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『矯正中は喫煙しても大丈夫?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『矯正中は喫煙しても大丈夫?』

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『矯正中は喫煙しても大丈夫?』

記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 A

監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

『矯正中は喫煙しても大丈夫?』

 

暦の上ではもう春ですがまだまだ肌寒さがある季節ですね!

寒さを凌ぎこれからくる春に向けて少しずつ様々な身の周りの準備をしていきましょう!

新生活や新しいことにチャレンジする季節でもあるので楽しんでいきたいですね!

ですがこの季節に多い花粉症には気を付けていきましょう!

 

さて、本日のお題はこちらです!

『矯正中は喫煙しても大丈夫?』

 

矯正している方の中にはタバコを吸っている方もいるかと思います!

矯正中にタバコを吸ったら矯正にどんな影響があるのか?

矯正装置に着色がつくのか?今回はこれらをお話していきます!

それでは行ってみましょう!!

【もくじ:目次】 

Ⅰ∶『タバコが起こす症状』

Ⅱ:『矯正中にタバコを吸うと』

Ⅲ:『身体の症状以外に起きること』

★まとめ★

 

Ⅰ∶『タバコが起こす症状』

 

日常生活でタバコを吸う方は1日に何本くらい吸っているでしょうか?

1日に1〜5本の方も入れば、1日に1.2箱吸う方もいらっしゃると思います。

 

タバコが身体や歯に起こす症状をご存知でしょうか?

タバコの作用には血液中の悪玉コレステロールを増やし、

善玉コレステロールを減らす作用があります。その影響により血圧を上昇させてしまいます。

血圧が上がってしまうと動脈硬化が起こり、

これと連動して狭心症や心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などを引き起こすことがあります。

血が固まりやすく、動脈が硬く細くなってしまうため、これらの病気を引き起こしてしまいます。

タバコを吸っていない方に比べると吸っている方の方がリスクが高く、

タバコの成分には発ガン性物質も含まれているためがんを発症するリスクも上がってしまいます。

 

病気の他にタバコにより一酸化炭素の影響で脳が酸素不足を起こしてしまいます。

酸素不足を起こすと集中力や考える力が著しく低下してしまいます。

 

その他、タバコは肌にも影響を及ぼします。

肌のシワやたるみが出来やすくなったり肌色も悪くなってしまいます。

 

一説によるとタバコを一本吸うごとに寿命が約5分弱短縮するとも言われ、一年間毎日一本ずつ吸うことで約1ヶ月もの寿命が短縮するとも言われています。

 

タバコを吸わない家族やパートナーが身近な喫煙者によって

受動喫煙を起こしてしまっている人も影響が出てきます。

 

短時間の受動喫煙だとしても、脳は酸素不足を起こすため頭痛や頻脈、

血圧上昇、その他皮膚の体温が低下してしまう症状が起きてしまいます。

 

非喫煙者が喫煙室に入ってしまった場合などでは目、のどなどの痛み、

動悸、めまいや寒気、頭痛などの症状が出やすいので注意が必要です。

受動喫煙を受けている人は受けていない人に比べると

脳卒中や虚血性心疾患のリスクは1.2倍になってしまうとのことです。

その他子供が受動喫煙によって起きる症状もあります。

気道がアレルギーにより悪化してしまう事により喘息が治りにくくなってしまうことがあります。

他には気管支炎、中耳炎などのリスクも高まります。

 

さらに風邪をひきやすく治りにくいこともあるため注意が必要です。

 

妊娠中から両親ともにタバコを吸っている場合は子供の死亡率は5倍まで跳ね上がるといいます。

 

 

Ⅱ:『矯正中にタバコを吸うと』

 

さて、ここまでは一般的なタバコを吸うと起きる症状についてお話ししていきました!

次に今回の本題である矯正中に喫煙をしても大丈夫なのかどうか?です。

 

矯正中に喫煙をすることはおすすめできません。

 

矯正中はお口の中が矯正装置をつけていない時に比べると

唾液量の減少するため、口臭の原因になってしまいます。

 

その他、矯正中は歯を動かすために骨が重要になっていますが

喫煙をしている方は骨が動きにくく、歯の動きも遅くなってしまいます

 

そのため、全体的に動きが遅くなってしまうので矯正治療の期間が結果的に伸びてしまうことがあります。

そのこととプラスして矯正治療にかかる費用や負担が増えてしまうため、

想定よりも多くの金額が必要になってしまうことがあったり、

矯正が終わった後の歯の負担が大きくなってしまうことがあるため

歯の寿命が短くなってしまうこともあります。

ライフプランに合わせて矯正治療終了期間を決めている方は喫煙をしないことをおすすめしてます!

 お子さんが矯正をしている場合は喫煙をしている親は受動喫煙をさせないように注意が必要です。

 

Ⅲ:『身体の症状以外に起きること』

 

 

ここまではタバコが起こす身体の症状についてお話していきました。

そのほかにもタバコが矯正中に起こすものがあります。

それはワイヤー矯正、インビザラインともに歯や矯正装置の着色の原因になってしまいます。

一見ワイヤー矯正は着色しないと思われますが、

矯正装置ではなくブラケット周りの歯と矯正装置の隙間に着色が溜まってしまうため、

いざ装置を外した際に着色が目立ってしまうことがあります。

 

それと同時に隙間には細菌や食べ物の残骸が入り込んでしまうことがあるので虫歯に繋がるので注意が必要です。

歯ブラシをする際にワイヤーの隙間にブラシが入りにくく結果的に着色の原因になってしまいます。

 

インビザラインに関してはマウスピースの変色や着色の原因になってしまうため

しっかりリテーナーシャインでの洗浄を行なったとしても

取れなくなっているので矯正中の喫煙はおすすめしていません。

 

★まとめ★

いかがだったでしょうか?

今回は矯正中に喫煙をしても良いのかをテーマにお話していきました。

矯正中の喫煙は様々な症状を身体に起こしてしまったり、

着色の原因になってしまうため見た目などにも悪影響が出てきます。

そのため喫煙をしている方や受動喫煙をしている方やその家族は改めて注意していきましょう。

それではまた次のブログでお会いしましょう!

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