町田駅前矯正歯科
町田駅前矯正歯科
MENU
WEB予約 042-732-5775

『矯正治療中の痛みを和らげる方法とは?』|町田の矯正歯科専門の歯科医院|土日診療-町田駅前矯正歯科

『矯正治療中の痛みを和らげる方法とは?』

Blog

『矯正治療中の痛みを和らげる方法とは?』

『矯正治療中の痛みを和らげる方法とは?』

記事作成および編集:I(矯正専門衛生士)
監修:渡邉 博人 日本矯正歯科学会認定医/町田駅前矯正歯科医院長

 

 

矯正治療を始めるにあたって、治療に伴う痛みについて、気になる方が多いでしょう。

骨の中に 埋まっている歯を動かしていくため、高確率で痛みが生じます。

今回は矯正治療の痛みを和らげる方法について解説します。

 


 

【目次】

①矯正治療中に起こる痛みの種類

②痛みを感じる期間

③痛みを和らげる方法

★まとめ★

 


 

①矯正治療中に起こる痛みの種類

 

矯正治療中に起こる痛みは大きく分けて3つあります。

❶歯が動く痛み

歯は歯茎の中の歯槽骨に支えられており、移動させたい方向に引っ張ると、

骨が吸収されて動きます。

骨が吸収される時にプロスタグランジンという痛みを感じさせる物質が放出されます。

この 物質が原因で、ワイヤーを装着してすぐや、

太いワイヤーに変えた時などに痛みを感じやすくなります。

 

❷装置が粘膜に当たる痛み

ワイヤーやブラケットなどの矯正装置を付け始めの頃は、

装着の動作に慣れていないため、唇・ 頬の内側・舌などに装置が当たって口内炎ができる場合があります。

慣れてきても歯の移動によって今まで当たっていなかった箇所に当たるようになり

口内炎ができることもあります。

また、歯が並んでくるとワイヤーが余って1番後ろの装置から飛び出てきてしまうことがあります。

この場合、ワイヤーが頬の内側に刺さって痛みを感じてしまうことがあります。

 

❸食べ物を噛んだ時の痛み

矯正治療をしている時の歯は常に力がかかっている状態であるため、とても敏感な状態です。

そのため、硬い食べ物を噛んだり、上下の歯を噛み合わせたりしただけでも痛みを感じる場合があります。

 

②痛みを感じる期間

歯が動く痛みと食べ物を噛んだ時の痛みは長く続くわけではなく、矯正治療が進むにつれて軽減する傾向にあります。

痛みの感じ方には個人差があり、全く感じない人もいれば痛みを感じすぎる人もいます。

一般的には矯正装置を付けてから2~3時間後に初期段階の痛みを感じ始めます。

翌日以降にピークを迎えますが、3日ほど経つと緩和され、長くても1週間程でほとんど痛みを感じなくなります。

1ヶ月に1度ワイヤーを太くするなどの調整を行いますが、その際に再度痛みを 感じやすくなる傾向があります。

装置を付けた最初の頃や、歯並びの微調整を行った時に装置が頬や唇に当たりやすくなり、口内炎ができる場合があります。

その際は、痛みのピークに達するまで3~4日かかりますが、1週間ほどで自然と治ります。

 

③痛みを和らげる方法

歯が動く痛みを和らげる方法は2つあります。

1つ目は鎮痛剤を服用する方法です。

矯正治療を行っている間は骨の吸収と再生を繰り返しているため、炎症が起こっている状態です。

どうしても痛みに耐えられない場合は鎮痛剤を飲むようにしましょう。

しかし、鎮痛剤を多用したり長期にわたって摂取したりすると、

歯の動きを鈍らせてしまう可能性があるため気をつけましょう。

 

2 つ目はお湯を口に含む方法です。

矯正治療に使用されているワイヤーは形状記憶合金であるため、

お湯を口に含むと締め付ける力が若干弱まる場合があります。

そうなると少し痛みが和らぐことがあるため、試してみてください。

しかし、マウスピース型の矯正装置をはめている人は40 度以上のお湯に当たると

変形してしまう可能性があるので注意が必要です。

 

装置が粘膜に当たる痛みについては、矯正用のワックスを使用してみましょう。

矯正用のワック スは「歯科用粘膜保護剤」とも言い、装置を覆うように塗布すると装置の当たりが柔らかくなります。

ワックスにも種類があり、ちぎって塗布するだけのタイプのほか、

2種類のシリコンを混ぜて塗布すると固まって外れにくいタイプのワックスもあります。

また、ワイヤーが飛び出て粘膜に刺さって痛い場合の応急処置としても使用することができます。

 

口内炎ができてしまった際は口内炎用の塗り薬や飲み薬を試してみたり、食事に気をつけましょう

口内炎については2023/3/ 25投稿の『歯科矯正中に気になりやすい口内炎の原因と予防』をご覧ください。

食べ物を噛んだ時の痛みは治療が進むにつれ、だんだんと治まりますが、

痛い間は無理せずなるべく柔らかいものを食べるようにしましょう

 

★まとめ★

①矯正治療中に起こる痛みの種類として、歯が動く痛み、装置が粘膜に当たる痛み、食べ物を噛んだ時の痛みがあります。

 

②歯が動く痛みと食べ物を噛んだ時の痛みは、治療が進むにつれて軽減する傾向にあります。

装置が粘膜に当たって口内炎ができた場合、1週間ほどで自然と治ります。

 

③歯が動く痛みを和らげる方法は鎮痛剤を服用することとお湯を口に含むことです。

装置が粘膜 に当たって痛い時は歯科用ワックスを使用してみてください。

口内炎ができた時は口内炎用の薬 や食事に気をつけてみてください。

食べ物を噛んだ時に痛みを感じる時は柔らかいものを食べるようにしましょう。

診療のご予約・無料相談

町田の矯正歯科・マウスピース矯正(インビザライン)、裏側矯正(舌側矯正)、部分矯正

町田駅前矯正歯科:
https://machida-kyosei.com/
電話番号:042-732-5775

診療のご予約・各種治療のご相談は下記よりお気軽にご連絡ください。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ