『歯科矯正中はエラボトックスは出来ますか?』
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『歯科矯正中はエラボトックスは出来ますか?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 A
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『歯科矯正中はエラボトックスは出来ますか?』
みなさんこんにちは!
今年もついに半年を過ぎようとしていますね!皆様どうお過ごしでしょうか?
これからの時期は梅雨でジメジメの季節と気温が高くなる季節がやって来ますので、
なるべくストレスのないよう快適に過ごしていきたいですね。
今のうちから対策をしていきましょう!
さて、今回のテーマはこちらです!
『歯科矯正中はエラボトックスは出来ますか?』
です!
皆様美容医療などで一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか?
小顔になれる!シワがなくなる!と言われるボトックスと言われる施術はどんなものなのか?
また矯正中はボトックスを受ける事が出来るのかについて今回はお話していきます!
それでは行ってみましょう!
【もくじ:目次】
まずはボトックスについてお話していきます。
ボトックスとはメスを使わずに小顔にすることができたり、
顎に出来てしまう梅干しのようなシワをなくす事が出来る治療方法です。
この治療法にはボツリヌス菌と言われる菌が筋肉の動きを抑制する働きを持ち、
ご自身が気になる部分(シワや眉間、エラ張りや首の縦スジ、肩こりやふくらはぎの張りなど)に
注射をする治療法です。医療面では顔面痙攣や多汗症など、現在は様々な美容法や医療で用いられます。
このボツリヌス菌は筋肉の収縮を抑制し、これにより筋肉がリラックスすることにより
動いた時のシワが改善されます。
ボツリヌス菌は永久ではなく、数ヶ月持続された後徐々に効果が消えていく仕組みになっています。
この持続の期間は個人差はありますが一般的には3〜6ヶ月程度とされています。
次に現在矯正中の方がボトックス注射をしても問題無いか、またその時の効果についてお話していきます。
まず矯正中はボトックス注射を受けることは可能です!
特に矯正中は歯軋りや食いしばりをしてしまう方が多く、
エラが張ってしまう、また一時的に歯軋り、食いしばりで痛みを伴うことがあります。
この症状を軽減、改善するために矯正中のボトックスを受ける場合があります。
特にフェイスラインが気になる方はエラボトックスをすることによりエラ張りが改善されます。
また、歯軋り食いしばりの方は咬筋が緊張状態になってしまっているので
その緊張状態をボトックスにより緩和して歯や顎の負担を軽減する事が期待できます。
そのため、もしこのような悩みがある方は一度医師に相談をしてみると良いでしょう。
ここまではボトックスの効果についてお話しをしていきましたが最後にボトックスの注意点についてお話します。
まずボトックス注射の施術をした後24時間は注射部分を揉んだり擦ったりなどしないようにしましょう。
揉んでしまったりマッサージをすると薬剤が広がってしまい、
部分的な効果が意図しない部分まで効果が出てしまう可能性があります。
その他施術後3時間は横になったり激しい運動、飲酒、長時間の入浴は控えましょう。
体温が上がると薬剤の効果が薄れたり内出血や腫れなど起こすことがあります。
控えることによりボトックスの効果の持続期間がより長く続く事ができます。
ボトックスは先ほどお話した通り、注射してから数ヶ月すると効果が切れて元に戻りますので
「長く効果が続いてほしい!」と思う方は必ずこの項目を気をつけると良いでしょう。
その他赤ちゃんへの影響が考えられることもあり、妊娠中や授乳中は施術を受けることが出来ません。
また、以前ボトックス注射をしてアレルギー反応を起こした方は一度医師に相談をする必要があります。
いかがだったでしょうか?
今回はボトックスについて、矯正中のボトックスはできるのかについてお話していきました。
ボトックスは美容目的だけでなく、矯正中の歯軋りや食いしばで起きてしまう負担の軽減も期待できます。
そのため、矯正中の方でもしこのような悩みを抱えている方はぜひ一度気軽に相談してみてください。
負担が減ることにより、より快適に矯正治療を行う事が出来ると思います。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!
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