテストは皮膚科でおこなっていただきます。
歯列矯正を検討中の方は、事前にパッチテストを受けておくと安心です!!
②メタルフリー素材の使用
メタルフリー素材とは、名前のとおり金属を含まない素材のことです。
ワイヤー矯正であれば、金属を含まないセラミックブラケット、
またはチタンブラケットの選択肢がございます。
特にセラミックは、天然の歯に近い色味のため金属に比べて目立たないことが特徴です。
通常の矯正装置に追加で費用がかかってしまいますが、ワイヤー矯正も可能です。
③マウスピース矯正への切替
パッチテストでチタンにも反応することがわかった方、パッチテストをおこなわず歯列矯正中に金属アレルギーを発症した方には、マウスピース矯正をおすすめします。
マウスピース矯正で使用するアライナーは、
プラスチックでできていますのでアレルギーの心配がございません。
ただし、マウスピース矯正の適応の患者様に限ります。
精密検査後しっかり判断して行きます。
金属アレルギーでも矯正治療は可能です!!
しっかり対策と予防 検査をすることで どんな方でも矯正治療は可能です
ご自身に合った矯正治療の方法を見つけていきましょう!!
◉ 金属アレルギーだと矯正装置で肌荒れは起こる可能性があります
肌荒れやアレルギー症状を起こさない為にも しっかりとした検査をし
ご自身の身体にあった矯正治療の方法を一緒に見つけて行きましょう!!
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
町田駅前矯正歯科:
https://machida-kyosei.com/
電話番号:042-732-5775
診療のご予約・各種治療のご相談は下記よりお気軽にご連絡ください。