『妊娠中にマウスピース矯正はできる?』
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『妊娠中にマウスピース矯正はできる?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 A
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『妊娠中にマウスピース矯正はできる?』
みなさんこんにちは!
真夏に向けて暑さも厳しくなってきましたね!皆様如何お過ごしでしょうか?
年々猛暑続きですが水分補給を心がけて楽しく過ごしていきましょう!
さて、今回のテーマはこちらです!
『妊娠中にマウスピース矯正はできる?』です!
矯正治療のタイミングは人それぞれですが、中には妊娠中に矯正治療を始めている方もいらっしゃいます。矯正治療に関してはワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類がありますが今回は後者のマウスピース矯正について今回はお話していきます。
それでは行ってみましょう!
【もくじ:目次】
まずはマウスピース矯正についてお話していきます。
当院ではインビザラインと言われるマウスピース矯正を行なっています。
この矯正治療はクリアの矯正用のマウスピースを使って矯正を進めていきます。歯に負担をかけないよう少しづつ動くようになっているマウスピースを数日ごとに新しいものに交換することで矯正治療ができます。そのため全てのマウスピースの形が異なります。
このマウスピースは取り外しができるので歯磨きがしやすく、お掃除もしやすいです。その他、ワイヤー矯正は違和感が強いことやお掃除がしづらく見た目が気になってしまう難点がありますが、マウスピース矯正は違和感が少なく、色がクリアで目立ちにくいです。
そのため、人前に出ることが多い方や矯正をしていることに気づかれたくないという方がマウスピース矯正を行うことが多いです。
次に先程のお話と重ねて本日のテーマである妊娠中でも矯正は出来るのかについてお話していきます。
妊娠中でも矯正治療は可能です!
治療内容も特別大きく変わることはありません。ですがいくつか注意事項があります。
妊娠中はつわりや体調の変化によって調整が難しい場合もあります。マウスピース矯正に関してはワイヤー矯正治療とは違い、装置の取り外しが可能ですが、つわりが特に酷い時にはマウスピースを着けているのが難しい場合もあります。そのため、本来必要である装着時間が短くなってしまいます。
また、妊娠中はホルモンバランスの変化が著しいので歯肉の腫れや唾液の分泌の低下、また虫歯や歯周病のリスクも高くなります。さらにつわりによって歯磨きを行うことが難しくなってしまうことがありますので、口腔内のケアが不十分になってしまいますので体調が安定しているときに出来るだけ歯を丁寧に磨いたり、うがい薬を使用すると良いでしょう。
最後に妊娠中にご自身が注意することをお話していきます。
まず初めに妊娠が判明した時点で必ずかかりつけの病院で申告してください。矯正中は痛み止めで薬を出したり、場合によってはレントゲン撮影をして判断することもありますので必ず申告しましょう。
先ほどのお話と重ねてになりますが、妊娠中はホルモンバランスの変化で歯茎の状態が大きく変わります。そのため、日々の歯ブラシだけでなくフロスやワンタフトブラシを使って特に丁寧な清掃が必要になります。
つわりなどで口腔内のケアが難しい場合は歯ブラシではなくヘッドの小さい歯ブラシやワンタフトで磨くといいでしょう。歯ブラシを使うことも難しい場合はフッ素入りの洗口剤を使うのも可能です。
また、妊娠中は口の中が乾燥しやすくなる傾向があり、乾燥が続くと着色の原因や虫歯のリスクが上がりますのでこまめな水分補給で乾燥を避けるよう対策しましょう。
その他、出産後は通院が難しくなる可能性が高いため、矯正治療を前倒しで調整したり、一時的矯正治療を中断することも選択肢として考えると良いでしょう。ですが、中断すると治療期間や追加料金がかかる可能性がありますので、不安な場合はかかりつけの病院と相談してみてください。
いかがだったでしょうか?
今回は妊娠中のマウスピース矯正はできるのかについてお話していきました。妊娠中は気をつけなければならないことや、体調によって調整時期が前倒しになったり中断することがあります。そのため、もし不安な際や妊娠が発覚した際はかかりつけに一度気軽に相談してみてください。
ではまた次回のブログでお会いしましょう!
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
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