『Ⅰ級矯正(小児)中の転院について』
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『Ⅰ級矯正(小児)中の転院について』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 A
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『I期(小児矯正)中の転院について』
みなさんこんにちは!
酷暑と言われる時期を過ぎてもまだまだ暑い気候が続いていますね!
皆様どうお過ごしでしょうか?過ごしやすい時期が少しでも早く来てほしいです
さて、今回のテーマはこちらです!
『Ⅰ期(小児矯正)中の転院ついて』です!
矯正治療は期間が数年単位で行うので
その期間にライフプランが変わることも珍しくありません。
小児の場合も同じように親の転勤などで矯正治療中に
転院をすることもありますので今回はそちらについて説明していきます。
それでは行ってみましょう!
【もくじ:目次】
まず初めに小児矯正についてお話していきます。
小児矯正(Ⅰ期治療)とは入乳歯が永久歯に生え変わりが始まる6〜12歳頃を対象に
顎の成長を促したり、今後生えてくる永久歯が生えるスペースを
確保する目的で行われる矯正治療のことを言います。
治療期間約1〜3年程度で行い、顎の骨の拡大や上下の顎のバランスを整え、
適切な噛み合せを作ることや口周りの筋肉トレーニングを
行うことにより歯並びの土台を作ります。土台をしっかり作ることにより永久歯への生え変わりがスムーズになったり、Ⅱ期治療を行うにあたりスムーズ、かつ場合によっては抜歯を避けることもできます。
成長には個人差があるため、生え変わりの時期や歯並びの状況も個人差がありますので開始時期はかかりつけの歯科医院と相談して適切な時期を決めます。
その他指しゃぶりや口呼吸などの口周りの悪習慣を改善するためのトレーニングを行います。
次に矯正中に転院が決まった場合についてお話していきます。
先ほど冒頭でお話した通り、矯正治療は数年単位で行うので、
その期間にライフプランや職場が変わることも珍しくありません。
これは小児矯正に関しても同様に、親の転勤などで引越しをするため、現在の医院には通えなくなってしまうこともあります。
矯正治療の途中で歯科医院を変えることは可能です。
当院の患者様の中にも転勤などで住む地域が変わってしまうので通うことが難しくなり転院をした方がいらっしゃいます。
中には地域は変わったけれど通えない距離ではないので現在も通っている方もいます。
最後に転院で注意することをお話していきます。
現在の状態の矯正治療の引き継ぎをするので、
まず初めに転院先の医院の治療方針や使用している矯正装置に対応しているかどうかの確認が必要です。
当院では金属アレルギーの方でも安心できる矯正装置やワイヤーを準備していますが、他院では金属アレルギー非対応の場合もありますので注意が必要です。
その他、転院先では治療計画を一度再検討することもあり、場合によっては一からやり直しになったり追加費用発生の可能性もあります。そのため、想定していた矯正費用より転院により費用が跳ね上がる可能性もあります。
そのため、転院しようと考えている場合は初めに転院受け入れ体制があるか医院に一度早めに確認をすることをオススメします。
その他、現在通っている歯科医院にて転院の紹介状を作成してもらったり、
これまでの治療経過がわかるレントゲン写真や口腔内写真、その他必要になる資料の準備をしてもらうようにしましょう。
そうすることでよりスムーズに転院先で矯正治療を行うことが可能になってきます。
また、先ほどお話した通り転院先に今後発生する追加費用についても確認しましょう。また、現在の医院にて費用の一部返金の場合もありますのでそちらも確認をしましょう。
いかがだったでしょうか?今回は小児矯正の転院について説明していきました!
矯正治療は数年単位で行われる治療なので転院も珍しくありません。
なので、もし今後転院するかも可能性がある場合、
親の転勤などで小児矯正が現在の医院で難しい場合は早めに相談していただけるといいですね。
では、また次回のブログでお会いしましょう!
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