『歯科矯正で使用されている金属の種類は』
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『歯科矯正で使用されている金属の種類は』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 A
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『歯科矯正で使用されている金属の種類は』
爽やかで過ごしやすい日が増えてきましたね!
新年度の慌ただしさも落ち着いてきたのではないでしょうか。
皆様新生活には慣れてきましたか?あまり力まず、ゆっくり慣れていきましょう!
さて、今回のテーマはこちらです!
『歯科矯正治療で使用されている金属の種類は』です!
矯正治療の際に使用している器具は金属が多く、とても種類があります。
金属アレルギーの方は特に不安に思うことが多いかもしれません。
そのため今回は不安に思う方や、歯科矯正の器具について興味がある方に向けて
歯科矯正で使用している金属についてお話していきます。
それでは行ってみましょう!
【もくじ:目次】
まずは歯科矯正で一般的に使用されている金属についてお話ししていきます。
一般歯科や歯科矯正ではたくさんの金属を使用しています。
補綴物に金属を使うこともあり、歯科矯正では矯正器具のブラケットやワイヤーに金属が使われています。
一般歯科で多く使用されている金属は「金銀パラジウム合金」です。
この金属は主に一般歯科治療での銀歯(インレー、クラウン、入れ歯やブリッジ)の材料に使われています。
この金属は合金という様々な種類の金属を混ぜ込んであります。
歯科で使われている金属は口の中に使用しても身体に害のない、かつ様々なお口の中の環境に対応できるものです。
一方歯科矯正で多く使用されている金属は
ステンレス、チタン、ニッケル、コバルト、クロムなど。こちらも様々な金属を使用しています。
各金属で利点があり、患者様の矯正の進みによって使う金属が異なります。
先ほどは簡単に歯科で使われている金属について名前をあげていきました。
次にその金属についての特徴と、当院で使用している金属についてお話していきます。
•ステンレス
この金属は硬くしっかりしており、歯科矯正の際にワイヤーで使用されています。
アレルギーが出にくいと言われている金属でもあります。
•チタン
この金属は他の金属に比べて特に金属アレルギーになりにくく、
一般歯科治療ではインプラントにも使用されています。その他、代用骨にも使用されています。
•ニッケル
この金属もステンレスと同様に歯科矯正にて多く使われています。
このニッケルに関しては歯科矯正には欠かせないブラケットやワイヤーに多く使われています。
ステンレスに比べると柔らかく、矯正を始めたばかりの頃のワイヤーに多く使用されています。
•コバルト、クロム
この金属もニッケルと同じくブラケットやワイヤーに多く使われています。
その他矯正後のリテーナーなどにも使われています。
この金属は咬合圧による変形が起こりにくいと言われています。
当院で使われている金属に関してはステンレス、ニッケル、チタンを多く使用しております。
ブラケットやワイヤーに多く使用しており、
ワイヤーのサイズアップにニッケルとステンレスで矯正を進めています。
その他ゴムメタルと言われる歯の移動に適したチタン合金も使用しております。
ここまでは金属についてお話をしていきました。
読者の中には金属アレルギーが心配な方や、矯正をしたいけれど金属アレルギーで出来るかが不安という方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
当院では金属アレルギーの方でも安心して矯正治療を受けることができるよう、
金属アレルギー用のブラケットとワイヤーを備えています。
ブラケットに関しては金属アレルギーの方専用の第一大臼歯と第二大臼歯はチタン製のもの、
前歯や小臼歯用にはセラミックのブラケットを準備しております。
ブラケットとは別にワイヤーに関しては先ほどの金属の説明最後にお話したゴムメタルと言われる
金属アレルギーの方専用のワイヤーを準備しております。
そのため、当院での患者様の中には金属アレルギーの方もいらっしゃいますが、
アレルギー反応を起こさずに矯正治療を行っています。
いかがだったでしょうか?今回は歯科で使用されている金属についてお話をしていきました。
金属アレルギーの方にも安心して矯正歯科治療が行えるように当院では準備していますので、
もし矯正を悩んでいる方、金属アレルギーがあるが一度相談してみたい!という方は
ぜひ一度気軽に当院で矯正相談をしてみてください。それではまた次回のブログでお会いしましょう!
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
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