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『歯冠延長術について』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『歯冠延長術について』

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『歯冠延長術について』

記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 T
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

『歯冠延長術について』

 

 

\ みなさんこんにちは!/
段々と冬の寒さになってきました。
お出かけの際はあったかくしてお過ごしください!

 

 

さて、今回のブログのテーマは『歯冠延長術について』です。
矯正治療後に、歯肉があまってしまい歯が短く見えてしまうことがあります。
その際に、外科処置で歯肉の形や骨の形を整えることがあります。
どのようにして、行っていくのか解説したいと思います!

 

 

 



 

 

【もくじ:目次】

Ⅰ:歯冠延長術とは?
Ⅱ:診断基準
Ⅲ:メリットとデメリット
Ⅳ:後戻りについて
★まとめ★

 

 



 

 

 

 

 

 

Ⅰ:『歯冠延長術(CLP)とは?』

 

 

 

 

 

外科処置により、歯肉の位置を下げることで、歯のふちを歯肉より上に出していく処置のことを言います。
上皮性付着、結合組織性付着の生物学的幅径の2.04ミリが指標とされています。

 

 

歯肉縁下う蝕(歯茎の下まで進んだムシバ)や歯がむし歯で根だけになってしまった歯、

歯の長さのバランスが悪く審美的に問題がある場合などの治療方法の1つに上げられます。

受動萌出遅延歯またはガミースマイル軽度から中度に適応されます。

 

 

 

ガミースマイルの原因は、骨格、歯並び、口周りの筋肉、歯茎や歯の大きさや歯並びが関係しており、

 

複合してガミースマイルになることが多いです。

ガミースマイルの治療方法はいくつかありますが、歯列矯正や歯冠延長術があげられます。

 

 

 

 

 

セメントエナメル境よりも歯冠側の歯質が被覆されている場合を『受動萌出遅延歯』といいます。

歯周組織がセメントエナメル境よりも歯冠側に被覆する場合を『遅延型受動萌出』といい、これは加齢に伴い継続するといわれています。

 

 

男性7%、女性14%

 

 

歯冠延長術は歯肉の整形に加えて生物学的幅径を基準に骨を削り形を整えることもあります。

 

 

 

 

 

Ⅱ;診断基準は??

 

 

適応症は以下があげられます。

 

適応症  目的
1:『う蝕』 抜歯する歯を残す ◎
2:『外傷/または破折』 抜歯する歯を残す ◎
3:『萌出不全』. 審美性の確保   ◎
4:『修復処置の必要性』 被せものの適合を良くする ◎
5:『歯根の穿孔』
6:『歯根の外部吸収』

 

 

 

 

 

 

 

 

Ⅲ:『メリットとデメリット』

 

 

 

 

 

 

歯冠延長術を受けるのに、メリットとデメリットがあります。

 

 

メリット

1・痛みや腫れがほとんどでない

2・短期間で効果が実感できる

3・後戻りが少ない

4・歯肉、骨の形を整える事ができる

 

 

 

 

 

短期間で確実に効果が期待できるのが特徴です。
麻酔をしっかり効かせてからの施術ですので施術中の痛みはありません。
術後も比較的痛みや腫れはでませんが、個人差があります。

 

 

 

 

 

 

術後一週間ほどは患部のブラッシングはできません。歯は磨くことが出来るので
丁寧に患部をよけて磨く必要があります。

 

 

 

 

デメリット
1・まれに痛みや腫れが出ることもある
2・術後1週間は患部をよけながら歯ブラシをする必要がある
3・ダウンタイムがある
4・術後は歯が大きく見える

 

 

 

 

 

 

口腔内状態により腫れや痛みが出ることがあります。基本的には痛み止めなどのお薬で緩和されます。
術後はダウンタイムがあり1週間は患部を避けながらブラッシングをします。無理やり磨いてしまうとキレイに治りません。
また、歯冠延長術は多めにかぶっていた歯肉の形を整え本来出ている歯面をだすので必然的に歯が大きく見えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

歯が大きく見えてしまうのがいやな方は歯冠延長術には不向きかもしれません。

ですが、歯が小さいほうが審美的には不利とされているので、歯を出すことによって本来の自然な口元になるとされています。

 

 

 

 

Ⅳ:『後戻りについて』

 

 

 

 

 

 

歯冠延長術は後戻りが少ないことが特徴です。

ガミースマイルの治療に用いられる、『歯肉切除術』は数ヶ月で後戻りすることがありますが、

『歯冠延長術』は後戻りが少ないです。加えて、『上唇粘膜切除術』を併用することもあり、上唇の動く範囲を同時に治療します。

 

 

 

 

 

 

 

★まとめ★

 

 

Ⅰ:歯冠延長術とは、外科処置により、歯肉の位置を下げることで、歯のふちを歯肉より上に出していく処置のこと

Ⅱ:診断基準は、齲蝕、外傷などによる破折、萌出不全、修復処置の必要性、歯根の穿孔、歯根の外部吸収

Ⅲ:メリットとデメリット

メリット デメリット
①腫れや痛みが少ない
②後戻りが少ない
③短期間で効果を実感できる
④歯肉 骨の形を整える
①まれに痛みや腫れが出ることもある
②術後1週間は患部をよけながら歯ブラシをする必要がある
③ダウンタイムがある
④術後は歯が大きく見える

 

Ⅳ:後戻りは少ない

 

 

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