『出産後いつから歯科矯正ができる?』
Blog
『出産後いつから歯科矯正ができる?』
Blog
記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 M
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
みなさんこんにちは!
町田駅前矯正歯科でございます。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
水分補給をしっかりして今年の夏も乗り越えましょう!
さて、今回のテーマは
『出産後いつから歯科矯正ができる?』
です!
【もくじ】
出産が終わり「そろそろ自分のこともしたい!」と歯並びの改善を考える方は少なくありません。
ですが、産後すぐの矯正開始には注意が必要です。
女性の体は出産で大きなダメージを受け、ホルモンバランスも激しく変動します。
エストロゲンやプロゲステロンは骨の代謝や歯周組織に影響するため、産後は歯ぐきが腫れやすかったり、歯周病が進行しやすい状態にあります。
そんな時期に矯正を始めると、装置による刺激で炎症が悪化することや、歯が思うように動かないリスクも考えられます。
また、産後は育児で生活リズムが乱れがちで、睡眠不足やストレスが続くと免疫力が低下し、口内トラブルも起きやすくなります。
矯正治療はセルフケアがとても重要なので、まずは体調が安定することが大切です。
授乳中でも歯科矯正は基本的に可能ですが、いくつか注意があります。
レントゲンやCTを撮る際は放射線量は少ないものの、防護策が必要なので授乳中であることを必ず伝えましょう。
また、矯正中は痛み止めや抗生物質を処方されることもあります。
授乳中に飲んで問題ない薬か確認が必須です。
さらに、授乳中はカルシウムが母乳に多く使われ、骨密度が一時的に下がる方もいます。
歯を支える骨が健康でないと、歯が動きにくかったり、逆に動きすぎるリスクもあるため、歯科医師に骨の状態を相談しておくのがおすすめです。
すでに矯正治療をしている最中に妊娠が判明することもあります。
この場合、治療を必ずしも中断しなければいけないわけではありません。
矯正装置自体が妊娠に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。
ただし、以下のようなケースでは治療のペースを落としたり、一時的に中断することもあります。
治療を中断した場合、再開の目安は産後3ヶ月~6ヶ月以降が一般的です。
ホルモンバランスが落ち着き、口腔内の状態も安定してくるためです。
ただし個人差が大きいため、産婦人科医や歯科医師と相談の上、再開時期を決めることが大切です。
矯正の進行具合によっては、装置を外さずに調整間隔を延ばすだけで済むケースもあります。
妊娠がわかったら、すぐに矯正歯科へ相談するのがおすすめです。
出産後、矯正を新たに始めたい方の場合、一般的な目安は産後3ヶ月~6ヶ月頃です。
ホルモンバランスも徐々に整い、歯ぐきや骨の状態が安定してきます。また、育児にも少し慣れ始め、通院スケジュールを立てやすくなる方が多い時期です。
特に以下のような方は、早めに歯科相談するのがおすすめです。
ただし体調や育児の状況には個人差があります。
無理せず、医師や歯科医師と相談しながらスケジュールを決めましょう!
心身ともに余裕があるときに始めるほうが、治療もスムーズに進められるでしょう。
出産後の歯科矯正は、多くの女性にとって大きな関心事だと思います。
体調の回復やホルモンバランスを考慮しながら、産後3~6ヶ月頃を目安に検討するのがおすすめです。
授乳中でも矯正は可能ですが、薬の服用や骨密度には注意が必要です。
そして、矯正中に妊娠した場合も慌てず、歯科医師に相談をすると良いでしょう。
必要に応じて治療をゆっくり進めたり、中断後に再開することも十分可能です。
「笑顔に自信を持ちたい」という気持ちは、自分にとって大きな原動力となります。
無理なく計画を立てて、産後もキレイを楽しみましょう!
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
町田駅前矯正歯科:
https://machida-kyosei.com/
電話番号:042-732-5775
診療のご予約・各種治療のご相談は下記よりお気軽にご連絡ください。