『エラボトックスをしないほうが良い人は?』
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『エラボトックスをしないほうが良い人は?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 O
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『エラボトックスをしない方が良い人は?』
みなさん、こんにちは!町田駅前矯正歯科でございます。ここ最近は日中は暖かい日が続き、半袖で過ごすことも増えてきました^ ^!
しかしながら、日中と夜の寒暖差が大きいので気温調整できる服装を心掛け、体調には十分に気をつけましょう。
さて、今回のお題は『エラボトックスをしない方が良い人は?』です。
先日、当院でボトックスセミナーが開催され、当院でもエラボトックスの施術が可能となりました!!!
矯正歯科と食いしばりは密接な関係にあります。食いしばりが原因で歯並びが悪化したり、矯正装置の脱離などがみられます。
今回は、エラボトックスのメリットやデメリットについてお伝えできたらと思います^_^!
【目次】
ボトックスとは、ボツリヌス菌由来のタンパク質であるボツリヌス・トキシンを投与する治療法です。
ボトックス注射をした部分の筋肉の動きを抑えることによって、シワやエラ張りの改善、多汗症、肩こりの緩和などの効果が期待されます。
[ボトックス注射のメリット]
施術時間が15分程度と短い
ボトックス注射施術時間は1部位10分〜15分程度となります。注射を打つ部位によっては20分〜30分程度となりますが、施術時間は短いといえるでしょう。
比較的手軽にできる
外科手術に抵抗がある方や、初めて美容医療を受ける方にも取り組みやすい施術です。メスを使わないため傷跡が残る心配がありません。
ダウンタイムが短い
施術後の赤みや腫れが少ないため、ダウンタイムはほとんどの場合は不要です。施術後にメイクをして帰ることができます。
すぐに効果を実感しやすい
ボトックス注射は施術後、2〜3日で効果が現れ始め、1〜2週間で安定し、効果がピークを達します。効果は施術部位や個人差によって期間は異なります。
ボトックス注射では、「エラボトックスで小顔効果がでたよ!」などと耳にしたことがあるのではないでしょうか?
エラボトックスは、エラの張りの原因が筋肉である場合に行われます。咬筋にボトックス注射を打つことで、咬筋の発達を抑制し、筋肉の収縮を弱めることで、エラが目立ちづらくなり小顔効果にも繋がります。
[エラボトックスの効果]
顔を小さくする
エラボトックスといえば小顔効果です!咬筋の発達具合により個人差はありますが、ボトックス注射施術後は目視でも認識できる小顔効果が期待できます。
エラ張りの改善
エラが張っていることで、ゴツゴツしたフェイスラインのイメージがあります。ボトックス注射を施術することにより、シャープな輪郭に繋がります。
歯ぎしりや食いしばりの改善
咬筋へボトックス注射をすることで、咬筋の収縮を弱める作用があります。咬筋が弱まることで歯ぎしりや食いしばりを緩和します。さらに、歯ぎしり、食いしばりが原因となる顎関節症や歯のすり減りを減らすことができます。
エラボトックスは手軽にでき、ダウンタイムも少なく小顔効果があるため人気の施術となります。
しかし、エラボトックスをしたが効果を感じない方もいらっしゃいます。
[効果が出ない原因]
エラ張りの原因が脂肪である
顔の形は、エラの骨格と筋肉で構成されています。 エラボトックスは咬筋という筋肉に打ち、咬筋の収縮を弱めることで結果的に小顔効果が現れるものになります。
そのため、顔が大きく見える原因が脂肪の場合には効果が感じられません。脂肪が原因の方は、脂肪吸引や脂肪溶解注射の施術を検討する必要があります。
エラ張りの原因が骨格が大きい場合
顔の骨格が大きい場合も同様に、エラボトックスでの効果を感じられません。顎やエラの骨が発達している場合は骨格矯正や整形手術などの外科的な施術の検討をする必要があります。
ボトックス注射を施術する際には、副作用があることを知っておかなければなりません。
[ボトックスの副作用]
腫れ、内出血
ボトックス注射は細い針を使用するため腫れや赤みがでることがあります。また、皮膚の薄い口元や目元は内出血が起こる可能性があります。内出血は2〜3日、遅くて1週間程度で治癒します。
表情の違和感
顔にボトックスを注射した場合、顔の筋肉が動かしづらい場合があります。
噛む力の低下
エラボトックスをした際に、エラの筋肉の働きが抑制されるため、一時的に噛む力が弱まる可能性があります。
これら以外にも、まれに頭痛や吐き気、めまい、アレルギー反応などが挙げられます。
ボトックスを施術した際の注意事項としては、ボトックス注射した部位を触らない、注射後に3時間は横にならない、激しい運動や飲酒、長時間の入浴は避けるなどがあります。
ボトックス注射は妊娠中や授乳中、妊婦の可能性がある方への施術はできません。また、過去にボトックスでアレルギー反応を起こした方、血液凝固異常、緑内障、呼吸器系疾患がある方も同様で施術することができません。
今回は『エラボトックスをしない方がいい人は?』でした。そもそもボトックスとは何なのかということや、メリット、デメリットなども踏まえてお伝えしました^_^!!
エラボトックスは手軽にできることもあり、人気の施術ですが、エラ張りの原因が咬筋か骨格によって効果が変わりますので参考になればと思います!
では、また次回もよろしくお願いします^ ^!!!
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