『金属アレルギーを放置するとどうなる?』
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『金属アレルギーを放置するとどうなる?』
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記事制作と記事編集:矯正専門歯科衛生士 A
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長
『金属アレルギーを放置するとどうなる?』
みなさんこんにちは!
梅雨も明けて太陽が眩しい季節になってきましたね。
今後本格的に夏の到来を感じやすくなるので日々の体調管理に気をつけていきましょう!
夏ならではの予定も忘れずにたくさん楽しんでいけるといいですね!
さて、今回のテーマはこちらです!
『金属アレルギーを放置するとどうなる?』です!
皆様アクセサリーなどは着けますか?
私は休日には色々なアクセサリーを着けるのが一つの楽しみになっています。
ですがアクセサリーには金属が使われている事が多いため、読者の方の中には金属アレルギーの方もいらっしゃるかと思います。
今回は金属アレルギーを放置するとどうなるのかについて今回はお話していきます!
それでは行ってみましょう!
【もくじ:目次】
まず金属アレルギーはどのようなものかお話していきます。
金属アレルギーとは自身の汗や唾液により溶け出した特定の金属に対して身体が「異物」と判断をし、免疫反応を起こすことを言います。
ピアスやネックレス、ジーンズのボタンなど金属を使用しています。
その他歯科では補綴物や矯正器具などにも多くの金属が使用されていますので注意が必要です。
この免疫反応が引き起こされると身体に症状が現れます。
★かゆみ
★赤みやかぶれ
★水ぶくれや湿疹
この症状は金属に触れていた部分で出ることが多いですが、症状が酷い場合はその他の金属に触れていない部分も広がる事があります。
歯科関係の場合ではお口の中でアレルギー症状が起こります。
口内炎や歯肉炎、その他舌の痺れや味覚異常、口角の腫れの症状が出ます。
悪化するとお口の中だけでなく先ほどあげた皮膚の症状や頭痛、肩こりや倦怠感、めまいや吐き気も起こります。
次に金属アレルギーを放置すると起きることについてお話します。
金属アレルギーは遅延型アレルギーと言われているため、発症までに時間がかかることが多く、個人差はありますが24〜48時間経過、または数年後に突然症状が現れることが多いです。
金属アレルギーの初期症状として金属と接触した部分に小さな湿疹、赤みやかゆみが現れます。
ですがアレルギー症状を放置したままにしておくと初期の症状が改善するどころか、発熱や倦怠感など症状が重度になっていき日常生活に支障が出てしまいます。
金属アレルギーは一度発症すると一生治らないと言われているため、重度の症状を改善するにも数週間から数ヶ月以上かかってしまいます。
そのため出来るだけ金属アレルギーを発症しない、発症してしまった場合はなるべく最小限で発症を抑えるために金属を避けてもらうのが良いでしょう。
先ほどお話した通り、金属アレルギーは発症すると一生治らないと言われています。そのため発症を避けるため日々の注意が必要です。
まず予防策として、アレルギーの原因となる金属を避ける、または金属との接触時間を減らすことが大事になります。
金属アレルギーの発症原因になりやすい金属は主にニッケル、コバルト、クロムなどが多いです。これらの金属を使用したアクセサリーや身につけるものは避けたほうがいいでしょう。
特に汗をかきやすい時期は発症しやすくなってしまう事が多いので汗をかいたらすぐに拭く、金属類は外す、または直接肌と接触させないために服の上に金属をつけて工夫をするとより良いでしょう。
その他、金属のアクセサリーなどは清潔に保つのも忘れずに。
また、お口の中に金属の補綴物がある方はなるべくセラミックなど金属を使用していないものに作り変えることをおすすめします。
いかがだったでしょうか?
今回は金属アレルギーについて、放置するとどうなるのかについてお話していきました。アクセサリーやピアスは様々な種類があるため、出来るだけ金属アレルギーを発症せずにつけたい方も多いと思いますのでこのブログで少しでも日々の中で対策ができるといいですね。
また金属アレルギーがあるけれど矯正を考えている方もいらっしゃると思います。
当院では金属アレルギーの方対応の矯正装置もありますのでお気軽にご相談ください!それではまた次回のブログでお会いしましょう!
町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正
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