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『矯正後の接着材が残っている場合の対処法とは?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『矯正後の接着材が残っている場合の対処法とは?』

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『矯正後の接着材が残っている場合の対処法とは?』

記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 O

監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

『矯正後の接着剤が残っている場合の対処法とは?』

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん、こんにちは!町田駅前矯正歯科でございます。

今回のお題は『矯正後の接着剤が残っている場合の対処法とは?』です

矯正治療終了後に装置を外す際に起こり得るトラブルについての対処法についてお伝えしていきます!!

ワイヤーで治療している方はブラケットと呼ばれる装置、マウスピースで治療している方はアタッチメントというものを外して保定装置へ移行します。矯正治療をしている方に必見の内容となっています!!

 

 

 

 

 

 

 

【もくじ:目次】

Ⅰ:接着剤の材料について

Ⅱ:装置を外す手順

Ⅲ:接着材が残っている時の感覚とは?

Ⅳ:もしも接着材が残っている場合の対処法とは?

⭐︎まとめ⭐︎

 

 

 

 

 

 

 

 

Ⅰ:接着剤の材料について

 

 

 

 

 

 

 

初めに矯正装置を装着する際に使用している接着材についてです。町田駅前矯正歯科では『スーパーボンド』と『オルソリーユニバーサルボンド』と『オルソリーアライナーコネクト』という材料を使用しています。

 

 

*スーパーボンド

 

歯質への優れた接着性とアクリル系レジンのしなやかで粘り強い硬化体特性をもつ化学重合型の接着剤です。一般歯科での治療など多目的に使用されています。矯正ではワイヤー矯正のブラケット装着時に使用しています。

 

*オルソリーユニバーサルボンド

 

こちらもブラケットを装着する際に使用している光重合型のレジンです。歯質に優しい表面処理材を使用し、ペースト中にはリン酸エステルモノマーを含有しているため安定した接着力を得ることができます。メタルからセラミックまであらゆるブラケットに対応しています。

 

どちらもブラケットをしっかりと接着し矯正治療を支えてくれています!!

 

 

*オルソリーアライナーコネクト

 

こちらはマウスピース矯正でのアタッチメントを装着する際に使用している材料です!

着色しにくいレジンで、幅広い天然歯の色調をカバーするユニバーサル色のため、アタッチメントと歯の境目が分かりづらくなっています。また、マウスピースの取り外しでのアタッチメント脱離に負けない耐摩耗性を有しています。

 

 

 

Ⅱ:装置を外す手順

 

 

 

 

 

 

 

矯正治療終了後は装置を外してリテーナーという保定装置に移行します。

 

【装置の除去の手順】

①ブラケットをリムーバーで外す

②残った接着材を専用の機械を使用して削る

※歯の表面を削らないように、専用の機械を使用して接着材のみを慎重に除去しています。

③接着材の取り残しがないかをレジンリムーバーで確認しながら除去

④仕上げとして歯にフッ素を塗布してリテーナーに移行します

 

マウスピース矯正後のアタッチメント除去は上記①を除いた手順で行っています。

 

 

 

 

 

 

 

Ⅲ:接着材が残っている時の感覚とは?

 

 

 

 

 

 

 

ここまで装置に使用している接着剤や装置除去の手順について説明しました。当院では装置除去の際にセメントが残っていないかを患者様の方で確認して頂き、保定期間に移行しています。

確認事項としては

 

・舌で触って尖っているところがないか

・ざらざらしている感じはあるか

 

などをお聞きしています。特に口の中は感覚が繊細です。髪の毛が1本入るくらいでも違和感を感じるほどです。装置を外した後に違和感が出ないよう、こちらでも接着剤が残らないように気をつけて除去をしていきます^_^!!

 

 

 

 

 

 

 

Ⅳ:もしも接着材が残っている時の対処法とは?

 

 

 

 

 

 

 

装置を外して接着剤を除去した時には、接着剤が残っていても気づかずに終了してしまい、家に帰ってからなど時間が経ってから「接着剤が残っているかも」と感じることがあるかもしれません。対処法としては、

 

✳︎かかりつけの矯正歯科へのご連絡✳︎

 

をお願いしています。もしも接着剤が残っていたら当院ではすぐに対応いたします。

自己判断で除去するのは、エナメル質が傷つく恐れがあるので行わないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

⭐︎まとめ⭐︎

Ⅰ:装置に使用している接着材は用途に合わせて使用しており接着力が高く、矯正治療をスムーズに進められるように支えています。

Ⅱ:矯正終了時に装置を外す際には歯の表面を傷付けないように注意を払いながら処置をおこなっています。

Ⅲ:口の中の感覚は繊細です。接着材のザラザラ感や尖った感じなど違和感のないように仕上げていきます。

Ⅳ:もしも接着材が残っていると感じましたらかかりつけの矯正歯科にご連絡をおねがいしています。自己判断で除去しないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか??今回は『矯正後の接着材が残っている場合の対処法とは?』についてでした。使用している材料などについても簡単にまとめてみましたので、矯正中の方などには参考になっていたらと思います!!

 

 

 

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