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『矯正治療で痩せるのは本当なの!?(知恵袋)』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『矯正治療で痩せるのは本当なの!?(知恵袋)』

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『矯正治療で痩せるのは本当なの!?(知恵袋)』

『矯正治療で痩せるのは本当なの!?(知恵袋)』

 

『矯正治療でやせるのは本当なの!?』

 

 矯正治療を始めると痩せるという話をよく耳にします。実際にはどういった経緯で痩せることの繋がるのか、原因は何なのか、今回は矯正治療と痩せることに関しての繋がりをお伝えしていきます。

 

【目次:もくじ】

原因➀矯正治療中の歯の痛みや違和感で食事は進まない

原因②歯磨きが難しくなるので億劫で間食をしなくなる

原因③噛む回数が減り、咬筋が痩せてしまう

◎まとめ

 


 

原因➀矯正治療中の歯の痛みや違和感で食事は進まない

 

 矯正治療期間は、矯正装置をつけたり、月々の調整により矯正のワイヤーが太いものに変わるなど歯を動かす際に痛みや違和感が生じます。特にお食事などで物を噛む際により痛みが強くなるため食事が億劫になる患者様もいらっしゃるかもしれません。

 

矯正の痛みは個人差はありますが、3日~1週間続きます。 痛みが強い場合には、食事をするのに時間がかかる場合があります。そのために満腹感を感じるのが早くなることがかもしれません。

食事が思うように摂れないことによって一時的に痩せてしまう原因に繋がります。

 

歯を動かすことによる痛みは、大体3日から1週間で落ち着いてきます。痛みがあるうちは主におかゆや雑炊、お豆腐など柔らかく、あまり噛まなくても良いものを食べていただくくようにしていただきますが、落ち着いた後は粘着性のもの以外であれば食べていただけます。

 

なるべく歯に力がかからない柔らかい物でしたら、矯正の痛みに配慮した食事ができます。

硬いものを食べる際には、小さくしていただいて奥歯で噛んでいただくようにしていただくなど食べ方に違和感が出るかと思いますが、段々と慣れてきます。

 

矯正装置をつけた当初は、食事をうまく摂れずに痩せてしまう可能性もございますが、慣れてきたり、痛みが無くなれば問題なく食事が摂れるため、痛みや違和感が原因で痩せてしまった場合には戻ることの方が多いです。痩せたからと言って食べてしまうリバウンドには要注意です!

 

油断した後のリバウンドには要注意です!

 


 

原因②歯磨きが難しくなるので億劫で間食をしなくなる

 

矯正装置がつくことによって歯磨きが難しくなり、食事の回数が減ったり、間食をしなくなることで痩せる可能性があります。

個人的な経験からも歯ブラシの頻度と時間が増えるので、圧倒的に間食の回数は減ります。

 

ワイヤーがついている装置であれば食後の歯磨きは必須になり、歯磨きをしなければ装置まわりに食べかすが挟まってしまうなど見た目も気になります。

そのため、歯磨きが億劫になり食事や間食の回数が減ってしまう患者様もいらっしゃいます。

またマウスピース矯正であっても食後、間食後に歯磨きをせずにマウスピースを装着してしまうと高確率でむし歯になってしまいます。なぜなら汚れた細菌の固まりをマウスピースで蓋をしてしまい、唾液の防御作用を抑制してしまうからです。

 

マウスピース矯正はマウスピースがない状態での歯ブラシは容易ですが、しっかり磨かないと逆にワイヤー矯正よりもマウスピースの中で虫歯が発生してしまいます。

 

 必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着していただくこととなりますが、マウスピース矯正は1日20時間から22時間(ほぼ終日使用)マウスピースを装着する必要があるため食後、間食後はすぐに歯磨きをしなければなりません。

そのためワイヤー矯正と同様に歯磨きが億劫になってしまう可能性も高いです。

 

矯正治療の期間は、2年から3年間に及ぶこともあり、食事の回数や間食が減ることが日常になれば継続するため痩せる原因になります。

 

矯正治療を機に痩せられたい方であれば、意図的に上記のようにしていただくと痩せる効果がでるかと思いますが、あまり痩せたくない方であれば食後や間食の回数は減らさないように心掛けて下さい。歯磨きが億劫なようであれば、ワイヤー矯正の場合うがいだけでも何もされないよりかは食べかすの残り方が違います。

 

どちらにしても健康状態に影響が出てしまわないように注意をしてください。

 

痩せすぎの方は逆に矯正治療によってさらに痩せてしまう可能性がありますので、要注意です!矯正も大事ですが、まずは健康第一です。

 


 

原因③噛む回数が減り、咬筋が痩せてしまう

 

矯正治療中の痛みや違和感により、食事を噛む回数が減ってしまうと咬筋(頬の咬む筋肉:食いしばるとギュッと収縮する筋肉です)が痩せてしまいます。咬筋が痩せると実際に体重が減るということではないですが、お顔が小さくなったように見えます。これは専門用語では『廃用性委縮』と言います。これは、体も精神もそうですが、使わないとどんどん衰えていくということです。衰えたことにより筋肉などが委縮していってしまうことのことを言います。

 

咀嚼筋の代表的な筋肉が『咬筋』です。他にも側頭筋や外側翼突筋などがあります。

しかし、痛みや違和感が緩和もしくは無くなればしっかり噛んでお食事できますので咬筋も元に戻ります。ヒトの順応の力はすさまじく、慣れていってしまいます。患者さんでも頬がコケた感じになる方も稀にいらっしゃいますが、数か月でまた元に戻ってくる方がほとんどです。ボトックスなどは、ボツリヌス毒素などの筋肉を強制的に収縮させるお薬を咬筋に注入して『エラのハリ』を一時的に取り除きますが、やはり最終的には戻ってきます。やはりヒトの順応の力はすさまじいですね。

 

ボトックス風景:直接咬筋にボツリヌス毒素を注射し、咬筋をは委縮させます。

 

矯正治療の歯を動かすことにより生じる痛みや違和感で矯正装置がつく以前のようなお食事が摂れなかったり、歯磨きをするのが億劫で食事や間食の回数が減ることによって痩せてしまうということはあります。

 

矯正治療開始時に痛みや違和感が強く、慣れていないことから大きく痩せることがありますがその後は慣れによって元の戻ることが多いです。

 

痩せてしまうことが心配な方でも、矯正治療の影響で健康状態に害がでてしまう程に痩せてしまう患者様はいらっしゃったことはございませんのでご安心していただき、痩せることを歓迎される方であれば矯正治療をひとつのきっかけとされてダイエットされることも良いかと思います。

 

矯正治療がダイエットのきっかけになれば、一石二鳥ですね!さらに美しさに磨きがかかりますね!

【まとめ】

 

☑歯を動かす痛みや違和感で食事が満足に摂れず、一時的に痩せてしまう恐れはあるが3日から1週間で治まるのでそれ以降は問題なく食事できる。

☑食後、間食後の歯磨きが億劫になってしまい、食事などの回数を減らすことにより痩せる可能性はある。

☑痛みや違和感によって、物を噛む回数が減り、咬筋が痩せることで顔が小さくなり、痩せてしまったと感じる方もいるが、痛みや違和感に慣れてしっかり物を噛めば咬筋も元の戻る。

『素敵な矯正ライフを!!』

 


 

記事投稿および編集:K(矯正専門歯科衛生士)

記事監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

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